2022年3月29日火曜日

伊万里湾にマッコウクジラ — 佐賀県伊万里市

 
3月28日午前、佐賀県の伊万里湾(地図)でマッコウクジラが泳いでいるのが目撃・撮影されました。体長は約10m。
 
「マッコウクジラが日本海側に現れるのは珍しい」(マリンワールド海の中道):

先月は有明海にザトウクジラが現れています:
 

ハッブル宇宙望遠鏡が大発見 !?

 
米国東部夏時間3月30日11時(日本時間31日00時)、ハッブル宇宙望遠鏡が達成した記録的な大発見をNASAが発表するとのことです:

NASAのこの種の気を持たせる発表は、期待が大きすぎて失望することが何度もありました。あまり大きな期待をせずに待ちましょう。
 

霧島山(新燃岳)で火山性地震増加 (続報-4)

 
 
新燃岳(地図)では、3月28日16時24分に、継続時間約2分の火山性微動が観測されました。火口直下を震源とする火山性地震が増加し多い状態となっています:
 
  火山性地震 火山性微動
3月1日 5回 0回
3月2日 12回 0回
3月3日(新月) 12回 0回
3月4日 5回 0回
3月5日 5回 0回
3月6日 9回 0回
3月7日 6回 0回
3月8日 8回 0回
3月9日 8回 0回
3月10日 5回 0回
3月11日 0回 0回
3月12日 4回 0回
3月13日 9回 0回
3月14日 1回 0回
3月15日 3回 0回
3月16日 4回 0回
3月17日 4回 0回
3月18日(満月) 2回 0回
3月19日 3回 0回
3月20日 8回 0回
3月21日 6回 0回
3月22日 9回 0回
3月23日 7回 0回
3月24日 13回 0回
3月25日 7回 0回
3月26日 8回 0回
3月27日 25回 0回
3月28日 11回 1回
3月29日11時まで 10回 0回
 
 

大形小惑星 2007 FF1 の地球接近

 
小惑星〝2007 FF1〟の地球接近について、欧米のメディアでは以下のような報道が散見されます。日本でも同種の記事が出るかも知れません:
 
実際はそれほど地球に近づくわけではありません。以下はNASA/JPLのデータベースに載っている接近予報です:
 
2007 FF1
(2022年3月28日付予報)
接近日時(日本時間)
4月2日 06:35
接近日時 誤差
±1 分未満
接近距離 19.311 LD 742万km
推定直径
120 ~ 260 m
対地球相対速度
12.8 km/s ≅ 4万6000 km/h
発見から地球接近まで
次の地球接近(日本時間)2035年8月23日 04:42
公転周期684 日 ≅ 1.87 年
分類
アポロ群
 (1LD=地球から月までの平均距離)
 
このブログでは、原則として地球から 1LD 以内に近づく小惑星を記事にしています。
 
 

2022年3月28日月曜日

吾妻山で火山性微動と傾斜変動、地震増加

 
3月28日06時11分ごろ、吾妻山(地図)で火山性微動が発生し、一時的に火山性地震が増加しました。火山性微動にともなって大穴火口方向が隆起する傾斜変動も観測されています。

「これまで観測した火山性微動に比べると、継続時間は短く、最大振幅は大きなものではありませんでした。火山性微動が観測されたのは、2019年5月14日以来です」、「火山性地震が一時的に増加し、07時までに20回(速報値)発生しましたが、その後は観測されていません(10時現在)。震源は大穴火口付近の浅部と推定されます」:
 
吾妻山が最後に噴火したのは1977年12月で、大穴火口付近での小規模な水蒸気噴火でした。
 
 
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噴火浅根で海底噴火

 
3月27日18時ごろ、小笠原諸島母島の南西約160kmにある海底火山「 噴火浅根」(地図)が噴火しました。同日23時過ぎに噴火警報と海上警報が出されました。噴煙は高度7000mまで達したとのことです。
 
「27日18 時頃から噴煙の可能性がある雲が見え、21時頃から火山灰の可能性が明瞭になってきたことから、噴火が発生したと判断」:

噴火浅根の山頂付近の水深は20mで、付近の海面には長期にわたって海水の変色などが確認されています。最も最近の噴火活動は1930年から1945年にかけてで、火炎・噴煙・硫黄・泥土・軽石・水柱などの噴出が毎年2~3回あったとのことです。
 
