7月17日、マレーシア航空17便(MH17)のボーイング777旅客機(717/17/777)がウクライナ東部上空で撃墜されましたが、以下の記事は、その撃墜事件を予言していたのではないかと思われる文言を3つ紹介しています:
1つ目は、撃墜事件の前月に投稿されたロシア語の奇妙なツイート(
スクリーン・キャプチャー)です。ノストラダムスの予言詩のように思わせぶりで難解ですが、英語に直すと次のようになります:
Soon to be shot down over the ruins of the liner packed full of innocent euro-tourists. Tse will be the occasion for the official invitation to NATO. So I see.
罪のないヨーロッパの旅行者でいっぱいの定期便の残骸の上にもうじき撃ち落とされることになる。Tse はNATOへの正式の招待の機会となるだろう。そのように私には見える。
〝Tse〟は人名ですが、東京証券取引所やトロント証券取引所の略称でもあります。
英訳が正しいとすると、MH17の撃墜を予言しているのではなく、その撃墜現場の上空で再び撃墜事件がおこり、それがNATOの介入を招いて大規模な戦争に発展する可能性を示唆しているようにも読めます。
2つ目は、ナイジェリアの伝道師 TB Joshua 氏が2月16日におこなった説教です(
動画):
I was telling you about Russia that you should pray for the young man, a very charismatic leader, that he shoud take note of his airspace. Because when I was saying I want to see where this attack is coming from - airspace. It could be in form of aircraft crash or whatever. It could be from a place to that place or that place to that place but it will be connected to --- just to rubbish the wonderful country. But now, they should take care of their airspace. We too are on our knees praying for the nation, that is, Russia.
As I was saying, I talked about Russia, that we shoud pray last week and two weeks ago - I am seeing something happen. When and how? I said, "Let us pray". I was made to see the airspace; they should take care of the airspace. I am seeing an attack but we will continue to pray.
全体として、ロシアに対して領空に気を配れと警告しています。〝Russia〟(ロシア)、〝airspace〟(領空)、〝attack〟(攻撃)という言葉が繰り返し出てきます。「その攻撃はどこからやって来るのか ― 領空だ」、「その攻撃は〝aircraft crash〟(航空機の墜落)か何か別の形をとる」。
このブログでは以前にも TB Joshua 氏の予言を取り上げたことがあります。アイスランドのエイヤフィヤトラヨークトル氷河で大噴火が起き、大気中に漂う大量の火山灰の影響でヨーロッパの航空路線が大混乱に陥ったときのことです:
3つ目は、中国系マレーシア人(マレー系中国人?)の風水師・占星術師である Thean Y Nang 氏の予言です。同氏は、9・11の同時多発テロや2008年の四川大地震を正確に予言していたとされています。毎年、旧正月(2014年は1月31日)の前に出版される新しい年の運勢予想書の中で、「マレーシアはひどい不運と深刻な自然災害と人災に見舞われるだろう」、「2014年のマレーシアの国運は、悲観と極端な不幸の間を揺れ動き、その前途には多くの障害物が現れる」と予想しています。
Nang氏の予言については、さらに詳しい記事があります。同氏のマレーシアについての予言は〝San Bi〟(Three Jade、3の翡翠)と呼ばれる不吉な星の巡りによるもので、それは膨大な富や人命の喪失を意味している、との記述があります。〝San Bi〟(3の翡翠)は「三碧」と考えられるので、同氏の予言は「
九星」あるいは「
九星気学」にもとづくもののようです:
大きな災害あるいは事件が起きた後には、必ずと言っていいほど、それが予言されていたという話が出てきます。毎日世界中で色々な人が様々なことを書いたり発言したりしているのですから、後から調べればそれらしい「予言」を見つけることはそれほど難しくはないのだと思います。皆さんはどう思われるでしょうか。
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