2022年8月29日月曜日

双頭のハスが見つかる — 長野県上田市

 
8月23日、長野県上田市真田町の農園地図)で、1本のハスの茎に 2つの花がつく双頭蓮のつぼみが見つかりました。26日には開花し始め、29日には散ってしまったとのことです。
 
「2017年から蓮を栽培していますが、初めて確認しました。諸説あるみたいですが、少なくとも1万分の1の確率だとよく聞きます」:
 
過去の双頭連の事例については以下の関連記事をご覧下さい。
 
 

近畿圏中心領域大型地震 (続報-270)

 
八ヶ岳南麓天文台(地図)の串田氏が「No.1778 長期継続大型地震前兆」について 8月28日14:30 付けで更新情報を出しています。
 
「PBF終息 → 9月6日(最大誤差 9/6±3)発生の可能性」:
 
 更新情報の概要
  • CH26観測装置(八ヶ岳)に出現のPBF変動は8月24日前後に終息すると予想していたが、弱い特異の中に弱いPBF変動が混在する状態が継続。8月28日朝7時になってPBF変動は終息。

    [PBF変動:Periodic Baseline Fluctuation anomaly、典型的な地震前兆波形。周期的な基線のうねり変動。極大時に集中出現した場合は、継続時間が地震規模を表す。]

  • CH26観測装置のPBF変動と同期あるいは補完するようにPBF変動が断続的に出現していたCH07観測装置とCH15観測装置(いずれも八ヶ岳)にもPBF変動は見られない。このまま再出現がなければPBF変動は完全に終息した可能性がある。
     
  • CH26観測装置に出現のPBF変動において、最終段階のPBF出現時間計は約162時間。この継続時間に経験式を適用すると M8.0±0.3 の規模が算出される。
     
  • M8前後の規模を示すPBF変動の継続出現が3回も観測され、過去にはない出現形態。初現〜極大関係も経験則に合わない。「No.1778前兆は異例だらけです。」

  • 推定発生時期は極大〜終息の経験則で計算した。CH26観測装置の微弱な特異は8月14.3日から出現しだしたため、08月末まで継続する可能性がある。

  • 終息したPBF変動の再出現があった場合は推定発生時期を続報で修正予定。

推定日9月6日(最大誤差 9月6日±3日) の可能性
前兆変動再出現の場合は続報で修正
推定時間帯 09:00±2時間 または 17:00±3時間
推定震央領域 続報 No.335」所載の図2太線内(火山近傍領域)
斜線の領域は可能性を考え易い参考推定領域
推定規模 M8.0 ± 0.3
地震に伴う近隣火山の活発化や噴火=完全否定は困難
推定地震種 震源が浅い陸域地殻内地震
 
 
No.1778前兆群は、2008年7月初旬に出現し始めた前兆です。継続期間は14年を越えました。串田氏の観測歴上で最長の継続期間で、ピーク時期には30の観測装置に前兆変動が出現しました。
 
 
 

2022年8月24日水曜日

地中の電磁波や地電流で地震予知

 
大手ゼネコンで高層ビルの免震システム「超高層免震」の技術を開発・実用化した第一人者で、現在は個人企業を設立して地震予知の研究をしている内山義英氏を紹介している記事です。全2ページの非常に長い記事です。1ページ目は地震の原因についての概論ですので、2ページ目から読んでもよいかもしれません:

特に印象に残った部分を以下に抜き書きします:
  • (南海トラフの)次の地震までの時間的余裕はまだ40年ほどあるはずです。発生確率は2040年ごろまでほぼゼロであり、確率のピークは2050年~2060年前後と予測しています。

  • 首都直下地震については、1923年の関東大震災から約100年が経過し、関東地方ではマグニチュード7以上の地震が1回も発生していません。ですから、政府が想定する「都心南部直下地震」マグニチュード7.3を含めて、いつ起こっても不思議ではないというのが実情です。

  • 地震学者の中には、政府が南海トラフ地震の危険性を強調するのは、首都直下地震から注意をそらすため、と言う人もいます。都心からの人口流出を防ぎ、地価の下落を防ぎたいのではないかという考えです。

  • 地震が起こる直前の電磁波は、地震発生の1週間前から10日前に観測されるため、地震発生の1週間から10日前に予知が可能、ということになります。

  • 現時点では、琉球諸島でマグニチュード7級の前兆が見られる以外、日本各地で巨大地震の兆候は出ていません。

  • 琉球諸島では近日中に、沖縄本島の沖から与那国島の沖にかけて存在する「琉球海溝」または「沖縄トラフ」で地震が起こる可能性があります。ただ震源が遠いこともあり、震度としては5弱から6弱、津波も1メートルほどと見ています。

ヘビが原因で火災と停電 — 和歌山県紀の川市

 
8月22日夜、和歌山県紀の川市長田中(地図)の変電所で火災があり、周辺最大約6160軒が停電し、JR和歌山線に運休や遅延が発生しました。ヘビが変電所の設備に接触したことが原因とみられています:
 