位置関係を整理します。小笠原諸島の西側に、北硫黄島、硫黄島、南硫黄島が並んでいます。噴火浅根は北硫黄島の北西約5km、昨年噴火し大量の軽石を噴出した福徳岡ノ場(地図)は南硫黄島の北北東約5kmのところにあります。噴火浅根は福徳岡ノ場から北に134km離れています。
 
昨年11月には福徳岡ノ場の南東約20kmでも変色水域や軽石が見つかっています:

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小惑星 2022 FB2 が地球と月に接近

 
3月29日未明から明け方にかけて、小惑星〝2022 FB2〟が 地球と月の近くを通過します。月よりも近いところを通過する小惑星としては大きい方です。
 
2022 FB2 (2022年3月27日付予報)
接近日時(日本時間)
(地球)3月29日 00:58
 (月)3月29日 05:46
接近日時 誤差
(地球)±4 分
(月)±5 分
接近距離 (地球)0.39 LD
(月)1.08 LD
推定直径
12 ~ 27 m
対地球相対速度
13.7 km/s ≅ 4万9000 km/h
発見から地球接近まで2 日
次の地球接近2023年10月19日ごろ
公転周期446 日 ≅ 1.22 年
分類
アポロ群
 (1LD=地球から月までの平均距離)
 
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2022年3月27日日曜日

霧島山(新燃岳)の噴火警戒レベル引き上げ

 

3月27日17時20分、新燃岳(地図)の噴火警報レベルが「レベル2(火口周辺規制)」に引き上げられました。
 
「新燃岳では、昨日(26日)から火口直下を震源とする火山性地震が増加しており、本日(27日)17時台に入り、前24時間で20回発生しています。火山性微動は観測されていません」:
 
  火山性地震 火山性微動
3月1日 5回 0回
3月2日 12回 0回
3月3日(新月) 12回 0回
3月4日 5回 0回
3月5日 5回 0回
3月6日 9回 0回
3月7日 6回 0回
3月8日 8回 0回
3月9日 8回 0回
3月10日 5回 0回
3月11日 0回 0回
3月12日 4回 0回
3月13日 9回 0回
3月14日 1回 0回
3月15日 3回 0回
3月16日 4回 0回
3月17日 4回 0回
3月18日(満月) 2回 0回
3月19日 3回 0回
3月20日 8回 0回
3月21日 6回 0回
3月22日 9回 0回
3月23日 7回 0回
3月24日 13回 0回
3月25日 7回 0回
3月26日 8回 0回
3月27日15時まで 13回 0回
 
 

2022年3月26日土曜日

空が真っ二つ — 福井県福井市

 
3月21日午後、福井県福井市(地図)の上空に直線的な縁を持つ雲が現れ、空が真っ二つに割れたように見えました。

「上空の高いところにできる巻雲の境界」、「巻雲が上空の西風に沿って広がっていた」(新潟地方気象台):

福井県では同様の現象が2020年1月にも見られました。この時は「本州南海上にある停滞前線の移動に伴い、前線付近にできた高積雲が移動したことで起こった」(福井地方気象台)と説明されています:
 

リュウグウノツカイ捕獲 — 福井県美浜町

 
3月21日、福井県美浜町の常神半島(地図)沖で、釣り人が深海魚のリュウグウノツカイを見つけ、網で捕獲しました。体長2.07m。衰弱しており、水族館に搬入後すぐに死んだとのことです:
 

小惑星 2022 FA1 が地球と月に接近

 
本日夕方から夜にかけて、小惑星〝2022 FA1〟が 地球と月の近くを通過します。
 
2022 FA1 (2022年3月25日付予報)
接近日時(日本時間)
(地球)3月26日 17:52
 (月)3月26日 21:29
接近日時 誤差
(地球)±1 分未満
(月)±1 分未満
接近距離 (地球)0.68 LD
(月)1.03 LD
推定直径
4 ~ 9 m
対地球相対速度
13.4 km/s ≅ 4万8000 km/h
発見から地球接近まで2 日
次の地球接近2036年8月30日ごろ
公転周期647 日 ≅ 1.77 年
分類
アポロ群
 (1LD=地球から月までの平均距離)
 
