2014年12月22日月曜日

吾妻山で火山性微動、噴火警戒レベル引きあげ (続報)


12月13日付「吾妻山で火山性微動、噴火警戒レベル引きあげ」の続報です。

吾妻山(地図)で火山性地震が増加しています:

以下は、仙台管区気象台が22日16時に発表した「火山名 吾妻山 火山の状況に関する解説情報 第7号 平成26年12月22日16時00分」からの引用です:
18日以降火山性地震が増加し、火山性微動が発生した12日前後の地震回数を上回る状況となっています。これらの震源は大穴火口付近直下のごく浅いところと推定されます。

吾妻山の噴火警戒レベルは12月12日に「2(火口周辺規制)」に引きあげられています。


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2つの街が溶岩に埋没 ― カーボベルデ共和国 (続報)


12月9日付「2つの街が溶岩に埋没 ― カーボベルデ共和国」の続報です。

フォゴ山(地図)の噴火は弱まる傾向が見られるものの、溶岩流の進行は止まっていません(写真写真)。溶岩に埋まった2つの街からの避難者は数千人に上っており、カーボベルデ政府は噴火停止後の復興財源とするために新たな付加価値税の導入を検討しているとのことです:

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2014年12月20日土曜日

嵐の接近を察知する鳥


キンバネアメリカムシクイ(写真)という北米に棲む鳥が、嵐の接近を1~2日前に察知して回避行動を取っていることが確認されたとのことです。

「鳥たちが飛び去った時点では、嵐はまだ数百キロ先にあったため、気圧、気温、風速などに検知可能な変化はほとんどみられなかった」、「キンバネアメリカムシクイは、悪天候を回避するために合計で1500キロ以上を飛行し、嵐が過ぎ去った直後に巣に戻ってきた」、「遠方で風が吹いたり、海の波が砕けたり、火山が噴火したりなどの事象が起きると、可聴下音が発生する場合がある。鳥たちは、可聴下音の発生源が数千キロ離れている場合でも、それらを感知しているのかもしれない」:

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硫黄島で噴出現象 ― 東京都


12月16日、硫黄島(地図)で泥の噴出現象があったとのことです。以下は、気象庁が12月19日に発表した「平成26年 No.51 週間火山概況 (平成26年12月12日~12月18日)」からの引用です:
硫黄島の海上自衛隊からの連絡によると、16日08時20分頃天山付近で数秒間、約10~15mの黒茶色の噴出現象を確認し、現地では湿った泥のようなものが散らばっており、靴に付着する程度でしたが、臭いや 音は確認されませんでした。一時的に噴出の勢いが強まり、泥を噴出したものと推定されます。

なお、硫黄島の地殻変動は2月下旬ごろから隆起傾向、9月ごろから停滞傾向、そして12月上旬ごろから再び隆起傾向になっているとのことです。

硫黄島は、活発な噴火活動を1年以上にわたって続けている西之島(地図)の南約280kmに位置しています。


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2014年12月19日金曜日

蔵王山で火山性微動、火山性地震増加、傾斜計にも変化 ― 宮城県 (続報-20)


11月21日付「蔵王山で火山性微動、火山性地震増加、傾斜計にも変化 ― 宮城県 (続報-19)」の続報です。

12月19日04時38分ごろ、蔵王山(地図)で振幅の大きな火山性微動が発生しました。また、この火山性微動発生に先行して、南東(山頂の南側)上がりの傾斜変動が観測されました:

以下の表は、2013年1月22日に蔵王山で観測開始以来初めてとなる火山性微動が発生してからの推移をまとめたものです。じわじわと火山活動のレベルが上がってきているようです:

月日 事象
2013年
1月22日
火山性微動、観測開始(2010年9月1日)以来はじめて
1月27日 火山性微動
4月5日 低周波地震が一時的に連続して発生
4月5日
~11日
東北大学・蔵王観測点の傾斜計に変化
4月7日 坊平観測点の傾斜計で南東方向(山頂の南側)が上がるような変化、火山性微動(継続時間 3分20秒)
4月9日 火山性微動(継続時間 4分20秒)
4月21日 坊平観測点の傾斜計で南東方向(山頂の南側)が上がるような変化、火山性微動(継続時間 5分40秒)、低周波地震が一時的に連続して発生
6月4日 火山性微動(継続時間 2分20秒)
7月17日 火山性微動(継続時間 3分10秒)
7月18日 坊平観測点と東北大学・蔵王観測点の傾斜計に変化、火山性微動(継続時間 3分10秒)
7月31日 火山性微動(継続時間 5分40秒)
10月19日 坊平観測点の傾斜計に変化、火山性微動(継続時間 16分57秒)
10月23日 火山性微動(継続時間 1分30秒)、直後に計測基準未満の火山性微動も。その後、23日05時ごろから24日08時ごろにかけて火山性地震がやや多い状況
11月1日 坊平観測点の傾斜計に変化、火山性微動(継続時間 2分30秒)。火山性微動の発生後に微小な火山性地震。10月下旬以降、火山性地震がやや多い状況。
12月4日 火山性微動(継続時間 3分40秒)。微動発生前後に低周波地震が4回発生。火山性地震もやや増加。
12月8日 坊平観測点および蔵王観測点で傾斜変動、直後に火山性微動(継続時間 8分)。火山性地震はやや増加した状態で推移。
2014年
1月3日
火山性微動(継続時間 1分)。微動発生後に火山性地震が4回発生。
8月6日 火山性微動(継続時間 8分)。微動発生後、御釜直下付近の浅いところを推定震源とする火山性地震がやや多い状況。全て低周波地震。7日にかけて55回発生、8日になって減少傾向。火山性微動発生の前から傾斜計に南東(山頂の南側)上がりの変化、9日13時ごろに終息。
8月8日 火山性微動(継続時間 短い)
8月10日 火山性微動(継続時間 短い)
9月4日 火山性微動(継続時間 短い)
9月30日 火山性微動(継続時間 4分)。微動発生に先行して南東(山頂の南側)上がりの傾斜変動。微動発生後の30日19時ごろから10月1日17時ごろにかけても、南東上がりの傾斜変動。10月1日6時ごろから2日14時ごろにかけて火山性地震が9回発生し、一時的にやや多い状況。
10月5日 火山性微動(継続時間 短い)
10月8日 火口湖「御釜」が一時的に白濁
10月9日 火山性微動(継続時間 短い)
10月10日 火山性微動が2回発生(いずれも継続時間短い)
10月19日 火口湖「御釜」が一時的に白濁
11月18日 火山性微動(継続時間4分超、周期の長い成分を含む)
11月19日 火山性微動が3回発生(継続時間約7分30秒、1分30秒超、1分超)、1番目の微動は、これまでと比べて規模が大きく、南東(山頂の南側)上がりの傾斜変動が先行、微動発生直後に南東下がりの変動。
12月19日 火山性微動(振幅大きい、継続時間約1分20秒)。微動発生に先行して南東(山頂の南側)上がりの傾斜変動。


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2014年12月18日木曜日

1000羽近いトビの大群 ― 和歌山県田辺市


12月17日、和歌山県田辺市本宮町にある熊野本宮大社の旧社地・大斎原(おおゆのはら、地図)で、1000羽近いトビの大群が上空を舞っているのが確認されました。

「地元住民らも異様な光景に空を見上げていた」、「今まで100羽ぐらいなら見たことはあったが、これほどの大群は見たことがない」(日本野鳥の会和歌山県支部):

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サンタの顔、そり、足


♪ ジングルベー、ジングルベー ♪ の季節。サンタに因んだ話題を3つ ――

▼ サンタの顔 写される

▼ サンタのそり 壊される

▼ サンタの足 売られる
靴の呼び名

クリスマスを控えたこの季節。6歳だった娘が、スーパーに入るや否や、陳列されている商品を見ながら大喜びで叫んだ。「お母さん、今年も売ってるねー。サンタさんの足!」

(愛知県岡崎市・クリスマスブーツですよね・48歳)

2014年12月6日 朝日新聞 b10面 「いわせてもらお」から

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2014年12月16日火曜日

十勝岳に噴火警報、警戒レベル引きあげ ― 北海道


本日14時、十勝岳(地図)の噴火警戒レベルが「2(火口周辺規制)」に引きあげられました ―― 「今年7月頃から、62-2火口に近い観測点で山体浅部の膨張を示すと考えられる地殻変動の変化率が大きくなっており、膨張がさらに浅い領域にまで及んでいる可能性があります」、「62-2火口および大正火口の近傍に設置してある地震計(グラウンド火口西観測点)の常時微動の振幅レベルは、11月から増大がみられ、山体浅部の熱水活動が高まっている可能性があります」:

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白山で地震増加 ― 石川県・岐阜県


12月16日午前1時32分ごろ、石川・岐阜県境に位置する白山(地図)山頂付近の地下でM3.4の地震が発生し、周辺の市で最大震度1を記録しました。その後、白山では地震が増加し、午前9時までに150回を数えました:

白山は16世紀の戦国時代に何度も噴火しています。最後に噴火したのは江戸時代初期で、1659年のことです。その後は、富士山よりも長い間、沈黙しています。

来年3月には北陸新幹線の長野-金沢間が開通しますが、白山が盛大な〝祝砲〟を準備しているのかも知れません。白山は金沢市の南方約50kmにあります。


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ミツクリザメ8匹が網にかかる ― 静岡県静岡市


12月13日、静岡県静岡市清水区由比(地図)沖で、ミツクリザメ8匹が水深80mの刺し網にかかりました。体長は1.2~1.5mで、3匹は生きていました。「8匹の捕獲例は極めて珍しく、群れで行動している可能性もある」(水族館「あわしまマリンパーク」):

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2014年12月14日日曜日

マッコウクジラが集団座礁 ― オーストラリア


12月8日、サウス・オーストラリア州ヨーク半島(地図)の海岸で、7頭のマッコウクジラが座礁し死んでいるのが見つかりました。「サウスオーストラリア州でクジラやイルカが打ち上げられることは、ほとんどない」(サウスオーストラリア州環境天然資源省)、「衰弱した1頭が浅瀬に移動して仲間を呼び、5頭が追ってきたのでは」(同)、「地元の漁師はサケの群れを追っていた可能性を示唆」:

マッコウクジラの頭数を「6」とする記事と「7」とする記事があるのは次のような事情によります ―― 6頭が座礁した場所から数キロメートル離れた浅瀬で7番目と8番目のマッコウクジラがもがいており、その後、7頭目は死亡、8頭目は沖合に脱出することに成功。

クジラの集団座礁で思い出されるのは、ニュージーランドでカンタベリー地震の2日前に起きたゴンドウクジラの集団座礁事件と、茨城県で東北地方太平洋沖地震の1週間前に起きたカズハゴンドウの集団座礁事件です:

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ダイオウイカ漂着 ― 兵庫県豊岡市


12月9日、兵庫県豊岡市竹野町切浜の切浜海水浴場(地図)にダイオウイカが打ち上げられているのが見つかりました。すでに死んでおり、全長は約3.5m(最も長い触腕は失われていた)、体重は100kg前後:

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2014年12月13日土曜日

吾妻山で火山性微動、噴火警戒レベル引きあげ


すでにテレビなどで報道されていますが、12月12日、吾妻山(地図)で継続時間の長い火山性微動が発生、それに伴って傾斜変動も観測されました。また、火山性地震も増加傾向となっています。これを受けて、気象庁は吾妻山の噴火警戒レベルを「2(火口周辺規制)」に引きあげました:

吾妻山で火山性微動が観測されたのは2013年8月11日から13日にかけて4回発生したとき以来。その前の微動発生は2011年10月27日です。

以下の表は、気象庁が毎月発行している「吾妻山の火山活動解説資料」から火山性地震と火山性微動の発生回数を抜き出したものです。火山性地震については、具体的な数値が記載されず、「少ない」、「やや多い」などと書かれた月があります:

年・月 火山性地震 火山性微動
2013年
1月
0 0
2月 少ない 0
3月 少ない 0
4月 少ない 0
5月 少ない 0
6月 0 0
7月 少ない 0
8月 11日から12 日にかけて、大穴火口付近を震源とする火山性地震が連続して発生し、「多い」状況。 17日以降は観測されず、「少ない」状況に戻る。 11日に1回、12日に2回、13日に1回発生(継続時間は、約10分、約5分30秒、約2分40秒、約2分)
9月 少ない 0
10月 11 0
11月 86 (10日から11日にかけて、大穴火口付近を震源とする火山性地震が連続して発生し、2日間で 44回と「多い」状況) 0
12月 29 0
2014年
1月
少ない 0
2月 少ない 0
3月 少ない 0
4月 少ない 0
5月 少ない 0
6月 1 0
7月 38 (20日に大穴火口付近を震源とする火山性地震が22回発生し、一時的に「多い」状況となる) 0
8月 少ない 0
9月 2 0
10月 91 (12日から29日にかけて、大穴火口直下付近が震源と推定される火山性地震が増加し、「やや多い」状況) 0
11月 130 (17日から22日にかけて、大穴火口直下付近が震源と推定される火山性地震が増加し、「やや多い」状況) 0
12月 183 (13日15:00まで) 1 (継続時間は約34分)


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2014年12月11日木曜日

横浜全滅 ・・・


ゴミ屋敷状態になっていた書庫を整理していたら『朝日新聞 ― 創刊135周年記念 ― 号外縮刷版』という冊子が出てきました。その中に、1923年9月1日の関東大震災の3日後に出された『東京朝日新聞特報』というガリ版刷りの手書き号外がありましたので紹介します。当時は、東京朝日新聞の社屋も焼失。9月12日まで新聞を発行できなかったとのこと。

手書きで崩し字もあり、かすれて不鮮明な部分もあるので読み間違いがあるかもしれませんが、以下がその内容です(原文は縦書き):
九月四日

◎各地被害

・ 横浜 全滅
・ 横須賀 被害激甚
・ 鎌倉 完全な家なく大半焼失
・ 藤沢茅ヶ崎方面 全滅
・ 平塚大磯 全部破潰
・ 国府津 震害甚し
・ 小田原 主要部 全焼
・ 沼津以西は損害少し
・ 千葉方面 損害少し
・ 北條保田の沿岸陥落の噂あり

◎四日閣議で左の如く決定

一、近衛師団からパンを供給 四日三万人分を出した
一、暴利取締令を励行
一、軍隊から軍医衛生隊を派遣巡回
一、宮城前及び新宿御苑其他御用地を開放、宮内省木材を下賜

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2014年12月9日火曜日

小惑星 2014 WU200 が地球接近


12月11日午前1時31分(日本時間)、小惑星〝2014 WU200〟が地球に 1.17LDまで接近します。

この小惑星は11月22日に発見されたもので、アポロ群に属し、直径は 4~10m と推定されています。

最接近時の地球との相対速度は遅く、秒速2.17km(時速約7800km)と計算されています。

小惑星 推定直径
(m)
接近日時
(日本時間)
接近距離
(LD
2014 WU200 4~10 12月11日 01:31 1.17

*: 1LD=地球から月までの平均距離


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2つの街が溶岩に埋没 ― カーボベルデ共和国


アフリカ大陸西方沖にある島国・カーボベルデ共和国のフォゴ山(地図)が、複数の有感地震の後、11月23日に噴火を始めました。同山の噴火は19年ぶり。カルデラ中央にあるピコ山から流れ出した流速の速い溶岩が、カルデラ内にある2つの街 ― Portela と Bangaeira ― を襲い(俯瞰図)、街のほとんどを埋め尽くしました(写真写真)。「21世紀最悪の火山災害」と言われ初めています:

フォゴ山は、プレート内部のホットスポット上に形成された火山です。

カナリア諸島のエル・イエロ島やアイスランドの複数の火山など、このところ大西洋の島々での火山噴火が目立ちます。


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2014年12月7日日曜日

冥王星探査機目覚める


ニュー・ホライズンズの現在位置 (Credit: NASA)

NASAが2006年1月に打ち上げた冥王星(および太陽系外縁天体)探査機〝ニュー・ホライズンズ〟が休眠状態から目覚めました。12月7日午前11時53分(日本時間)に、休眠状態から復帰したことを確認する信号が地球に届きました(電波がニュー・ホライズンズから地球まで届くのに4時間25分42秒かかっています):

現在、ニュー・ホライズンズは冥王星系まで1.75天文単位(約2億6千万km)に迫っており、後7ヶ月ほどで同星系に到達します。行け! ニュー・ホライズンズ ― to explore strange new worlds, to seek out new life and new civilization, to boldly go where no man has gone before.