現場は中央構造線の真上です。
 
 
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海徳海山に噴火警報

 
左が西海徳場、右が東海徳場
(海上保安庁「海域火山データベース」より)
 
8月20日付「海徳海山付近に変色水域」の続報です。
 
8月23日20時00分、海徳海山(地図)に「噴火警報(周辺海域)」が発表されました。
 
「海上保安庁が本日(23日)実施した上空からの観測によると、海徳海山(北緯26度07.6分、東経141度06.1分、母島の南西約120km)付近で、直径約100m、黄白色の変色水が確認されました」、「今後、海底噴火が発生する可能性があります」: 
 
以下は海徳海山の3次元モデルです。マウス操作でいろいろな方向から見ることができます: 

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2022年8月23日火曜日

噴火終息か — アイスランド

 
8月4日付「噴火始まる — アイスランド」の続報です。
 
現地時間8月3日にレイキャネス半島で始まった噴火が20日に止まったようです。アイスランド気象局の発表はまだありませんが、現地メディアの報道によると、8月18日ごろから火山性の震動が徐々に減衰、20日夜にはほとんど観測されなくなり、溶岩の流出も停止、火口もふさがった状態になった、とのことです:
 
上の2番目の記事では21日夜に「流れる溶岩が確認された」とありますが、専門家によると、これはまだ冷却中の溶岩で、活動が停止する前に流れ出したものである可能性があるとのことです。
 
これが本当の終息であるとすれば、昨年の噴火が半年間ほど続いたことに比べると、かなり短期間で終わったことになります。火山学者や地質学者は、昨年と今年の噴火は、レイキャネス半島の新しい火山活動期の始まりを意味し、数十年から数世紀続く可能性もあると述べています。
 
 

雲がないのに雲の影が・・・

 
雲一つない快晴なのに山肌に黒い影が見えます。これは何でしょうか:

この動画を見た人からは、山火事の跡ではないのかとか、撮影者の影が路上に長く伸びていることから、太陽の位置が低く撮影者が気づいていない地平線近くの雲が影を投げかけているのではないか、といった意見が出ています。
 

神社の森から水が噴き上がる、高さ30〜40m — 北海道長万部町 (続報-2)

 
 
北海道長万部町にある飯生神社(いいなりじんじゃ、地図)の森で8月8日夕方から噴出している水の成分分析の結果が出ました:
 
4つの記事をまとめると ——
  • 水温 21.5℃ の温泉水
  • ナトリウムやマンガンなど温泉成分が含まれている 
  • ナトリウム・塩化物・炭酸水素塩泉と推定
  • 微量のヒ素が含まれているが、基準値を下回っていて人体への影響はない
  • 食塩を含む食塩泉のため、金属類がさびるなどの塩害が発生する可能性
  • 可燃性天然ガスも検知されている
 
噴出が始まってから2週間が経過しましたが、水の勢いは衰えていないとのことです。
 
 
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2つの小惑星が地球と月に接近・通過

 
8月20日から21日にかけて、小惑星〝2022 QW1〟と〝2022 QE1〟が地球と月の近くを通過して行きました。
 
2022 QW1 (2022年8月22日付予報)
接近日時(日本時間)
(地球)8月20日 23:42
 (月)8月21日 03:00
接近日時 誤差
(地球)±1 分
(月)±2 分
接近距離 (地球)0.53 LD
(月)0.87 LD
推定直径
10 ~ 22 m
対地球相対速度
10.9 km/s ≅ 3万9000 km/h
発見から地球接近まで−1 日
次の地球接近
公転周期1127 日 ≅ 3.09 年
分類
アポロ群
 (1LD=地球から月までの平均距離)
 
2022 QE1 (2022年8月22日付予報)
接近日時(日本時間)
(月)8月20日 15:46
 (地球)8月21日 04:59
接近日時 誤差
(月)±1 分未満
(地球)±1 分未満
接近距離 (月)0.64 LD
(地球)0.48 LD
推定直径
6 ~ 13 m
対地球相対速度
6.4 km/s ≅ 2万3000 km/h
発見から地球接近まで−1 日
次の地球接近2025年5月30日〜31日
公転周期277 日 ≅ 0.76 年
分類
アテン群
 (1LD=地球から月までの平均距離)
 
このブログでは、原則として地球から 1LD 以内に近づく小惑星を記事にしています。
 
 

2022年8月22日月曜日

ネス湖の怪獣を追い払う

 
8月22日は、記録に残る中では最初にネス湖の怪獣が目撃された日です。

西暦565年8月22日、アイルランドの司教で後に聖人に列せられるコルンバが怪獣を目撃したと記録されています。コルンバはピクト人の王を訪ねる途次、ネス湖のほとりで人を脅かす怪物に出くわしたとされています。コルンバは神に祈り、怪物を追い払ったとのこと。
 
