3月29日、福井県越前町(地図)で、定置網に体長7.2m、体重3.9トンのミンククジラが入っているのが見つかりました。「クジラは数年に1度かかるが、これほどの大きさは久々」:
- 越前漁港に7m超のミンククジラ 定置網で捕獲、漁師も驚き (写真あり)
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好奇心のみちびくところ、どこへでも
この星座を、おとめ或いは女神の姿と見たのは、一等星スピーカが、すみ切った美しい白光で輝いているためとする学者が多い。これは、東に約三十度をへだてた、うしかい座のアルクトゥールスの、はなやかな金じきと見くらべると、よくうなずける。まことに、胸のおくまでも清められるような色と瞬きで、日本の名「しんじゅ星」も、よくこれを生かしている。
撮影された虹は、実は普通の虹に過ぎません。珍しく見えるのは、虹の出ている時の太陽が非常に高い位置にあるからです。虹の中心は精確に太陽の対蹠点(観察者を挟んで太陽と正反対の位置)にあるので、高度の高い太陽が遠方の雨滴に反射すると、頂上部だけが見える低い虹が見えることになります。この時、虹の残りの部分は地平線の下にあるのです。
ビル・ポージィ議員(フロリダ州選出、共和党): もし、地球との衝突コースに乗っている大きな小惑星が今日発見され、衝突まで3週間しかないとわかった場合、NASAはどのような対応をとるのですか?
チャールズ・ボールデン NASA長官: 議員へのお答えですが、もし衝突まで3週間しかないとしたら、NASAにできるのは祈りなさい(神に祈りを捧げて救いを求めなさい)とアドバイスすることだけです。NASAが3週間ではなすすべがないのは、(予算不足のせいで対策を講じるのを)これまで何十年にもわたって先送りしてきたからです。
NASAは、地球に接近する直径1km以上の天体の95%をこれまでに発見し、監視している。ホワイトハウスの科学アドバイザーであるジョン・ホルドレン氏は、「1kmかそれを上まわるサイズの小惑星は人類の文明を滅亡させる可能性がある」と、同じ聴聞会で証言している。
その一方で、一つの都市を消滅させる可能性があるため〝シティ・キラー〟と呼ばれる直径50m前後の小惑星は総数1万個と推定されているが、その約10%しか見つかっていない。このサイズの天体は、平均して約1000年に1度の頻度で地球に衝突すると推定されている。
そういったことはないですね。ネットで数値を公開しているのですが、河口湖の計測器に不具合が出ていて、現在は公開をやめています。3月頭に機器を補修した時に、変な数字が一瞬表示されていたんです。それをご覧になったのでは。
十勝岳周辺の温泉の Cl/SO4 比の時間変化 (クリックで拡大) Credit: 地方独立行政法人 北海道立総合研究機構 地質研究所 |
NASAジェット推進研究所(カリフォルニア州パサディナ)の地球近傍天体(NEO)プログラム・オフィスによる最新の軌道計算では、〝2013 A1〟(サイディング・スプリング彗星)は火星から30万km以内を通過しますが、この距離よりももっと火星に近いところを通過する高い可能性があります。NEOプログラム・オフィスが2013年3月1日までの観測結果にもとづいて推計したところでは、この彗星は火星の表面から約5万kmのところを通過します。この距離は、最外側を周回する衛星ダイモスと火星表面の距離の約2.5倍に相当します。[訳注:地球から月までの距離は約38万km、気象衛星や放送衛星などの静止衛星までは約3万6000km。]
科学者たちは2012年10月までの観測で得られたデータにもとづいてサイディング・スプリング彗星の軌道を計算しました。さらに多くの観測データが集まるにつれて、軌道計算の精度は向上します。現時点で言えることは、火星はサイディング・スプリング彗星が取りうる軌道の範囲内にあり、衝突の可能性が排除できないということです。しかしながら、衝突の可能性は現時点で600分の1未満であり、今後の観測がもたらすデータによって火星への衝突の可能性が完全に排除できることでしょう。
火星への接近中、サイディング・スプリング彗星は、火星上の探査機[訳注:オポチュニティやキュリオシティ]から見て0等級かそれ以上の明るさになると見込まれます。地球から見た場合、サイディング・スプリング彗星は肉眼で見えるほどの明るさにはならないと予測されますが、8等級ほどの明るさになるので、南半球では2014年の9月中頃に双眼鏡や望遠鏡を使って観測できるようになるでしょう。
サイディング・スプリング彗星は太陽系外側のオールトの雲から100万年以上の旅をしてやって来た、とNEOプログラム・オフィスの科学者たちは推定しています。短周期の彗星はたびたび太陽に接近するために揮発性のガスが欠乏していることが多いのですが、この彗星はそれをたっぷりを持っている可能性があります[訳注:長く立派な尾を引いて明るくなる可能性がある]。
島根半島の活断層は1995年以後の見直し調査で発見され、宍道断層と名づけられ、C級に属します [注:平均のズレ速度が1年あたり0.01~0.1mm]。
「活断層の長さがこれまでの予想以上に長い。だから大地震が発生する」と学者は強調します。では、その大地震はいつ起こるのでしょうか。鳥取県西部から島根県全域にかけては、『出雲風土記』の書かれた時代から今日までの千数百年間に、被害をともなうような地震は3回しか起こっていません。880年の出雲地方の地震(M7)、1872年の浜田地震(M7.1)、2000年の鳥取県西部地震(M7.3)です。1978年の鳥取県中部の地震(M6.1)、1989年の鳥取県西部の地震(M5.4)がありますが、被害はほとんどありませんでした。
