7月24日付「
遙かなる地球」で紹介した写真以外にも、宇宙空間に浮かぶ地球や月を遙かかなたの探査機から撮影した写真が公開されています。それらをまとめたブログ記事がありますので紹介します:
以下は各写真につけられた説明の抜粋・テキトー訳です:
[1] 〝Earthrise〟(地球の出)。この種の写真の第1号。1968年12月24日(クリスマス・イブ!)に、月を周回中のアポロ8号から撮影。
[2] 2007年10月3日にマーズ・リコネッサンス・オービター(Mars Reconnaissance Orbiter)の高解像度カメラで撮影した地球と月。地球の大半は雲に覆われているが、右下に南アメリカ大陸の西岸が見えている。
[3] 2007年11月に日本の月周回衛星「かぐや」がハイビジョン・カメラを使って撮影した「地球の出」。
[4] 火星の黄昏の空に浮かぶ地球と金星。2009年6月26日に火星探査車・スピリットが火星のグセフ・クレーター内から撮影。
[5] 1992年12月16日、木星に向かうガリレオ探査機が620万kmかなたから振り返って撮影した地球と月。
[6] 1998年1月23日、NEAR(Near Earth Asteroid Rendezvous)探査機が小惑星〝433 エロス〟に向かう途上、
スイング・バイのために地球に接近した際に撮影した地球と月。地球の南極の方向から撮影している点が特徴。撮影時の地球との距離は40万km。
[7] 2005年5月11日、水星探査機・メッセンジャーが地球を使った
スイング・バイをする際に撮影した地球と月。このときの地球との距離は 2960万km。
[8] 地球の前を横切る月を写した連続写真。彗星探査機 ディープ・インパクトが地球から5000万km離れたところから撮影。左上の写真には、アフリカ大陸やアラビア半島が見えている。地球と比べて月が暗いことに注目。月の反射率は新しいアスファルト舗装の道路ほどしかない。
上記の中では[8]がいちばんインパクトがありますが、忘れてはならないのは、なんといってもボイジャー1号が60億kmの彼方から撮影した「
ペール・ブルー・ドット」(淡い青色の点)の画像です。
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