コルンバは実在の人物です。
 

秋田焼山で高濃度の有毒ガス — 秋田県 (続報)

 
7月14日付「秋田焼山で高濃度の有毒ガス — 秋田県」の続報です。

秋田県鹿角市と仙北市にまたがる活火山・秋田焼山(地図)近くの叫沢(さけびざわ、地図)周辺で、6月に、人間の致死濃度の57倍を超える硫化水素が検出されていたことがわかりました。即死する可能性もあるとのこと。県や環境省は近くを通る国道の一部区間で駐停車しないように呼びかけています。叫沢地区では1986年に観光客が火山ガスで死亡する事故が起きています:

気象庁が8月8日に発表した「秋田焼山の火山活動解説資料(令和4年7月)」(PDF形式)には、「叫沢源頭部からの噴気の高さは30m以下で、噴気活動は低調に経過しました」と書かれています。

秋田焼山は1997年に水蒸気噴火を起こし、岩屑なだれ、地すべり、泥流などが発生しています。
 
 
 

2022年8月20日土曜日

噴火警戒レベル引き上げ — アメリカ領サモア

 
 
日本時間8月20日09時、タウ島(Taʻū Island)とオフ-オロセガ火山(Ofu-Olosega Volcano)の噴火警戒レベルが「ADVISORY」に、航空カラー・コードが「YELLOW」に引き上げられました。

「 アメリカ領サモアの地震と火山の監視を担当する連邦機関として、米国地質調査所のハワイ火山観測所(HVO) は、タウ島とオフ-オロセガ火山の警戒レベルを "ADVISORY" に、航空カラー・コードを "YELLOW" に指定する。これまでは "UNASSIGNED" であった 」、「 この指定は、いずれかの火山の活動が変化したことを反映したものではなく、タウ島とオフ-オロセガ島の人々が感じている地震の数、規模、頻度が、通常のバックグラウンド活動(警報レベル NORMAL/GREEN)をはるかに上まわっていることを確認するものである 」:
 
 
 
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海徳海山付近に変色水域

 
8月18日と19日、海底火山「海徳海山」(地図)付近で、海水の色が変わっているのが確認されました。
 
海徳海山は、今年3月に噴火が伝えられた「噴火浅根」とともに「北硫黄島付近海底火山」と呼ばれることもあり、1543年と1984年に噴火の記録があります。1986年と2001年にも変色水が見つかっています:
 
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2022年8月19日金曜日

火山の「噴火」と「爆発」

 
『南日本新聞』の記事から。
 
爆発も噴火の一種ですが、気象庁は「『学術的な定義があいまいで、誤解を生む』との理由で原則『噴火』に統一」しています。しかし、鹿児島県内の4火山については火山毎に基準を設けて「爆発」も使うのだそうです。4火山とは、桜島、諏訪之瀬島、霧島山、口永良部島で、同じ鹿児島県内であっても薩摩硫黄島には使わないとのことです:
 

CO2 圧入実験実施へ — 北海道三笠市

 
8月23日から、北海道三笠市弥生双葉町(地図)で、二酸化炭素(CO2)地下固定研究のためのCO2圧入実験が始まります。

「地下の石炭をガス化し、そのガスから水素を製造する際に発生する二酸化炭素(CO2)への対応として、CO2の地下への埋め戻しを計画しています」:

北海道では苫小牧市沖でもCO2の地下圧入が行われました。関連は否定されていますが、圧入地点から約34km離れた場所で、北海道胆振東部地震(2018年9月6日、M6.7、最大震度7)を筆頭に、最大震度6弱の地震が1回、5弱の地震が2回発生しています。
 
三笠市には防災科学技術研究所が運営する Hi-net(高感度地震観測網)の観測点があるので、微小な地震であっても24時間ネットでモニターすることが可能です。
 
 
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霧島山(新燃岳)の噴火警戒レベル引き下げ

 
8月19日11時00分、新燃岳(地図)の噴火警戒レベルが「1(活火山であることに留意)」に引き下げられました。

「新燃岳火口直下を震源とする火山性地震は、2022年3月27日に増加し多い状態となりましたが、その後は増減を繰り返しながらも減少傾向となり、7月下旬以降は少ない状態で経過しています」、「2021年12月頃から、霧島山の深い場所でのマグマの蓄積を示すと考えられる伸びが認められましたが、2022年7月頃から停滞しています」:
 

噴火警戒レベル引き上げへ — アメリカ領サモア

 
8月16日付「アメリカ領サモアで群発地震」の続報です。
 
アメリカ領サモアのマヌア諸島(Manuʻa islands、地図)で7月26日に始まった群発地震は今も続いています:
 
上記 "INFORMATION STATEMENT" の概要は以下のとおりです:
  • アメリカ領サモアのマヌア諸島(Manuʻa islands)で発生した群発地震は、大きな変化なく続いている。1時間に約20回の地震が記録されているが、ほとんどは無感。マグニチュード2〜3が最大と推定される。地震データは、地震がマヌア諸島の地下を移動するマグマに関連していることを示しており、震源はオフ-オロセガ島(Ofu-Olosega、地図)よりもタウ島(Taʻū、地図)に近い可能性が高い。

