2014年2月28日金曜日

南タメ町 (続報-3)


2月28日付「南タメ町 (続報-2)」の続報です。

NASAのウェブサイトに、全球降水観測計画主衛星(GPM主衛星)の打上げに関連して掲載されている種子島宇宙センターの写真集からいくつか紹介します。

画面下部に写っている人と比べると、H-IIA ロケットの大きさが実感できます:

ケネディ駐日大使と握手を交わすJAXA理事長。宇宙センター近隣の村長さんかと思いました:

打ち上げの8日前に行われたロケットのお祓い。アメリカ人には理解不能かもしれません。キリスト教でいえば聖水をふりかける儀式に相当するのかもしれません:

JAXAでは、ロケットの打ち上げ前に「三社参り」をすることが慣例になっているようです。2月25日に宇宙センター近隣の3つの社や祠に詣でている様子を捉えた写真です。これもアメリカ人には奇異な風習に見えるのではないでしょうか。4枚目の写真で、一人で参拝しているのはGPM衛星担当のプロジェクト・マネージャーとのこと:

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南タメ町 (続報-2)


2月25日付「南タメ町 (続報)」の続報です。

2月28日午前3時37分(日本時間)、GPM(Global Precipitation Measurement、全球降水観測計画)主衛星が種子島宇宙センターから打ち上げられました。衛星は無事にロケットから分離され、高利得アンテナの展開にも成功しています。以下はJAXAとNASAの発表文ですが、NASAが冒頭に掲載している写真は非常に印象的です:

H-IIA ロケットの打ち上げは、23回中22回成功しています。失敗したのは2003年11月の6号機で、固体ロケットブースターが分離せず、地上からの指令によって空中で自爆しています。


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2014年2月27日木曜日

東北地方太平洋沖地震と火山


2月25日に開催された第128回火山噴火予知連絡会定例会で使われた資料に「平成23年(2011年)東北地方太平洋沖地震後に地震活動の活発化した火山」(PDF形式、155KB)があります。21の火山がリストアップされ、そのうちの19の火山はすでに「平常」状態になっています。まだ、「平常」に復帰していないのは八甲田山と富士山です。

昨年3月の火山噴火予知連絡会定例会で使われた同名の資料では、20の火山が列挙され、17の火山が「平常」に戻っているとされています。「平常」に戻っていないのは日光白根山、箱根山、富士山の3山で、八甲田山は記載されていませんでした。


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富士山の低周波地震


2月25日、第128回火山噴火予知連絡会定例会が開催されましたが、その際に使われた資料が公開されています:

上記資料の84ページで、気象庁は富士山について「火山活動に特段の変化はなく、噴火の兆候は認められない」としています。一方、94ページには防災科学技術研究所の提示した「富士山の積算低周波地震回数と積算地震波動エネルギー」というグラフが掲載されていますが、それを見ると本当に「特段の変化はない」とか「兆候は認められない」と言えるのだろうか、と思ってしまいます:

Credit: 防災科学技術研究所
(クリックで拡大)

グラフの「積算低周波地震回数」の曲線(細い方の曲線)を見ていただきたいのですが、2001年前後に急上昇したあと、勾配がそれ以前より急なままで推移し、2013年ごろからはさらに急勾配になっています。つまり、低周波地震の発生頻度が上がっているということです。年月とともに技術が進歩して観測装置が鋭敏になり、観測ネットワークが充実して、より微弱な低周波地震も捉えられるようになったという面があるのかも知れませんが、気がかりな傾向です。

神奈川県温泉地学研究所の資料には「富士山直下のマグマ溜まりの圧力が高まって膨張歪を生じさせるとともに、低周波地震活動の活発化をもたらした」との記述があります。

低周波地震の発生回数は、東北地方太平洋沖地震直後に富士山近傍でおきた静岡県東部地震(M6.4、最大震度6強)の影響を受けていないようです。

一方、同資料の95ページに掲載されているグラフを見ると、通常の地震の発生回数は明らかに静岡県東部地震の影響を受けています。同地震の震源域を含む富士山南麓(地図のA地域)の地震回数が増えるのは余震の影響があるのでしょうが、震源から離れた富士山の北(D地域)と北西(E地域)の地震発生のペースが静岡県東部地震発生前に比べて上昇したまま推移している点が気になります。


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2014年2月26日水曜日

リュウグウノツカイ捕獲 ― 佐賀県唐津市


2月25日、佐賀県唐津市高島(地図)の定置網に体長約3mのリュウグウノツカイがかかっているのが見つかりました。「地元では大漁の前ぶれとされる」、「昨年も3月、神集島沖で見つかっていて」、「去年はあの後、魚が結構揚がっていました」:

唐津市では、過去にもリュウグウノツカイやサケガシラが漂着したり捕獲されたりしています:

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ダイオウイカ捕獲 ― 兵庫県新温泉町


2月25日、兵庫県新温泉町諸寄(地図)沖でダイオウイカが生きたまま捕獲されました。全長4.13m(ちぎれた触腕2本があれば全長8~9mと推定)、重さ約200kg。63歳の素潜り漁師が沖合約5km、水深約8mの海中でサザエを捕っていたところ、「頭上を大きなイカが泳いでいるのに気づいた」、「ヤスで突いたら、エアが入ったみたいに浮いてきましてね。それで、ロープをかけて、引っ張って帰ってきました」:

潜水中にふと見上げると、自分より大きな生物が上にいるという状況には遭遇したくないものです。私だったらきっと総毛立ってパニックになると思います。もし、このダイオウイカが衰弱していなかったら、逆に漁師の方が捕獲されてしまったかも知れません。なにせ、ダイオウイカはマッコウクジラと死闘を演じることがあるそうですから。


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ユキフリソデウオ捕獲 ― 富山県高岡市


2月25日、富山県高岡市(地図)沖の定置網に体長約75cmのユキフリソデウオがかかっているのが見つかりました。リュウグウノツカイと同じアカマンボウ目に属する深海魚です。「富山湾では1995年以来、捕獲例がなかったが、今月3日に新湊沖で初めて生きたまま捕獲」:

「1995年以来、捕獲例がなかった」という点が少し気になります。1995年は兵庫県南部地震(阪神・淡路大震災)が発生した年です。

以下は過去にこのブログで取り上げたユキフリソデウオについての記事です:

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2014年2月25日火曜日

リケジョの卵?


私がよく見る〝Highly Allochthonous〟というブログに小さな執筆者が登場しました。このブログは、ふだんは Chris Rowan氏(地質学の准教授、プレートの運動・大陸の変形・岩石磁気などを研究)と Anne Jefferson氏(流域水文学の教授)が執筆しているものですが、かわいらしい娘さんが登場です。冒頭で、「お父さんとお母さんは忙しくて、私たちの南極大陸への旅についてブログを書く時間がありません。なので、今日は私が私たち家族の冒険についての動画を2本お見せします」と断っています:

1本目の動画は、南米大陸の最南端(地図)で南極行きの船を待っている間に撮影されたものです。2本目は南極大陸周辺を航海中の船上で撮影されたもので、ペンギンやカモメなどの生き物や船上での生活について語っています。しゃべる内容について指導する母親の声が入っています。自己表現やプレゼンテーションの早期教育のようでもあります。

2011年夏の記事で4歳と書かれていたので、今は7歳前後でしょうか。父親や母親に連れられて南極大陸を含む様々な場所を訪れているようです。将来は自然科学系の研究者になるのが自然の成り行きかな、と私は思っています。

小惑星 2014 DK10 が地球接近


2月21日午後8時27分(日本時間)、アポロ型小惑星地球近傍小惑星に分類される〝2014 DK10〟が地球に 0.68LD まで接近していたことがわかりました(1LD=地球から月までの平均距離)。この小惑星は2月22日に発見されたもので、軌道を計算した結果、発見の前日に地球に最接近していたことが判明したものです。直径は約12mと推定されています。接近時の地球との相対速度は秒速約12.0km(時速約4万3000km)でした。

小惑星 直径
(m)
接近日時
(日本時間)
接近距離
(*)
2014 DK10 12 2月21日 20:27 0.68
(*)地球から月までの平均距離=1 

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南タメ町 (続報)


2月24日付「南タメ町」の続報です。

種子島の様子や同島に滞在中のNASAの技術者の写真がたくさん公開されています:

なお、「南タメ町」の記事で紹介したページで、動画のタイトルやキャプションに〝Minamitame〟(ミナミタメ)とあった件はすでに修正されています。


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近畿圏中心領域大型地震 (続報-30)


1月30日付「近畿圏中心領域大型地震 (続報-29)」の続報です。

八ヶ岳南麓天文台の串田氏が更新情報を2月24日付で出しています。記録的な大雪によって孤立状態に陥ったために情報の更新が遅れたとのことです。結論から言うと、地震発生時期は先送りです:

内容をまとめると以下のとおりです:
  • ステージ7前兆群が継続中。

  • ステージ7は昨年11月初旬の極大のみで、その後は顕著な極大が出現していない。よって、ステージ7が最終段階である可能性が十分にある。

    これまでの各ステージに出現した極大の数を表にすると以下のとおり:

  • ステージ 極大数
    1 12
    2 12
    3 12
    4 6
    5 6
    6 2
    7 1

  • ステージ7前兆の初現を見直し昨年7月5日と認識すると、前兆が終息し静穏化するのは4月29日前後、対応地震発生は6月27日前後となる。

ちなみに、4月29日と6月27日はともに新月です。


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2014年2月24日月曜日

アイソン彗星の写真コンテスト


アイソン彗星は太陽に接近しすぎて雲散霧消し、「世紀の大彗星」にはなれませんでしたが、元気だったころのアイソン彗星の勇姿を捉えた写真がアメリカの天文雑誌〝Sky & Telescope〟に掲載されています。同誌が募集したアイソン彗星写真コンテストの1位から3位までの写真です。どの写真でもコマが緑色に輝いています:

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小惑星 2014 DH6 が地球接近


2月23日午後2時12分(日本時間)、アポロ型小惑星地球近傍小惑星に分類される〝2014 DH6〟が地球に接近しました。この小惑星は2月21日に発見されたばかりで、直径は約30mと推定されています。接近時の地球との相対速度は秒速約17.1km(時速約6万2000km)でした。

小惑星 直径
(m)
接近日時
(日本時間)
接近距離
(*)
2014 DH6 30 2月23日 14:12 2.04
(*)地球から月までの平均距離=1 

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小惑星 2006 DP14 の姿


2月11日午前4時5分(日本時間)、PHA(Potentially Hazardous Asteroid、潜在的に危険な小惑星)に分類される小惑星 2006 DP14 が、地球に 6.24LD(1LD=地球から月までの平均距離)まで近づきました。接近時の地球との相対速度は非常に速く、秒速27.1km(時速9万8000km)でした。

この小惑星の大きさはその明るさから 460m~1.0km と推定されています。

この小惑星をゴールドストーン深宇宙通信施設で観測したレーダー画像が公開されました。日本の探査機「はやぶさ」が訪れた小惑星イトカワ(画像)と同じように2つ(あるいはそれ以上)の小天体が接合したような奇妙な形をしています:

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南タメ町


NASAのウェブサイトが日本について多くの文言を費やすことはまれですが、GPM(Global Precipitation Measurement、全球降水観測計画)主衛星の打ち上げのために種子島に滞在中のNASAの技術者の活動を報告する中で、JAXA種子島宇宙センターのある南種子町地図)についても紹介しています。いずれ修正されると思いますが、動画のタイトルやキャプションに〝Minamitame〟(ミナミタメ)とあるのはご愛敬です。GPM主衛星は、2月28日に種子島から H-IIA ロケットで打ち上げられる予定になっています:

GPM計画について詳しいことは JAXA のサイトでどうぞ:

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2014年2月22日土曜日

サケガシラ6匹捕獲 ― 山口県萩市 (続報)


2月21日付「サケガシラ6匹捕獲 ― 山口県萩市」の続報です。

その後の報道によると、萩市では2月17日に2匹、19日に1匹のサケガシラが海岸に漂着しているのが見つかっていたとのことです。20日に定置網にかかった6匹と合わせて、短期間に9匹のサケガシラが姿を現したことになります。萩博物館の海洋生物担当者は「短期間に9匹が見つかったことについて『全国的にも数少ない例では』と話している」:

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サケガシラ漂着 ― 京都府京丹後市


2月20日、京都府京丹後市網野町の琴引浜(地図)に、深海魚のサケガシラが漂着しているのが見つかりました。「今冬は例年になく深海魚の目撃が多い」(京都府海洋センター):

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2014年2月21日金曜日

消えた小惑星 〝2000 EM26〟


2月18日に地球に接近するとされていた小惑星 2000 EM26 が、予測されていた位置に現れず行方不明になっています。この小惑星は直径270m(報道によっては195m)と推定されており、フットボール競技場3面分の大きさと表現されています。報道記事のタイトルには、 giant、mammoth、massive、Moby Dick、など、大きさを強調する言葉が使われています:

この小惑星は14年前に9日間観測されただけなので、その軌道計算には大きな不確定要素が入っています。そのため、今回予測された位置に向けられていた望遠鏡の視野に入らなかった可能性が高いと考えられています。もう一つの可能性としては、この小惑星の光度が予想よりも暗かったために、望遠鏡の視野に入っていても検出できなかったということも考えられるそうです。

