1月30日から2月1日にかけて、青森県むつ市、横浜町、野辺地町の海岸に大量のイワシ(マイワシ)が打ち上げられました。陸奥湾に面する約40kmの範囲にイワシが散らばっているとのこと。原因は寒波による海水温の急激な低下とみられています。
「この辺一帯、全部が銀色に(イワシが)敷き詰められていた」「これだけの量が打ち上がったのは初めてではないか」(横浜町漁業協同組合)、「断定はできないが、この時期、本来はもう少し南の暖かい海域にいるイワシが何らかの理由で陸奥湾に迷い込み、このところの寒さで海水温が急激に低下して大量に死んだ可能性がある」(東北区水産研究所):
- 青森 陸奥湾の海岸に大量のイワシ (NHK、動画あり)
- イワシ 大量に打ち上げられる 陸奥湾沿岸、寒波の影響? (毎日新聞、写真有り)
- 海岸にイワシびっしり 一面銀色!寒すぎて大量死か (テレビ朝日、動画有り)
なお、『ツリホウ』の記事によれば、「最近ではロシアのサハリンでも似たような大量打ち上げの事例が報告されている」とのことです。