  • タウ島とオフ-オロセガ島からの報告によると、地震の強さは様々であるが、概して短く鋭い揺れである。

  • マヌア諸島の火山はこれまで監視されておらず、米国地質調査所の火山警報システムで は未割り当てに分類されていた。

  • 地震活動のレベルは NORMAL(緑色)を超えており、適切なレベルは ADVISORY(黄色)。

  • 状況に変化がない場合、米国地質調査所(USGS)は8月19日 にタウ火山とオロセガ火山の噴火警戒レベルを「警戒」(黄色)に引き上げる予定。

  • 火山で発生した群発地震がすべて噴火につながるわけではない。今年初めにトンガで起きたような大規模な爆発的噴火の可能性は極めて低い。

  • タウ島はサモア諸島の東端で、アメリカ領サモアに属する。同島は大きな楯状火山の頂上部で、その大部分は海面下にある。タウ島とオフ-オロセガ島はサモア海嶺の頂上にあり、サモア・ホットスポットに関連する火山活動によって形成された。1866年にタウ島とオフ-オロセガ島の間で噴火した海底火口もサモア海嶺に位置している。Vailuluʻu 海底火山(地図)は、タウ島の東約25マイル(40km)に位置する海底火山で、過去50年間に複数回噴火している。
 
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2022年8月18日木曜日

地底から響く謎の音 — トルコ (続報)

 
8月1日付「地底から響く謎の音 — トルコ」の続報です。
 
トルコ東部スィイルト県(Siirt province)のメイダンデレ村(Meydandere、地図)に続いて、3.5km離れた同県アキヤイラ村(Akyayla、地図)でも8月9日の夜から謎の音と震動が発生しています:

村長や村民は次のように語っています ——「自分たちの家が崩壊するような気がした(中略)メイダンデレ村のことを聞き、心配になった」、「揺れとそれに伴う爆発に似た音を2回感じた」、「恐ろしかった。過去に地震を経験したことがあり、どんなものか知っている。これは地震ではない」。
 
当局による調査の報告書は作成中とのことですが、当局者は「メイダンデレは地滑りの跡地に作られた村であり、アキヤイラは落石の危険性が高い地域にある」と語っています。
 
 
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近畿圏中心領域大型地震 (続報-269)

 
八ヶ岳南麓天文台(地図)の串田氏が「No.1778 長期継続大型地震前兆」について 8月17日15:00 付けで更新情報を出しています。
 
「CH26 弱い特異に変化 PBFは断続的出現に 高知観測点特異=終息の可能性 CH26弱い特異 8/21-23終息すれば8/29±2 発生の可能性」:
 
 更新情報の概要
  • 八ヶ岳: 7月19日から出現したCH26観測装置のPBF変動は8月14日08時過ぎに終息。09時から弱い特異変動が出現。その後、弱い特異変動が継続しながら PBF変動のない長い空白時間を挟んで断続的にPBF変動が出現するパターンに変化。空白時間が長くなる一方、PBF変動の継続時間は短くなってきている。現在はPBF変動終息中で、 CH26観測装置の弱い特異変動のみが継続。

    [PBF変動:Periodic Baseline Fluctuation anomaly、典型的な地震前兆波形。周期的な基線のうねり変動。極大時に集中出現した場合は、継続時間が地震規模を表す。]

  • 高知観測点:K9観測装置とK10観測装置は既に静穏化。K8観測装置の特異変動も8月15日18時前に終息。 K6観測装置も終息の可能性。現状、高知観測点の特異変動は終息した可能性。

  • 全体: PBF変動も断続的な出現になり、高知観測点の複数に現れていた特異変動も静穏化。現在の主な変動であるCH26観測装置の弱い特異が終息すれば発生日を確定推定することが可能になる。8月21日〜23日に終息するか注視。

推定日2022年8月28日 (誤差:8月29日±2日)の可能性
8月21日〜23日に前兆変動が終息するかを確認して修正予定
推定時間帯 09:00±2時間 または 17:00±3時間
推定震央領域 続報 No.334」所載の図4太線内(火山近傍)
斜線の領域は可能性を考え易い参考推定領域
推定規模 M8.0 ± 0.3
地震に伴う近隣火山の活発化や噴火=完全否定は困難
推定地震種 震源が浅い陸域地殻内地震
 
 
No.1778前兆群は、2008年7月初旬に出現し始めた前兆です。継続期間は14年を越えました。串田氏の観測歴上で最長の継続期間で、ピーク時期には30の観測装置に前兆変動が出現しました。
 
 
 

2022年8月17日水曜日

神社の森から水が噴き上がる、高さ30〜40m — 北海道長万部町 (続報)

 
 