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小惑星 2022 FD1 が地球と月に接近・通過

 
小惑星〝2022 FD1〟が地球と月のそばを3月25日に通過していったことが、3月25日付の予報更新で明らかになりました。
 
2022 FD1 (2022年3月25日付予報)
接近日時(日本時間)
(地球)3月25日 18:13
 (月)3月25日 18:56
接近日時 誤差
(地球)±1 分未満
(月)±1 分未満
接近距離 (地球)0.039 LD
(月)0.950 LD
推定直径
2 ~ 4 m
対地球相対速度
18.5 km/s ≅ 6万7000 km/h
発見から地球接近まで1 日
次の地球接近2024年5月1日ごろ
公転周期799 日 ≅ 2.19 年
分類
アポロ群
 (1LD=地球から月までの平均距離)
 
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2022年3月25日金曜日

海底の UFO? — ペルー沖太平洋

 
南米・ペルーにあるナスカ(地図)の地上絵から西に約730kmの海底に見つかった直径数キロメートルの円形構造(拡大地図)が、「UFOだ」騒がれていることについての記事です: 

記事では、この円形構造について「船舶によるソナー調査が通過したラインのちょうど中央に位置しており、この形状は複数のデータソースをつなぎ合わせた際に生じた副作用である可能性がある」としていますがどうでしょうか。特殊な形状の海山である可能性もあるのではないでしょうか。

10年ほど前には、バルト海の海底で円盤状の物体が見つかっています:
 
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群発地震と火山噴火のおそれ — アゾレス諸島

 
大西洋のポルトガル領アゾレス諸島にあるサン・ジョルジェ島(地図、人口約1万人)で、3月19日午後から群発地震が続いています。23日までに観測された地震は1800回を超え、そのうち少なくとも94回は有感でした。さらに大きな地震や火山噴火の恐れが指摘されています:
 
 地震が起きている地域にはマナダス(Manadas)亀裂性火山系が存在しています。同火山系は、1580年以降6回噴火しており、最後の噴火は1907年です。1580年と1808年の噴火では火砕流も発生しています。

アゾレス諸島はポルトガルの西方に位置し、大西洋中央海嶺が近くを通っています。昨年大規模な噴火があったスペイン領カナリア諸島からは北西に約1500kmです。
 
 
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群発地震再発 — カナリア諸島

 
INVOLCAN(Instituto Volcanológico de Canarias、カナリア諸島火山学研究所)のツイート)によると、3月24日19時01分(日本時間25日04時01分)からラ・パルマ島のクンブレ・ビエハ山(Cumbre Vieja、地図)で群発地震が発生しているとのことです:
19時1分より、INVOLCANが運営するカナリア諸島地震ネットワークが、クンブレ・ビエハ火山で長周期の群発地震を記録しています。これまでに、深さ約10〜13kmで60以上の小規模なイベントが記録されています。

これらの長周期地震動は、マグマの貫入過程を反映したものではなく、マグマ溜りの冷却に伴う熱水流体の放出を反映したものです。
 
ラ・パルマ島のクンブレ・ビエハ山では、昨年9月19日から地震と大量の溶岩流出をともなう火山噴火がありましたが、12月25日に火山活動の終息が宣言されています:
 
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2022年3月24日木曜日

イワシの大群が押し寄せる — 岩手県釜石市、山田町

 
3月中旬ごろから、岩手県内各地の漁港や河口にイワシの大群が押し寄せています。場所は釜石市の尾崎白浜漁港(地図)、平田漁港(地図)、山田町の大浦漁港(地図)。
 
「3、4日前には海の底が見えなくなるほど大量のイワシがいた」、「冷たい海水に追われてイワシが岸の方に閉じ込められたとみられる」(岩手県水産技術センター): 
 

2022年3月22日火曜日

ボラの大群が遡上 — 千葉県市原市

 
3月中ごろから、千葉県市原市内の水路(地図)に大量のボラとみられる魚が遡上しています。水路の幅は約3mで、東京湾から約2km。

「取材した20日は、魚の大群が延長100メートル以上にわたって密集し、湾の方向から内陸部に向かって泳いでいた。死骸や浮いている魚は皆無だった」:
 
3月6日には、対岸の東京都大田区内の川で、ボラなどの魚1000匹以上が死んでいるのが見つかっています:
 

2022年3月21日月曜日

福島県沖 M7.4

 
3月16日深夜に福島県沖で発生したM7.4、深さ57km、最大深度6強の地震についてのやや専門的な解説です。

「2022年3月16日の断層の北側に広く赤いエリアが広がる.震源の南側も同様である.これらの地域が次の大きな地震の場所になる可能性が高い」、「この地域で次に地震活動が活発化しやすいことを示唆している.先に示したスラブ内地震の可能性だけではなく,プレート境界型地震もこの牡鹿半島沖で発生しやすいということだ」、「2021年,2022年の震源断層の南東側にも赤いビーチボール(動きを促進された断層群)が多数ある.ここも今後地震活動が活発化する可能性が考えられる」:
 
