北朝鮮の地下核実験によると思われる震動波形を、Hi-net の連続波形画像で見ることができます。ただし、場所によってまったく震動が記録されていないところと、明瞭に区別できる波形が記録されているところがあります。
米国地質調査所(USGS)の資料によると、爆発が起きたのが日本時間午前 9時 54分 43秒、北朝鮮国内の「震源」から P波が日本の各地に届くには、おおよそ 2分 15秒から 2分 30秒ほどかかるので、9時 57分前後には初動が到達していることになります。
以下は、核実験によると見られる波形が比較的識別しやすい地点の連続波形グラフです。各グラフの下の方、9時 56分から 57分のあたりに核実験のものと思われる波形が現れています:
(上記連続波形の公開期間は 2週間です。したがって 6月8日午前 9時以降は、上記のリンクは無効になります。)
Image Credit: U.S. Central Intelligence Agency