北海道地方
- 十勝岳[噴火予報(噴火警戒レベル1、平常)]
- 樽前山[噴火予報(噴火警戒レベル1、平常)]
東北地方
- 秋田駒ヶ岳[噴火予報(噴火警戒レベル1、平常)]
- 吾妻山[噴火予報(噴火警戒レベル1、平常)]
関東・中部地方、伊豆・小笠原諸島
- 草津白根山[噴火予報(噴火警戒レベル1、平常)]
- 浅間山[火口周辺警報(噴火警戒レベル2、火口周辺規制)]
- 富士山[噴火予報(噴火警戒レベル1、平常)]
- 伊豆大島[噴火予報(噴火警戒レベル1、平常)]
- 三宅島[火口周辺警報(噴火警戒レベル2、火口周辺規制)]
- 硫黄島[火口周辺警報(火口周辺危険)]
- 福徳岡ノ場[噴火警報(周辺海域警戒)]
九州地方
- 霧島山(新燃岳 しんもえだけ)[火口周辺警報(噴火警戒レベル2、火口周辺規制)]
- 桜島[火口周辺警報(噴火警戒レベル3、入山規制)]
- 薩摩硫黄島[火口周辺警報(噴火警戒レベル2、火口周辺規制)]
- 口永良部島(くちのえらぶじま)[噴火予報(噴火警戒レベル1、平常)]
- 諏訪之瀬島[火口周辺警報(噴火警戒レベル2、火口周辺規制)]
上記のうち、富士山については「富士山の火山活動解説資料(平成22 年3月)」に以下のように書かれています:
山体直下を震源とする高周波地震の発生は 2008年後半頃から若干増えています。深さ 15km 付近を震源とする深部低周波地震は少ない状況でした。火山性微動は観測されませんでした。
国土地理院の GPS 観測によると、山体周辺の GPS による地殻変動観測で、2008年8月頃から地下深部の膨張を示すと考えられるわずかな伸びの変化が認められます。
上記の「富士山の火山活動解説資料」には、地下深部の膨張を示すと考えられる、地上の 2地点間の距離の変化のグラフ 2葉が添えられています。どちらも 2地点間の距離が伸びる傾向を示しているのですが、このうち「S 富士宮 1」と「御殿場」の間の斜距離のグラフでは、2009年 1月ごろから伸びの変化が急になっている様子が見てとれます。
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