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2014年12月6日土曜日

宏観異常情報の収集開始 ― 高知県 (続報-16)


11月6日付「宏観異常情報の収集開始 ― 高知県 (続報-15)」の続報です。

高知県庁のウェブサイトに掲載されている宏観異常現象の表が12月5日に更新されています。11月分の異常報告件数は0件でした:

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楕円形の月の暈


12月3日、カナダ東部のニューブランズウィック州モンクトン(地図)上空に現れた楕円形の月の暈です。氷の結晶がかかわっているらしいのですが、まだ完全には解明されていない現象とのことです:

撮影地のモンクトンは、『赤毛のアン』の作者L.M.モンゴメリが住んでいたプリンスエドワード島の近くです。

以下は、2013年3月27日にドイツのハノーバー(地図)で撮影された楕円形の月の暈です:

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2014年12月5日金曜日

西之島で空震発生、噴火激化か


小笠原諸島西方の西之島(地図)では活発な噴火活動が続き、島の面積が拡大し続けていますが、最近になって、約130km離れた同諸島の父島で空震が感じられるようになっています。以下は気象庁が12月5日に発表した「平成26年 No.49 週間火山概況 (平成26年11月28日~12月4日)」からの引用です:
父島の小笠原村役場より、「遠くで雷のような音がする」「住居のサッシがカタカタ音をたてる」等 の通報が寄せられています。父島島内で西之島の噴火による空振を感じていると推定されます。

東京大学地震研究所が父島に設置している空振計によると、西之島が連続的に噴火していることを示 す空振データも観測されています。

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小惑星 2014 WX202 が月と地球に接近


12月4日午後2時43分(日本時間)、小惑星〝2014 WC201〟が月に 0.58LDまで接近しました。

この小惑星は、12月8日午前5時9分(日本時間)には地球に 0.98LD まで接近、さらに12月17日午前5時56分(日本時間)には再び月に 2.08LD まで接近します。

この小惑星は11月24日に発見されたもので、アポロ群に属し、直径は小さく、3~7m と推定されています。

最接近時の地球との相対速度は非常に遅く、秒速1.67km(時速約6000km)と計算されています。

小惑星 推定直径
(m)
接近日時
(日本時間)
接近距離
(LD
2014 WX202 3~7 12月8日 05:09 0.98

*: 1LD=地球から月までの平均距離


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北海道で火球の出現相次ぐ


12月3日午後4時45分ごろ、北海道音更町の上空に火球が出現したのを、十勝川温泉第一ホテル(地図)屋上にあるライブカメラが捉えました。カメラと橋との位置関係から、火球は北東から南西に飛んだと考えられます。「緑色の光を放ちながら、同温泉街付近に架かる十勝中央大橋上空の南西の空を約3秒間にわたり、尾を引いて真っすぐに飛んだ」:

約1時間後の午後5時40分ごろ、札幌市などの上空でも火球が目撃されました。「南の空で東から西へほぼ水平に流れる青い光」、「かなり長く青白い尾を引きながら ・・・」:

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2014年12月4日木曜日

That's not a spacecraft, it's a colony!


「はやぶさ2」についてのテレビ報道では、インパクター(衝突装置)の動画ばかりが繰り返されていますが、同機には他にも数々の装置が搭載されています。「はやぶさ2」本体から切り離されて運用される装置だけでも13あります。Emily Lakdawalla さんが執筆するアメリカの惑星協会(The Planetary Society)の 人気ブログでは、〝That's not a spacecraft, it's a colony!〟(はやぶさ2は単なる宇宙探査機ではない、コロニーだ!)と書いています:

以下は、上記ブログ記事からの引用です:
So you have a spacecraft; sample return capsule; lander; 3 rovers; 5 target markers; deployable camera; and an impactor. Add up all of those items and the five target markers that Hayabusa 2 carries in order to help guide it to its sampling touchdowns, and I get 13 distinct and inedependently operating spacecraft. That's not a spacecraft, it's a colony!

1機の宇宙探査機; 小惑星のサンプルを持ち帰るカプセル; 小型着陸機; 3台の小型ローバー(小惑星の表面を移動しながら観測をおこなう); 5つのターゲット・マーカー; 分離カメラ衝突装置。これらの装置と、サンプルを採取するときに着地を誘導するための5つのターゲット・マーカーを合わせると、「はやぶさ2」には13の独立して運用される宇宙探査機が搭載されていることになる。これはもはや単なる宇宙探査機ではない。コロニーだ!

