日本時間の3月26日から27日にかけて、2つの発見されたばかりの小惑星が、相次いで月の軌道の内側に入り込んできました:
- 2 Small Asteroids Give Earth a Close Shave (2つの小形小惑星が地球とニアミス)
1つ目の小惑星は〝2012 FP35〟で、直径9m弱(観光バスのサイズ)。日本時間26日午後2時51分に、地球から15万4000kmのところを秒速約14km(時速約5万1000km)で通過していきました。
2つ目の小惑星は〝2012 FS35〟で、直径約3m(小型車サイズ)。日本時間27日午前2時9分に、地球から5万8000kmのところを秒速約5km(時速約1万7000km)で通過していきました。
〝2012 FP35〟や〝2012 FS35〟は、新たに発見された小惑星に暫定的に付与される仮符合です。この命名法については以下を参照してください:
関連記事
- カ ナダで大火 球 (08年 12月 8日)
- 地球のス トーカー (09年 1月 26日)
- 今夜、小惑星 が地球接近 (09年 3月 2日)
- 小惑星 2009 FH が地球に接近 (09年 3月 19日)
- 小惑星「2009 VA」が地球を掠めた (09年 11月 13日)
- 小惑星が地球 を掠める (10年 1月 13日)
- 小惑星が 地球を掠める (続報) (10年 1月 20日)
- 奇妙な 「彗星」 (10年 2月 3日)
- 太陽面を横切 る謎の物体 (10年 2月 9日)
- 「はヤぶさ」に知能? (10年 4月 1日)
- エイプリル・フール (10年4月2日)
- 小惑星 2010 GA6 が地球近傍を通過 (10年 4月 12日)
- 小惑星 2005 YU55 が地球近傍を通過 (10年4月30日)
- Naming X ― 天体 X に名前をつけよう (10年5月4日)
- 「はやぶさ」が地球を撮影 (10年5月18日)
- 小惑星 2010 KQ (10年5月28日)
- 「はやぶさ」の地球帰還 (10年6月13日)
- 「はやぶさ」の地球帰還 (続報) (10年7月7日)
- 東海3県で謎の「爆発音」 (10年8月8日)
- 東海3県で謎の「爆発音」 (続報) (10年8月25日)
- 2つの小惑星が地球に接近 (10年9月8日)
- 今夜、小惑星が地球直近を通過 (10年10月12日)
- 今夜、小惑星が地球直近を通過 (続報) (10年10月13日)
- イトカワはどこだ? (11年1月4日)
- 小惑星が地球に記録的大接近 (11年2月5日)
- 地球と同じ軌道をまわる小惑星を発見 (11年7月30日)
- 小惑星ベスタ (11年8月3日)
- 小惑星 2005 YU55 が再び地球接近 (11年9月14日)
- 予想より少なかった地球接近小惑星 (11年10月1日)
- 2つの小惑星が地球に接近・通過 (11年10月1日)
- 航空母艦サイズの小惑星 2005 YU55 が地球接近 (11年10月27日)
- 小惑星 2005 YU55 の姿 (11年11月8日)
- 星空を駆け抜ける小惑星 2005 YU55 (11年11月10日)
- 小惑星 2005 YU55 の画像 (11年11月12日)
- 小惑星エロスが地球接近 (12年1月22日)
- 新発見の小惑星 2012 BX34 が接近通過 (12年1月28日)
- ツングースカ級小惑星が地球接近 (12年2月27日)
- 2040年のアルマゲドン (その1) (12年2月29日)
- 2040年のアルマゲドン (その2) (12年3月1日)
- ツングースカ級小惑星が地球接近 (続報) (12年3月7日)
- ツングースカ級小惑星が地球接近 (続報-2) (12年3月9日)