小惑星 直径
(m)
接近日時
(日本時間)
接近距離
(*)
2000 EM26 270 2月18日 09:15 ±13:19 7.37~50.76
(*)地球から月までの平均距離=1 

地球に接近する小惑星を見失ってしまったわけで、次はいつ、どのくらいの距離まで地球に接近してくるのか、まったくわからなくなってしまいました。従来の観測データでは、次の接近は2023年5月のこととされていましたが、どうなるでしょうか。

ちなみに、恐竜を絶滅に追いやったとされている小惑星の直径は10km前後であったと推定されています。それに比べると、2000 EM26 ははるかに小さいと言えるでしょう。


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アメリカの活断層の話題


アメリカの活断層にまつわる記事を2つ、たまたま目にしたので紹介します。

1つ目は、カリフォルニア州を縦断するサンアンドレアス断層についての記事。「地震を起こすエネルギーが一定の早さでたまっていって、やがて限度を超えると、地震が起きる (中略) 政府の地震調査委員会が発表している日本各地の将来の地震確率はこの『添水』の仮説を前提にしている。地方自治体や一般の人が一喜一憂するにはあまりに脆弱な前提というべきであろう」:

2つ目は、カリフォルニア州ボデガ湾で原発建設予定地に見つかった活断層についての記事。「同じようなずれは、志賀原発の建設時にも見つかっている。だが、当時の専門家たちは無視。後の研究者に『典型的な活断層』とあきれられた」:

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サケガシラ6匹捕獲 ― 山口県萩市


2月20日、山口県萩市(地図)沖の定置網に、体長1.6mから2mの深海魚サケガシラ6匹がかかりました。「昨年末から捕獲地点が南下している」:

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2014年2月18日火曜日

トリノの聖骸布と西暦33年の大地震


十字架に磔にされたキリストの遺体を包んだとされる「トリノの聖骸布」(Shroud of Turin)の年代と、それにネガ状に転写されている痩せた男性の全身像について、イタリアの研究チームが新説を出しました。

新説は ―― 聖骸布の素材は西暦33年にエルサレムを襲った M8.2 の大地震によって放出された大量の中性子によって炭素14のレベルが上がっている、したがって、これまで放射性炭素年代測定法によって出されていた年代(13世紀から14世紀とする説が有力)は誤りで聖骸布の製作年代は西暦紀元前後のキリストの年代まで遡る、また、布に写っている男性のネガ画像は大量の中性子線によって布に焼き付いた可能性がある ―― と主張しています:

大地震によって大量の中性子が放出されるというのは本当でしょうか。当然のことながら、多くの反論や批判が出ています。「そのような現象がこの遺物にだけ起こって、他の考古学的/地質学的資料には生じていないのはなぜなのか」というのが基本的な疑問点であり、反論でしょう。ワシントン・ポスト紙の編集主任は疑似科学やナンセンスの類いと書いています:

新説を出したチームのリーダーはトリノ工科大学の教授です。科学者といえども宗教や信仰が絡むと理性的な判断ができなくなるということでしょうか。


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グーグルのスピード違反が発覚


グーグルのストリートビューには色々なものが映り込んでいて話題を提供してくれます。神の姿のようなものや路上に転がる少女の「死体」が写っていたりしました。ストリートビュー撮影用の車がはねた子鹿が写っていて、グーグルが釈明したこともありました。

今度は、ストリートビュー撮影用の車がスピード違反をしていたことが明らかになりました。ストリートビューの画像が動かぬ証拠です:

違反の現場はアイスランドです。同国では路肩にスピード計測器が設置されていて、走ってくる車の速度を自動的に電光掲示板で表示するのだそうです。上記の記事に掲載されているストリートビューの画像で「69」と表示されているのがそれです。「69」の下には口をへの字にした顔のマークも写っています。一方、路面には「50」の表示。つまり、グーグルの車は制限速度が時速50kmの道路を69kmで走っていたということが、ストリート・ビューの画像で露見してしまったということです。


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2014年2月17日月曜日

ロットネスト・モンスター


2月12日、巨大なS字状の「何か」が気象レーダーに現れました。場所は、西オーストラリア州ロットネスト島地図)の西方約30km。正体については、特殊な雲説、宇宙人の乗り物説、気象制御の実験説、鳥の群れ説などが取りざたされました。ロッホ・ネス・モンスター(Loch Ness Monster、ネス湖の怪獣)をもじって〝ロットネスト・モンスター〟と呼ばれるようになったこの現象の正体は如何に:

結局、オーストラリア国防省が、軍の艦艇と航空機による定期訓練がロットネスト・モンスターの現れた海域で行われていたことを認めて一件落着となったのですが、具体的に何がS字状のレーダー反射を作り出したのかは明確にされていません:

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氷の薔薇


イタリア北西部で昨年12月14日の朝に撮影された〝Ice Roses〟です。道路脇に形成されたもので、当日朝の気温は少なくともマイナス10℃まで低下したそうです。画面中央やや下に写っている最大の〝薔薇〟の直径は約4cmとのこと:

成因はまったく異なりますが砂漠の薔薇に似ています。


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深海魚「シャチブリ」捕獲 ― 新潟県糸魚川市


2月12日、新潟県糸魚川市鬼伏(地図)沖で深海性の魚「シャチブリ」が捕獲されました。体長は約1m。上越市立水族博物館で16日まで展示されましたが、同館での展示は2007年以来6年ぶり:

前回シャチブリが同館に運び込まれた2007年には、「平成19年(2007年)能登半島地震」(M6.9、最大震度6強)が3月25日に、「平成19年(2007年)新潟県中越沖地震」(M6.8、最大震度6強)が7月16日に発生、いずれも津波を伴っていました(シャチブリ捕獲と地震の前後関係は不明)。


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深海魚の捕獲相次ぐ ― 島根県松江市


この冬、島根県松江市美保関町(地図)沖の定置網にリュウグウノツカイサケガシラが相次いでかかっているとのことです。「今年は頻度が異常。最近ではもう驚かなくなった」、「専門家は日本海の低温が影響している可能性があるとみるが、詳しい理由は分かっていない」、「海が荒れると、深海魚の見つかるケースがある。今季は天候が不順で、網に入った可能性がある」:

今冬は日本海側で深海魚の捕獲や漂着が目立ちます。偶然とは思いますが、捕獲や漂着が起こった地域は、東海・東南海・南海地震の想定震源域を北にずらした範囲にほぼ一致しています。


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2014年2月16日日曜日

イルカが迷い込む ― 和歌山県白浜町


2月12日から13日にかけて、和歌山県白浜町寒サ浦(地図)の横浦湾に、体長約2mのイルカが迷い込みました。「湾内から出ることができず、係留されているボートや小型漁船の近くを行ったり来たりしていた」:

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巨大深海ザメ捕獲 ― 新潟県佐渡市


2月13日、新潟県佐渡市白瀬(地図)沖の定置網に体長約4mのカグラザメがかかっているのが見つかりました。「新潟県によると、日本海の魚の目録には記載がなく、2010年に同県糸魚川市で水揚げされて以来、日本海では2例目とみられる」:

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3匹目のダイオウイカ捕獲 ― 新潟県佐渡市


2月14日、新潟県佐渡市の鷲崎(地図)沖に設けられた定置網にダイオウイカがかかっているのが見つかりました。触腕も含めた体長約4m、重さ約25kg。漁港に持ち込まれた時点でもまだ生きていました:

佐渡市沖では、1月8日と2月10日にもダイオウイカが網にかかっています。今年に入ってからのダイオウイカの漂着や捕獲は以下のとおりです:

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2014年2月13日木曜日

島根県庁の怪現象 (続報)


12月20日付「島根県庁の怪現象」の続報です。

「怪現象」の原因が判明しました。大山鳴動して鼠一匹。「子機に信号を伝達するための親機内のバッテリーの劣化が原因だった」:

それにしても「時計は、導入から30年以上が経過しているというが、定期的な点検はしておらず、最近ではいつ点検が行われたのかも分からなくなっていた」とは驚きです。さほど複雑なシステムとは思えませんが、原因究明や全面復旧までにずいぶん時間がかかったものです。


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夜間に轟音響く ― 長野県佐久市


2月11日と12日の夜間、長野県佐久市(地図)で「ジェット機が飛ぶような轟音が響いた」などの問い合わせや苦情が市役所に相次いで寄せられました。12日夜には範囲が広がって、小諸市、軽井沢町、御代田町、立科町でも同様の轟音が聞こえたようです。少なくとも11日夜の轟音に関しては、自衛隊や在日米軍は「所属機は飛んでいない」と回答しています:

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西之島沖で噴火、新島誕生 (続報-10)


2月7日付「西之島沖で噴火、新島誕生 (続報-9)」の続報です。

海上保安庁が2月11日に実施した観測結果を発表しています。依然として活発な火山活動が続いており、陸地の面積は東京ドームの約9.5倍に拡大したとのことです。「新たな陸地部分はほぼ溶岩からなり、今後大規模な爆発的噴火や基盤の沈降が起こらない限り、相当の長期間は波浪の浸食に耐え存続する可能性が高い」:

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2014年2月12日水曜日

またダイオウイカ捕獲 ― 新潟県佐渡市


2月10日、新潟県佐渡市白瀬漁港(地図)沖の刺し網にダイオウイカがかかっているのが見つかりました。体長約3.4m、重さ約100kg。捕獲時には生きていたとのことです:

佐渡市では1ヶ月前にもダイオウイカが捕獲されています:

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宇宙から見たソチ


国際宇宙ステーションから撮影したソチ(地図)の夜景をNASAが公開しています。足の長い巨人が前傾姿勢を取っているようにも見えます:

NASAの注釈によると、オリンピック・スタジアムと聖火が見えるとのことですが、わかるでしょうか。オレンジ色の明かりで円形に輝いている部分の中に、白い〝C〟の字形が見えると思います。その内側にあるオレンジ色の光点が聖火だと思われます。

高解像度の画像で見るともっとはっきりすると思います:

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2014年2月11日火曜日

阿蘇山の噴火警戒レベル引き上げ (続報-4)


1月31日付「阿蘇山の噴火警戒レベル引き上げ (続報-3)」の続報です。

阿蘇山(地図)の中岳が1月13日、27日、29日に小規模な噴火をおこしたことは、このブログでも既報ですが、2月10日に気象庁が発表した「阿蘇山の火山活動解説資料(平成26 年1月」(PDF形式)によると、1月31日にも小噴火が発生したとのことです:
13 日12時15分に中岳第一火口でごく小規模な噴火が発生しました。その後、27日、29日及び31日にもごく小規模な噴火が発生しました。噴煙の高さの最高は13日の噴火に伴う、火口縁上600mでした。阿蘇山で噴火が発生したのは2011年6月9日のごく小規模な噴火以来です。

(中略)

23日に実施した赤外熱映像装置による観測では、前回までの観測結果と比較して、南側火口壁の熱異常域で高温領域が拡大しているのを確認しました。

高感度カメラで確認できる程度の火映を時々観測しました。

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宇和海に大型クジラ ― 愛媛県宇和島市沖


2月7日と10日、愛媛県宇和島市(地図)沖の宇和海で大型のクジラが目撃されました。体長10m前後でザトウクジラとみられています。「ザトウクジラは宇和海には生息しておらず、目撃情報も過去にほとんどない」(愛媛県水産課):

クジラの目撃場所は「宇和海」とする記事と「宇和島湾」とする記事があります。Wikipedia には「豊後水道の愛媛県側を『宇和海』と呼んでいる。奥には宇和島湾があり (以下略)」と書かれています。


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火星の「宵の明星」


火星のゲール・クレーター内で活動中の火星探査車キュリオシティが日没後に地平線上に明るく輝く「宵の明星」を撮影し、このほどNASAがその画像を公開しました。キュリオシティのボディから上方に伸びたマストに取り付けられた Mast Camera(Mastcam、説明図)を使用し、日没から80分後に撮影したとのことです。地球のカレンダーでは2014年1月31日のことです。

ここでいう「宵の明星」とは地球のことです。NASAによると、火星表面に通常の視力の人がいたとしたら、地球と月は明るい星としてはっきり見えるそうですが、公開された写真では白い小さな点に過ぎません。ホコリと紛らわしいので、ディスプレイの表面をきれいにしてから見た方が良いと思います:

上の画像ではわからない方は、フルサイズの画像でどうぞ。地球のすぐ下に月も微かに写っています:

矢印で地球の位置を示した画像です:

地球と月の部分を拡大した画像です:

NASAは地球の位置を矢印で示しましたが、惑星協会(The Planetary Society)は四角で囲って〝You Are Here〟(あなたはここにいます)と示しています。こちらの方が、私は好きです:

3枚の画像をつないで地球が地平線に向かっていく動きを示したGIF動画です:

遠い未来、地球からの植民者はこのような「宵の明星」を見て何を想うのでしょうか。ハインラインの「地球の緑の丘」という小説を思い出してしまいました。


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2014年2月9日日曜日

カラスの大群襲来 ― 石川県小松市


石川県小松市中海町(地図)では、昨年末ごろから数千羽のカラスの大群が現れるようになったとのことです。「専門家は群れのねぐらが近くに移った可能性を指摘するが理由は分からず」、「カラスの群れは毎年確認されたが、これまでは数百羽程度だった」:

上記記事には、「小松市内では8年前、白山田町、西原町でも、同様にカラスの大群が現れた」とあります。約7年前の2007年3月25日には「平成19年能登半島地震」(M6.9)が発生し、最大震度6強の揺れで死者1、負傷者356、住宅全壊686棟、半壊1740棟の被害が出ています。また、22cmの津波も観測されました。[日本付近で発生した主な被害地震(平成8年以降)


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ボラの大群が遡上 ― 愛知県名古屋市


少し古いニュースですが、1月18日、愛知県名古屋市内(地図)を流れる堀川の上流で、ボラの大群が遡上しているのが見つかりました。「これほどの群れが確認されたのは二〇〇九年以来」、「過去に遡上があったのは水質がきれいな年だけ」:

2012年には名古屋市内の別の川でもボラの大群の遡上がありました:

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2014年2月8日土曜日

シナブン山の噴火 ― インドネシア (続報)


11月17日付「シナブン山の噴火 ― インドネシア」の続報です。

インドネシア・スマトラ島のシナブン山(地図)は今なお活発な活動を続けており、3万人以上が避難所での生活を強いられています。2月1日の噴火では少なくとも16人の犠牲者が出ています:

火砕流の流下にともなって多数の竜巻が発生する様子を撮影した動画が以下にあります。こんなことがありうるとは、この動画を見るまで知りませんでした:

報道写真をいくつか紹介します:

シナブン山は成層火山で、2010年に410年間の沈黙を破って噴火を開始しました。日本の富士山も成層火山で、300年以上にわたって沈黙を守っています。ひとたび富士山が噴火すると、今回のシナブン山のような状態になるのかも知れません。


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宏観異常情報の収集開始 ― 高知県 (続報-7)


1月11日付「宏観異常情報の収集開始 ― 高知県 (続報-6)」の続報です。

高知県庁のウェブサイトに掲載されている宏観異常現象の表が2月7日付けで更新されています。1月分の報告件数は0件です。昨年8月分で初めて2件の異常報告があったのですが、それ以外の月はこれまでのところ0件です:

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雪と陰謀説


アメリカは大寒波に襲われていますが、先月末、ジョージア州のアトランタ一帯に降った雪が、本当の雪ではなくアメリカ政府が何らかの目的で散布した正体不明の物質だ、という陰謀説が広がっています。

YouTube には、そのように主張する人たちによる実験動画が多数アップされています。彼らの主張をまとめると ―― 「雪」のかたまりにライターやバーナーの火を近づけると、溶けたように凹むが水が出てこない、凹んだところには燃えかすのような黒い物質が残る、また発泡スチロールを燃やしたときのような異臭がする ―― というものです:

「雪」の正体について様々な主張がなされています。ケムトレイルの一種であるとか、政府が国民の心を支配するための化学物質、あるいはナノマシンである、などなど。

3大TVネットワークの一つもこの話題を取り上げています。開始から1分15秒あたりから雪の陰謀説の解説が始まります。2分15秒から陰謀論者の実験映像、3分11秒からニューヨークの雪でも同じ現象がおきることを示す実験、3分57秒から本物の雪を加熱しても水が流れ出さないことを示す実験の映像が流れます:

結論としては、雪のかたまりに火を近づけた場合、溶けた水は雪のすき間に吸収されて流れ出さない(氷で同じことをすると、雪と違ってすき間がないので水が流れ出す)、燃えかすのような黒い物質はライターやバーナーから出た煤(すす)である、ということです。また、異臭についてはライターやバーナーの炎が冷たい物質に触れたためにガスが不完全燃焼し発生したのではないか、と考えられているようです。

今日は全国的に大雪のようですから、雪に炎を近づける実験をしてみるのも一興かもしれません。


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2014年2月7日金曜日

ネズミ大量発生 ― 北海道奥尻町


北海道の奥尻島(奥尻町、地図)で昨年秋からアカネズミが大量発生し、被害が続出しているとのことです。「森林でドングリなどが豊富になった翌年にネズミが増加する傾向」、「他町でこれほどネズミが発生した報告はない」:

奥尻島は1993年の北海道南西沖地震(M7.8、推定最大震度6=烈震、別名:奥尻島地震)で大きな被害が出た島です。最近、以下のような報道もなされました。「地震後に沈降した島が再び隆起している」、「別の海域を震源とする大規模地震が島を襲う可能性がある」:

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ユキフリソデウオ捕獲 ― 富山県射水市


2月3日、富山県射水市(地図)沖の定置網に、深海魚ユキフリソデウオがかかりました。体長65cm。「富山湾での発見は記録が残る限り、今回で四回目」、「生きているユキフリソデウオを撮影した映像は珍しい。泳ぎ方すらはっきり分かっていない魚なので極めて貴重」:

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リュウグウノツカイ捕獲 ― 富山県富山市


2月7日、富山県富山市(地図)沖の定置網にリュウグウノツカイがかかりました。体長は1.5mでしたが、尾びれなどが欠けているため、もとの長さは2.4m以上あったと見られています:

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十和田カルデラで地震急増 (続報)


1月28日付「十和田カルデラで地震急増」の続報です。

気象庁が2月7日に発表した「平成26年 No.06 週間火山概況 (平成26年1月31日~2月6日)」によると、十和田の地震活動はおおむね平常にもどったようです:
1月27日(前期間)10時頃から、十和田湖の中湖(なかのうみ)付近を震源とする地震が増加しました。この地震活動は17時から19時頃をピークに、非常に多い状況となりましたがその後は減少しました。

今期間は微小な地震が一日あたり0~6回と更に減少し、概ね平常の状況となりました。

火山活動に特段の変化はなく、噴火の兆候は認められません。

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西之島沖で噴火、新島誕生 (続報-9)


1月25日付「西之島沖で噴火、新島誕生 (続報-8)」の続報です。

海上保安庁が2月3日に実施した観測結果を発表しています。「依然として活発な噴火活動が継続」、「高温のマグマの供給は現在も活発に継続」、「新たに形成された陸地は、1月20日時点と比較して更に拡大」、「面積:約0.4平方km、東京ドームの約9倍に相当」:

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イエローストーンに噴火のうわさ


イエローストーンで異常に強い地震が記録され続けいており噴火する恐れがある、とのうわさがネット上で広まっています。うわさの発端は、ネット上で公開されているユタ大学の地震計の波形です。

米国地質調査所(USGS)所管のイエローストーン火山観測所が、このうわさを打ち消す情報を発表しています:

上記情報によれば、掘削孔に設置されている B944 と呼ばれる地震計がここ数週間、誤動作を続けており、電気的ノイズの強いバーストがデータに混入しているため、経験の少ない者がその波形を見ると何か大変なことがおきているような印象を受けてしまうとのことです。

イエローストーン国立公園内にある〝ジャイアンテス〟間欠泉が、2年半ぶりに噴湯を再開したこともうわさに影響しているかも知れません:

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2014年2月5日水曜日

ボラの大群が遡上 ― 茨城県大洗町


年明けごろから、茨城県大洗町(地図)の涸沼川最下流部にある船だまりに、ボラの大群が遡上しているとのことです。「(船だまりに)ボラの大群は初めて」(現場近くに50年以上住む男性):

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2014年2月4日火曜日

中国が人工衛星による地震予知を目指す


「中国地震局は地震予知の実現を目指し、2016年9月から5基体制で人工衛星での電離層観測による『地震予知』の運用体制に入る」:

フランス、イタリア、ロシアに続いて中国もこの分野に参入です。当初は2015年に人工衛星を打ち上げるとされていました。アメリカでは私企業が地震予知用の人工衛星を打ち上げています。

日本はこの分野では出遅れています。電磁気的な現象による地震予知については未だに研究者のコンセンサスが得られていません。既存の研究分野の維持に予算が取られて人工衛星どころではないのかも知れません。また、人工衛星に予算を取られると死活問題となる分野の研究者の抵抗も激しいのではないでしょうか。

参考資料です:

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小惑星 2014 CE が地球に接近


2月1日午後0時44分(日本時間)、小惑星〝2014 CE〟が地球に接近しました。この小惑星は2月2日に発見され、遡って軌道を計算した結果、発見前日にすでに地球に最も近い点を通過していたことが判明したものです。直径は17mと推定されています。接近時の地球との相対速度は秒速約13.2km(時速約4万7000km)です。

小惑星 直径
(m)
接近日時
(日本時間)
接近距離
(*)
2014 CE 17 2月1日 12:44 1.40
(*)地球から月までの平均距離=1 

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2014年2月3日月曜日

阿蘇地方で地震連発


2月2日夜から、阿蘇地方で地震が連続して発生しています。気象庁発表の速報値では、いずれの地震も発生場所は北緯32.8度、東経131.0度(地図、緑色矢印)で阿蘇山から南西方向の外輪山付近、震源の深さは「ごく浅い」とされています:

日付 時刻 M 最大震度
2月2日 20:09 3.0 3
2月2日 20:13 2.5 1
2月2日 21:31 2.2 1
2月3日 00:43 3.1 2

阿蘇山ではやや活発な火山活動が続いており、1月13日、27日、29日に小噴火が観測されています。今回の連続地震はこの火山活動と関連があるのかも知れません。


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