8月8日に始まった噴出現象のその後を伝えるニュース動画です。噴出の勢いはまったく衰えていません。神社の宮司によると、「温泉の臭い」(硫化水素臭)は噴出開始から2〜3日後にしなくなった、また、当初灰色に濁っていた噴出水は無色透明になったということです:
 
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小惑星 2022 QA が月と地球に接近・通過

 
8月17日早朝、小惑星〝2022 QA〟が月と地球の近くを通過して行きました。
 
2022 QA
(2022年8月16日付予報)
接近日時(日本時間)
(月)8月17日 04:33
 (地球)8月17日 06:34
接近日時 誤差
(月)±1 分未満
(地球)±1 分未満
接近距離 (月)1.15 LD
(地球)0.78 LD
推定直径
10 ~ 22 m
対地球相対速度
15.2 km/s ≅ 5万5000 km/h
発見から地球接近まで1 日
次の地球接近2028年1月12日ごろ
公転周期949 日 ≅ 2.60 年
分類
アポロ群
(1LD=地球から月までの平均距離) 
 
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2022年8月16日火曜日

朝の空を横切る大火球 — 米国ユタ州

 
米国ユタ州(地図)北部で現地時間8月13日午前8時32分ごろ、大きな轟音が人々を驚かせました。当初は地震やジェット機の衝撃波などが疑われましたが、人工衛星の雷観測画像や防犯カメラの映像から、大火球が空を横切って飛行したことが原因と判明しました:
 
轟音の原因となった火球は、8月11日から12日にかけて極大を迎えたペルセウス座流星群の可能性が高いと考えられています。
 
明るい空を背景にしてもこれほどはっきり見える火球ですから、夜間だったらおそらく周囲が昼間のように明るくなったのではないでしょうか。
 

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アメリカ領サモアで群発地震

 
7月26日ごろから、アメリカ領サモアサモア独立国の東方)のマヌア諸島(Manuʻa islands)で群発地震が続いています。無感地震を含めて1時間あたり30〜60回の地震が記録されています。当初はタウ島(Taʻū island、地図)の火山か Vailuluʻu 海底火山(地図)周辺が震源とみられていましたが、タウ島に新たに設置された地震計のデータや、揺れの通報などによって、Vailuluʻu よりはタウ島に近い領域で発生していることがわかってきています:
 
今年1月にはトンガ王国で火山の爆発的噴火があり津波が発生しましたが、サモアの火山はハワイ諸島の火山に似ていて、緩やかに溶岩を流出させるタイプの噴火が多いということです。

 
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キッコウチクが開花 — 沖縄県うるま市

 
沖縄県うるま市勝連平敷屋(地図)の民家でキッコウチク(亀甲竹)が花を付けています(報道取材は8月5日)。キッコウチクはモウソウチクの突然変異種です。球状に花が付いており、一般的な竹の花とは見た目が大きく違っています。Wikipedia には「開花は希少であり、日本国内では2017年時点で、1966年の京都市下京区の例と、2017年9月の伊東市の2例しか記録されていない」との記述があります。 

「亀甲竹の開花は今のところ国内で数例しか記録されていません。花なのか、はたまた別の何かなのか」:
 
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2022年8月13日土曜日

近畿圏中心領域大型地震 (続報-268)

 
八ヶ岳南麓天文台(地図)の串田氏が「No.1778 長期継続大型地震前兆」について 8月13日13:00 付けで更新情報を出しています。
 
「 PBF継続→先行特異は誤認識 8/28± 発生の可能性検討 過去例のない初めて体験する PBF 出現形態 」:
 
 更新情報の概要
  • 「 前続報では8/11or12に更新できればと記しましたが、本日8/13のデータを確認した かったため、本日8/13の更新となりましたこと、お詫び申し上げます 」

  • 特異変動: CH20観測装置(八ヶ岳)に継続出現していた特異変動が8月12日15時に静穏化。K6観測装置とK8観測装置(いずれも高知観測点)の特異変動は継続出現中。特異変動が終息したCH20観測装置にはCH26観測装置と同期するPBF変動が出現中。

  • PBF変動: 八ヶ岳の複数観測装置同期出現したPBF変動は、出現観測装置数が減少。CH26観測装置(八ヶ岳)のPBF変動は8月12日日中から不規則になりだし、終息の可能性を見せるも全体的には継続し、本日8月13日も継続出現中。現在PBF変動が出現しているのはCH20観測装置とCH26観測装置のみ。

    [PBF変動:Periodic Baseline Fluctuation anomaly、典型的な地震前兆波形。周期的な基線のうねり変動。極大時に集中出現した場合は、継続時間が地震規模を表す。]

  • 以上の観測事実から、7月19日から156時間継続出現したPBF変動(以下A)は先行特異ではないことになる。過去のPBF変動の事例でこのような出現形態はない。初めて体験するPBF出現形態。

