この源泉は「月の湯」とよばれ、「平安末期の1150年ごろ、山崩れにより湯がわき出」たもので、「市内の温泉旅館で最も歴史が古い佐藤旅館は、月の湯を源泉の一つとしてきたが、20年ほど前に湯量がほとんどなくなり、利用をやめていた」のだそうです。
源泉が復活しているのに気づいたのは今年 8月のこと。「平成20年(2008年)岩手・宮城内陸地震」(2008年 6月 14日発生、M7.2)が何らかのきっかけになったと推測されています。
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