上の解説では「東北地方太平洋沖地震の広い意味での余震とみられる」とありますが、以下のような報道記事もありました。 広義の余震と狭義の余震があるようです:

 
 

近畿圏中心領域大型地震 (続報-258)

 
八ヶ岳南麓天文台(地図)の串田氏が 3月18日15:30 付けで更新情報を出しています。今回の更新情報は、(1)3月16日に発生した福島県沖の地震(M7.4、深さ57km、最大震度6強)の予測結果と、(2)長期継続前兆 No.1778 について書かれています:
 
福島県沖の地震
  • 3月9日00時ごろを中心として、高知観測点のK6観測装置にBF変動(基線のうねり変動、典型的な地震前兆波形)が出現。No.1778とは別の地震の前兆変動の可能性があると判断。同日、「地震前兆検知公開実験」の参加者に地震発生推定を配信。

  • このBF変動は函館の放送局の電波によるもの。伊豆の放送局によるBF変動も出現したが、こちらは No.1778 関連の前兆変動と区別できず。

  • 函館局の変動のみに基づいたために、推定領域は関東から東北地方という広い範囲になってしまった。伊豆局を加えていれば、もっと狭い範囲に絞り込めた。

  • 発生日は「[極大〜地震発生]=5日±2日」より、3月14日±2日と推定。

  • 規模は、沿岸海域では M6.5 までと推定。前兆強度の海深減衰およびプレート内地震の減衰を加味すれば M7.0±0.5 であった。

  • BF変動の出現時刻と実際の地震発生時刻も近かった。

  • その後、東北沖が震源と推定されるBF変動は現れていないので、同規模の余震発生の可能性は低いと推定される。

長期継続前兆 No.1778
  • CH32観測装置(八ヶ岳)の櫛歯変動(基線から数十秒毎に突出する変動により、波形が櫛の歯のようになる変動)は終息。CH15観測装置等のBT変動(静穏時よりも基線幅が増大する変動)も微弱化中 → 5月末±5日

  • CH29観測装置(八ヶ岳)の特異変動は、3月18日13時台に終息の可能性あり。3月18.6日終息とみなして計算 → 6月3日±3日

  • K1観測装置(高知観測点)の特異変動は継続中。3月19.7日〜20.3日に終息の場合 → 6月3日±3日

  • CH29とK1の前兆変動からは5月末発生の可能性は低い。 CH29がこのまま静穏化、K1が19日〜20日に終息し た場合は6月初旬発生の可能性が高まる。

推定日6月3日±2日の可能性を検討中
(今後の観測で修正の可能性あり)
推定時間帯 午前9:00±2時間 または 午後5:00±2時間
推定震央領域 続報 No.323」所載の図5太線内 火山近傍
斜線域は可能性考えやすい参考推定領域
推定規模 M8.0 ± 0.3
地震に伴う近隣火山の噴火については、直前の噴火前兆の有無を確認するまで不明。現状は噴火前兆なし。
推定地震種 震源が浅い陸域地殻内地震
 
 

2022年3月20日日曜日

御嶽山の噴火警戒レベル 引き上げ (続報-8)

 
 
御嶽山(地図)の火山活動は、地震数で見る限りはかなり落ち着いた状態のようですが、気象庁が3月14日に発表した「火山の状況に関する解説情報 第26号」によると、「やや高まった状態が続いており、今後、剣ヶ峰南西斜面の79-7火口から概ね1kmの範囲に影響を及ぼす噴火が発生する可能性があります」、「過去の事例では、火山性地震が多発し、その後減少した状態で噴火が発生したことがあります」とのことです。
 
  火山性地震 火山性微動
2月23日 97回 1回
2月24日 2回 0回
2月25日 17回 0回
2月26日 4回 0回
2月27日 4回 0回
2月28日 5回 0回
3月1日 5回 0回
3月2日 5回 1回
3月3日(新月) 4回 3回
3月4日 0回 3回
3月5日 1回 0回
3月6日 4回 1回
3月7日 4回 2回
3月8日 1回 4回
3月9日 2回 2回
3月10日 5回 1回
3月11日 1回 1回
3月12日 0回 0回
3月13日 1回 0回
3月14日 1回 0回
3月15日 0回 0回
3月16日 0回 0回
3月17日 0回 1回
3月18日(満月) 0回 1回
3月19日 0回 0回
3月20日15時まで 0回 0回
 