  • Aが先行特異ではないとしたら、前兆変動初現と見なすしかない。7月19日を初現、8月1.8日〜8月2.0日を極大をとして、経験則[初現〜地震発生:極大〜地震発生 = 20:13]を適用すると、8月28日±3日が地震発生時期として算出される。この場合、8月21日ごろが前兆変動終息時期となるので、これを確認して地震発生日を再計算したい。
 
推定日2022年8月28日±3日の可能性を検討中(8月21日前後に前兆変動が終息するかを確認して修正予定)
推定時間帯 午前9:00±2時間 または 午後5:00±3時間
推定震央領域 続報 No.333」所載の図4太線内(火山近傍)
斜線の領域は可能性考え易い参考推定領域
推定規模 M8.0 ± 0.3
地震に伴う近隣火山の活発化や噴火=完全否定は困難
推定地震種 震源が浅い陸域地殻内地震
 
 
No.1778前兆群は、2008年7月初旬に出現し始めた前兆です。継続期間は14年を越えました。串田氏の観測歴上で最長の継続期間で、ピーク時期には30の観測装置に前兆変動が出現しました。
 
 
 

小惑星 2022 PW1 が月と地球に接近・通過

 
8月8日から9日にかけて、小惑星〝2022 PW1〟が月と地球のそばを通過していたことが明らかになりました。この小惑星が発見されたのは地球最接近から2日後でした。
 
2022 PW1 (2022年8月12日付予報)
接近日時(日本時間)
(月)8月8日 21:36
 (地球)8月9日 03:58
接近日時 誤差
(月)±6 分
(地球)±5 分
接近距離 (月)1.22 LD
(地球)0.64 LD
推定直径
7 ~ 17 m
対地球相対速度
8.6 km/s ≅ 3万1000 km/h
発見から地球接近まで−2 日
次の地球接近2061年9月25日ごろ
公転周期1443 日 ≅ 3.95 年
分類
アポロ群
 (1LD=地球から月までの平均距離)
 
このブログでは、原則として地球から 1LD 以内に近づく小惑星を記事にしています。
 
 

2022年8月12日金曜日

白頭山で山崩れ

 
8月9日、北朝鮮と中国の国境にある火山・白頭山(長白山、地図)の中国側で山崩れが発生しました。観光客が避難しましたが、けが人は出ていないということです:
 
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神社の森から水が噴き上がる、高さ30〜40m — 北海道長万部町

 
8月8日夕方、北海道長万部町にある飯生神社(いいなりじんじゃ、地図)の森から、轟音とともに水柱が周囲の木々をはるかに超える高さ30〜40mまで噴き上がり、現在も続いています。水温は23℃で、灰色に濁っており、周辺には硫化水素臭が漂っているとのことです。

「(水柱は)1958~59年にかけ温泉を掘る工事をした井戸から出ている」との報道がありますが、北海道立総合研究機構 エネルギー・環境・地質研究所の専門家は「現場には1950年代に掘られた天然ガスの井戸の跡があり、老朽化で井戸が損傷しガスと地下水が噴出した可能性がある」と解説しています。

さらに、「周辺では、61年前にも大量の水が自然に噴き出す現象が起きていて、その時は、2、3日で噴出は収まった」との報道もあります:

61年前(=1961年)にも同様の現象が起きていたということですが、北海道では1961年から62年にかけて2つの大きな地震が起きています(長万部町から震央までの距離は遠いですが):
  • 1961年8月12日 釧路沖 M7.2
  • 1962年4月23日 十勝沖 M7.1
 
 温泉や地下水の異常は大きな地震の前にはかなり起きているようですが、温泉についてはあまり報道されません。温泉の温度や湧出量の変化、変色、濁りなどは、客足が遠のくことを嫌ってあまり表沙汰にはされないのでは、と思っています。

東北地方太平洋沖地震(2011年3月11日)の前には、北海道や東北地方で次のような異変が報道されました:
 
[備考]8月11日 00:35 宗谷地方北部 M5.1、深さ10km、最大震度5弱; 8月11日 00:53 宗谷地方北部 M5.3、深さ10km、最大震度5強; 8月11日 02:14 宗谷地方北部 M4.6、深さ10km、最大震度4(いずれも震央距離は約295km)

[備考]8月20日 22:45ごろ 内浦湾 M2.3、深さ10km、最大震度2(震央距離 約85km)
 
 
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2022年8月9日火曜日

近畿圏中心領域大型地震 (続報-267)

 
八ヶ岳南麓天文台(地図)の串田氏が「No.1778 長期継続大型地震前兆」について 8月8日16:00 付けで更新情報を出しています。
 
「8/10〜11 前兆終息の場合=8月13日発生の可能性(あくまでも参考: 8/11 前兆が終息しない場合=8月27日±3発生の可能性も有)」:
 
 更新情報の概要
  • 前回の更新情報で述べたとおり、昨年11月以降の14項目の前兆変動の変化から7月末の前後数日が算出されたが、それは対応地震の発生日ではなく、次ステージ(ステージ26)の極大日(8月1日)を示していた。8月1日極大前兆変動がステージ26であると認識。
     
