2011年2月7日月曜日

温泉の温度が急激に変化 ― 鹿児島県霧島市


霧島山新燃岳の火口から約 2.5km のところにある温泉(鹿児島県霧島市の「国民宿舎みやま荘」、地図)で、昨年末ごろから、源泉の温度が数日おきに 10度以上、上下する現象がおきていたとのことです:

専門家は 「過去に起きた大規模な噴火でも、温泉が沸騰したり井戸水が枯れたりする現象が見られた。今回のケースもマグマの上昇に伴う変化と考えられる。こうした情報は噴火の予測に重要なので、何か変化があった際は、行政や研究機関などに連絡してほしい」 と語っています。

私はほぼ毎日、温泉の温度、湧出量、成分などに変化があったという報道がないか目を光らせていますが、この霧島市の温泉については報道がなかったと思います。こういう変化こそ、前兆掲示板に書き込んでほしいものです。ところが残念なことに、数ある前兆掲示板のほとんどは、頭痛、耳鳴り、体感、電卓の誤表示、といった愚にもつかない 「前兆」 の書きこみばかりで、病的な精神状態の人たちのたまり場と化しており、普通の人には近寄りがたいところになってしまっています。普通の人が、これはと思う地震や火山噴火の前兆を報告できる場があれば良いのですが ・・・。


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