Emily Lakdawalla さんは、JAXA や個人が発表している「はやぶさ2」の擬人化がお気に入りのようです()。詳しくは以下で:

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井戸から温泉が噴き出す ― 長野県小谷村


12月3日、長野県北安曇郡小谷村の「道の駅小谷」(地図)北側にある井戸から、温泉が噴き出しているのが見つかりました。温度は85~88度で、噴出量は毎分100リットル程度。井戸は、地熱利用調査のために掘削された3本のうちの1つで、深さ1300メートル。「地震後にこうした例は全国である。地震の揺れで地下深くにあった湯が噴き出る道筋ができたのではないか」(温泉掘削会社):

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2014年12月2日火曜日

イルカの大群 ― 北海道・斜里町


北海道・斜里町ウトロ(地図)沖で、数百頭からなるカマイルカの大群が目撃されました。「沖合を見渡す限り、イルカだらけになっていた」、「これほどたくさんのイルカを見るのは、数年ぶりだ」:

記事本文にはイルカの大群が現れた日付が書かれていませんが、11月28日かその前日ごろであろうと思われます。

斜里町では、11月24日に住宅地にトドが現れる騒ぎがあったばかりです:

斜里町沖には2011年10月12日にもカマイルカの群れが現れています:

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国内最大級のウバザメ捕獲 ― 北海道・羅臼町


12月1日、北海道・羅臼町(地図)沖で体長8.79mのウバザメが漁具に絡まっているのが見つかりました。「クレーンでつり上げたが、ロープが切れるなどして重さは計測不能」、「今回の個体は雄としては国内最大級ではないか」(北海道大学・仲谷一宏名誉教授):

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〝聖地〟セドナで地震


12月1日14時57分(日本時間)、米国アリゾナ州セドナの北12km(地図)を震源とする地震がありました。マグニチュード4.7で、震源の深さは約10kmです:

セドナは、ネイティブ・アメリカン(アメリカ先住民)の聖地で、「大地からブクブク泡立つ岩」と呼ばれ、「この大地に立つだけで、先祖からエネルギーや波動を受け取れる」とされています。また、「セドナには vortex ボルテックスと呼ばれるパワースポットが10カ所ほどあるとされている」とのことです。(以上、引用部分は Wilipedia「セドナ (アリゾナ州)」より)

同じく Wikipedia によれば、セドナのボルテックスを科学的に解明しようとして、定期的に地磁気を測定・記録している技術者がいるとのことですので、地震前に地磁気に何らかの変化が現れたか、興味をそそられます。


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ユウレイイカの捕獲相次ぐ ― 高知県室戸市


高知県室戸市(地図)沖で、深海に棲息するユウレイイカの捕獲が相次いでいます。

11月27日、室戸市沖の定置網に6匹のユウレイイカが入りました:

12月1日、室戸市沖の大敷網)に数十匹のユウレイイカが入りました。「ユウレイイカの胴長は30センチほどで、細長い触腕(足)を含めた全長は約1・5メートル」:

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2014年12月1日月曜日

ベンテンウオ捕獲 ― 富山県富山市


11月28日、滅多に漁獲されない稀な深海魚・ベンテンウオが、富山県富山市浜黒崎(地図)沖の定置網にかかりました。体長56cmで、捕獲時には生きていました。富山湾での捕獲は1997年1月以来2例目。「全国的にも非常に珍しく、詳しい生態などは分かっていない」(魚津水族館):

ベンテンウオの驚きの変身「悪魔が黒い翼をバサッと広げて ・・・」:

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ダイオウイカ捕獲 ― 富山県射水市


11月27日、富山県射水市(地図)沖の富山湾で、全長6.3mのダイオウイカが捕獲されました。富山湾でのダイオウイカ捕獲は4月以来で、今年に入って5例目(4例目とする報道もあります)。「ダイオウイカは秋から冬にかけて、日本近海で確認される機会が増える」、「年に5回も捕獲されるのは、大変珍しい」(魚津水族館):

水深約330mに仕掛けたエビ漁の網にかかったということです。ダイオウイカの棲息範囲ですので、宏観異常とは言えないかも知れません。


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