  • 7月末の前後数日を地震発生時期と見なしたのは、14項目の変動が終息した時期にハヶ岳南麓の複数の観測装置に出現し始めたPBF変動を余震の前兆変動の可能性があると考えたため。「誠に申し訳ありませんでした。」

    [PBF変動:Periodic Baseline Fluctuation anomaly、典型的な地震前兆波形。周期的な基線のうねり変動。極大時に集中出現した場合は、継続時間が地震規模を表す。]
     
  • ステージ26を構成する主要な前兆変動はPBF変動。7月19日から156時間継続したPBF変動(以下P)は先行特異、その後のPBF変動が主前兆変動と認識。そのうち、149時間継続したPBF変動(以下C)は極大が認識できるので、その継続時間を主前兆PBF変動の規模推定根拠継続時間とした。
     
  • Pが先行特異であるとする認識が正しい場合は、8月10日〜11日に前兆変動終息の可能性が算出される。終息すれば、8月13日±3日に地震発生の可能性。終息しない場合は、Pを先行特異とする認識が誤りで、Pの初現が主前兆初現となり、8月27日前後に地震発生の可能性となる。
     
  • Pの継続時間は156時間と長く、主前兆の一部とは極めて考えにくいため、Pはやはり先行特異で、8月13日前後に地震発生となる可能性が考え易い状況。8月10日〜11日に前兆変動が終息するかに注目。「8月11日または12日に続報を出せればと考えています。」

 
推定日2022年8月13日または14日(8月14日±1日)の可能性が考え易いが、今後の前兆変動の状況によって修正の可能性がある。
推定時間帯 午前9:00±2時間 または 午後5:00±3時間
推定震央領域 続報 No.332」所載の図2太線内(火山近傍)
斜線の領域は可能性考え易い参考推定領域
(2022年7月までの推定領域に最近のPBF変動の推定影響局(FM放送局)を加味した結果、推定領域が狭められています。)
推定規模 M8.0 ± 0.3
地震にともなう近隣火山活発化や噴火=完全否定は困難
過去例と異なる前兆変動があるため推定困難
推定地震種 震源が浅い陸域地殻内地震
 
 
No.1778前兆群は、2008年7月初旬に出現し始めた前兆です。継続期間は14年を越えました。串田氏の観測歴上で最長の継続期間で、ピーク時期には30の観測装置に前兆変動が出現しました。
 
 
 

2022年8月8日月曜日

吾妻山で火山性微動と傾斜変動

 
8月7日19時50分ごろ、吾妻山(地図)で火山性微動と傾斜変動が発生しました。火山性地震の増加はありませんでした。
 
「これまで観測した火山性微動に比べると、振幅は小さいものでしたが、継続時間は1時間39分(速報値)と最も長いものでした。火山性微動が観測されたのは、2022年3月28日以来です」、「火山性微動の発生に伴いわずかな大穴火口方向(西)上がりの変動がみられましたが、現在は火山性微動発生前の状態に概ね戻っています」:
 
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これがプロキシマ・ケンタウリだ !?

 
フランスの代替エネルギー・原子力委員会のディレクターで、著名な物理学者であるエティエンヌ・クライン氏の投稿 —— 「プロキシマ・ケンタウリの写真、太陽に最も近い恒星、4.2光年の距離にある。JWST(ジェームズ・ウェッブ宇宙望遠鏡)によって撮影された。この精細さ ・・・ 日に日に新しい世界が見えてくる。」:
 
 
 
この写真、実はプロキシマ・ケンタウリではなくてチョリソー(スペイン産のスパイシーなソーセージ)のスライスを写した冗談だったとクライン氏は明らかにしています:
 

2022年8月7日日曜日

ハコクラゲ a la 草間彌生

 
パプア・ニューギニアのカビエン(地図)にあるスキューバ・ベンチャーズ社が撮影した珍しいクラゲ。オーストラリアのクイーンズランド沖で四半世紀前に一度しか目撃されたことがない非常に珍しいハコクラゲの一種だそうです。草間彌生さんの《かぼちゃ》のデザイン(画像)を連想してしまいます:

シロイルカがセーヌ川を遡上 — フランス

 
8月2日、シロイルカ(ベルーガ)がセーヌ川(地図)を遡っているのが見つかりました。5日には河口から約100kmのところまで遡上したとのことです。セーヌ川には5月にシャチが迷い込んでいます。フランスの川でシロイルカが目撃されたのは、1948年のロワール川(地図)以来です。
 
 「シロイルカは通常、北極圏の冷たい海域に生息。秋になり海が凍り始めると餌を求めて南下するが、これほど遠方まで移動することはまれ」(生息域地図):
 
 

2022年8月5日金曜日

特大サイズの雹かと思ったら・・・

 
昨年5月にロシアのサンクト・ペテルブルク市(地図)で防犯カメラが捉えた現象です。特大サイズの雹が降ったのかと思いましたが、実は近くを走る路面電車に落ちた雷によって飛び散った火花なのだそうです:
 