 
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2022年3月19日土曜日

リュウグウノツカイ漂着 — 沖縄県国頭村

 
3月14日、沖縄県国頭村鏡地(地図) の海岸に、リュウグウノツカイが打ち上げられているのが見つかりました。体長約2.7m。

「詳しい調査をしておらず、なぜ打ち上げられたのかは分からない」(現場を確認した美ら島財団総合研究センター):
 
リュウグウノツカイが漂着した場所は、琉球海溝側ではなく沖縄トラフ側の海岸です。沖縄トラフでは、このところ、「沖縄本島北西沖」を震源とする地震が多発しています。震央は、ほとんど同じ場所で、ほぼ沖縄トラフの拡大軸付近です。
 
 

漁港にリュウグウノツカイ — 福岡県福津市

 
3月15日、福岡県福津市の津屋崎漁港(地図)で、リュウグウノツカイが海面近くを泳いでいる姿が動画に撮影されました。
 
「『リュウグウノツカイ』が、ここまで元気に泳ぐ映像は初めて見た」(マリンワールド海の中道): 

リュウグウノツカイの動画というと、海面を漂っているか、弱ってゆっくりと泳いでいる様子のものが多いので、動きが緩慢な魚というイメージがありますが、上の記事の動画では捕獲用の網を敏捷に躱す姿が見られます。
 
 

2022年3月18日金曜日

And to President Putin, I say:

 
"And to President Putin, I say:
You started this war.
You are leading this war.
You can stop this war. "

(全文の日本語訳はこちら
 
 

小惑星 2022 FA が地球と月に接近・通過

 
小惑星〝2022 FA〟が地球と月のそばを3月15日に通過していったことが、3月17日付の予報更新で明らかになりました。この距離まで地球に接近する小惑星としては、かなり大きな方です。
 
2022 FA (2022年3月17日付予報)
接近日時(日本時間)
(地球)3月15日 10:52
 (月)3月15日 15:00
接近日時 誤差
(地球)±1 分未満
(月)±1 分未満
接近距離 (地球)0.49 LD
(月)1.33 LD
推定直径
10 ~ 23 m
対地球相対速度
10.2 km/s ≅ 3万7000 km/h
発見から地球接近まで0 日
次の地球接近2060年1月19日ごろ
公転周期1024 日 ≅ 2.80 年
分類
アポロ群
 (1LD=地球から月までの平均距離)
 
このブログでは、原則として地球から 1LD 以内に近づく小惑星を記事にしています。
 
 

2022年3月15日火曜日

定置網にサケガシラ — 神奈川県真鶴町

 
 
3月14日、神奈川県真鶴町沖の定置網(地図)にサケガシラが入り、小田原魚市場に搬入されました。体長約1.8m:

今回サケガシラが入った定置網には、1週間余り前にリュウグウノツカイが入り、生きたまま捕獲されています:

記事中に「前回『サケガシラ』が獲れたのは真夏の8月」とある点については以下の記事が該当しています:
 
上記2つのケースでは、その後に相模湾や関東地方で目立った地震は発生していません。しいて挙げれば、3月8日に神奈川県東部を震源とするM2.6、深さ27km、最大震度1の地震ぐらいです。
 
 

2022年3月14日月曜日

御嶽山の噴火警戒レベル 引き上げ (続報-7)

 

気象庁が3月14日に発表した「火山名 御嶽山 火山の状況に関する解説情報 第20号 令和4年3月14日16時00分」によると、御嶽山(地図)では、山頂付近が隆起する変動をともなった火山性微動が時々発生しており、火山活動がやや高まった状態が続いているとのことです。
 
  火山性地震 火山性微動
2月23日 97回 1回
2月24日 2回 0回
2月25日 17回 0回
2月26日 4回 0回
2月27日 4回 0回
2月28日 5回 0回
3月1日 5回 0回
3月2日 5回 1回
3月3日(新月) 4回 3回
3月4日 0回 3回
3月5日 1回 0回
3月6日 4回 1回
3月7日 4回 2回
3月8日 1回 4回
3月9日 2回 2回
3月10日 5回 1回
3月11日 1回 1回
3月12日 0回 0回
3月13日 1回 0回
3月14日15時まで 1回 0回
 
 
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