この地方は大地震に見舞われることがきわめて少ないのです。原発が今後100年間稼働したとしても、その間に宍道断層が動いてM7クラスの地震が起こることはほとんどないと考えるほうが自然です。また、原発の建物は耐震性です。過去の地震活動も原発の耐震性も考えず、断層の長さだけから原発の危険性を説く学者の態度は、ただ不安をあおるだけの無責任な発言です。
現在、ある作り話が広まっています。ハーバート・レイモンド・ブラウン教授なる人物からのもので、DA2013cl2 という直径300mの小惑星が、3月25日に大西洋(あるいはカナダ、あるいはメキシコ)に衝突する、というものです。この衝突によって、数百万人が死亡し、残りの人類もその後すべて死に絶えるとされています。
これは作り話です。作り話であることはいくつもの証拠によって明らかです。
- 物語に添えられている写真は〝C/2011 L4〟パンスターズ彗星のものであって、小惑星ではありません。
- 〝DA2013cl2〟は実在の小惑星の名前ではありません。小惑星のうち、〝4 Vesta〟のような固有名を持つもの以外は、〝2012 DA14〟のように、年、アルファベットの識別子、数字の識別子を組み合わせて命名されます。〝2013 CL2〟という名前の小惑星は実在しますが、地球のそばにやって来ることはありません。〝2013 CL22〟という小惑星も実在しますが、2064年に地球に衝突する確率が 1千万分の1 とされており、うわさの内容とは合致しません。
- 直径300mの小惑星による衝突は、TNT火薬換算で1110メガトンのエネルギーを放出し、直径4.6kmのクレーターを形成する深刻なものですが、人類の文明を滅ぼすほどの威力はありません。白亜紀と第三紀の境目で衝突し恐竜を(少なくとも部分的に)絶滅に追いやった衝突天体は直径10km程度とされています。
- この作り話を広めているさまざまな投稿(書き込み)を別として、ハーバート・レイモンド・ブラウンという名の天文学教授は存在しません。
- 災害をもたらす可能性のある小惑星のリストには、(今のところ)いかなるハイリスクの小惑星も見当たりません。
2013年1月22日09時台と27日の09時台を中心に、蔵王山付近を震源(やや深い場所と推測とする低周波地震が一時的に連続して発生した。それ以外の期間、火山性地震は少ない状況で経過し、期間を通して空震計及び表面現象に変化は認められなかった。
火山性微動は観測されなかった。
火山性微動・低周波地震の活動にともない超長周期震動が発生した。
蔵王山では、2013年1月22日~28日に、火山性微動ならびに低周波地震が繰り返して発生した。この中で、22日に3回の超長周期震動が認められた。
超長周期震動の震源域は、刈田岳の南側、深さ数kmと推定される。
推定された震源域は、過去の群発地震活動域に対応。傾斜変動とも調和的。
2013年1月初旬から微小な地震活動が観測され始め、1月中旬頃からやや増加し始めました。その後、2月10日と16日などにやや大きめの地震が発生しましたが、2月18日頃からは地震活動が収まりつつあります。
今回の地震活動で、気象庁が情報発表に用いている湯本の震度計で震度1以上を観測した地震はありません。温地研が独自に大涌谷に設置した震度計では、これまでに震度1~3相当の揺れになった地震を合計10回程度観測しています。
上記の地震活動は深さ0~4km程度の浅い場所で発生しています。ですので、地震の原因はマグマの直接の影響ではなく、地下深部の変化の影響を間接的に受けたものです。
これらのことから、現在は噴火を心配するような状況にはありません。ただし、浅い微小な地震は熱水や火山性ガスの上昇が関係して起きていることも考えられます。それらが、局所的でも地表に現れた場合には、注意が必要です。
この中では、2001年の活動が最も規模が大きく、今回よりも多くの地震が観測されました。また、地殻変動量も大きく、地震活動の期間中に大涌谷の蒸気井の暴噴が生じたほか、地震活動が終わった後に上湯場で噴気・地熱地帯の拡大などの変化が現れ、今も継続しています。
中岳第一火口では、2月11日以降から孤立型微動が1日あたり200回以上と多い状態が継続していましたが、3月4日以降は1日あたり2~6回に減少しました。
4日、5日、6日に実施した現地調査では、二酸化硫黄の放出量は1日あたり400トン(前回2月21日300トン)と少ない状況でした。また、湯だまり量は9割、温度は56~58℃(前回2月27日、湯だまり量9割、温度54℃)と湯だまりの状況に特段の変化はありませんでした。
駒ヶ岳付近から千石原付近の浅部を震源とする地震活動は、今期間は少ない状態で経過しています。遠望カメラによる観測では、噴気の状況に特段の変化はみられていません。今期間、気象庁が震度情報の発表に使用する震度計で、震度1以上を観測する地震はありませんでした。また、神奈川県温泉地学研究所によると、同研究所が大涌谷に設置している地震計でも体に感じる揺れは観測されませんでした。
気象庁が湯河原鍛冶屋に設置している体積ひずみ計や、気象庁及び神奈川県温泉地学研究所が設置している傾斜計では、1月上旬頃から、山体の膨張を示すわずかな変化が引き続きみられていますが、2月中旬頃から鈍化する傾向がみられます。国土地理院の地殻変動観測結果では、2012 年末頃から、箱根山周辺の一部の基線にわずかな伸びの傾向が引き続きみられています。