 
 
 

海岸近くにイルカ — 和歌山県白浜町

 
8月3日夜から4日午後にかけて、和歌山県白浜町の臨海浦海水浴場(地図)近くの沿岸にイルカが出没しました。体長約2mで、ハンドウイルカミナミハンドウイルカ、あるいは両者の交雑種とみられています。

「今年5、6月に太地町(地図)の海で単独行動していたイルカと背びれの形が似ており、同一個体の可能性がある」(太地町立くじらの博物館):
 
 

2022年8月4日木曜日

噴火始まる — アイスランド

 
 
アイスランド気象局のウェブサイトによると、現地時間8月3日13時18分(日本時間同日22時18分)、レイキャネス半島で噴火が始まりました(ライブ映像ライブ映像)。場所はメラルダリール(Merardalir)で、昨年3月から9月にかけて溶岩の流出が続いたファグラダルスフィヨール(Fagradalsfjall)の噴火地点の近くです。噴火開始後は地震の回数が減少しているそうです。

以下のツイートの写真は噴火発生から間もなく撮影されたものです。亀裂はまだ短いですが、その後拡大しています。手前は昨年の噴火で亀裂上にできた火口です:
 
 
 
 

2022年8月3日水曜日

近畿圏中心領域大型地震 (続報-266)

 
八ヶ岳南麓天文台(地図)の串田氏が「No.1778 長期継続大型地震前兆」について 8月3日13:00 付けで更新情報を出しています。
 
「本日が発生時期誤差内の可能性は誤認識で 多数変動は 8/1 極大を示しており→8/1極大から次ステージ認識の可能性」:
 
 更新情報の概要
  • 7月19日夕方から八ヶ岳の複数の観測装置に出現したPBF変動は継続中。

    156時間継続→(7時間静穏)→20時間継続(A)→(9時間静穏)→63時間継続(B)→(4時間静穏)→現在も継続中(C)

  • 前回までの更新情報においては、PBF変動 A、B、C はいずれも本震ではなく余震の前兆変動である可能性が否定できず、多くの前兆変動変化が示した7月末前後数日間が対応地震発生時期であると考え、8月3日までは対応地震発生の可能性があるとして報告した。

    しかし、今回の更新情報の時点までの前兆変動出現状況を見ると、多数の前兆変動が示した地震発生時期の範囲内である8月1日に極大があると認識できる。

  • 156時間連続したPBF変動は、その後出現したPBF変動と変動周期が異なること、8月1日前後の地震発生時期を示すには誤差が大きく根拠が薄いことなどから、8月1日極大に関係した別の変動である可能性であると考える。

    この場合、過去観測事例に照らして可能性が高いのは、主前兆変動初現に先行して出現する「先行特異」の可能性(先行特異は特異変動が主であったための呼称であるが、変動形態は特異に限らず、BT や PBF の場合もある)。

    [BT変動:Baseline Thickness anomaly、静穏時よりも基線幅が増大する変動]

    [PBF変動:Periodic Baseline Fluctuation anomaly、典型的な地震前兆波形。周期的な基線のうねり変動。極大時に集中出現した場合は、継続時間が地震規模を表す。]

  • 8月1日の極大から次ステージに移行したと認識。これは多数の変動変化から推定された地震発生時期が実は次ステージの前兆変動の極大を示すという、No.1778前兆群で20回以上観測された現象と同じで考え易い。

  • 20時間継続したPBF変動(A)を主前兆変動の初現とすると、8月1日の極大との関係から、8月13日±3日が地震発生時期として算出される。

  • 以上の認識が現時点では考え易いため、8月3日までが発生時期の誤差範囲である可能性は否定されることになる。「大変申し訳ございませんでした。」

  • 「 8/13±3 発生の可能性が計算できますが、8/13 から次ステージとなり、発生時期はより先となる可能性や、現認識も誤認である可能性も完全否定困難です。」

    「しかし、まずは現認識が正しいか否か、そ して現状考え易い 8/13± 発生 の可能性が正しいか、観測と検討を続けます。」

    「 現認識が正しい場合は、前回の認識が誤認となりますので深く謝罪致 します。」

 
推定日現在の認識では 2022年8月13日±3日 の可能性が考えやすいが、今後の変化で修正
推定時間帯 午前9:00±2時間 または 午後5:00±3時間
推定震央領域 続報 No.331」所載の図2太線内(火山近傍)
斜線の領域は可能性考え易い参考推定領域
推定規模 M8.0 ± 0.3
地震に伴う近隣火山の噴火については完全否定困難 何らかの火山活動活発化の可能性も否定困難
推定地震種 震源が浅い陸域地殻内地震
 
 
No.1778前兆群は、2008年7月初旬に出現し始めた前兆です。継続期間は14年となります。串田氏の観測歴上で最長の継続期間で、ピーク時期には30の観測装置に前兆変動が出現しました。