X-37B の飛行を追跡している複数のアマチュア観測者によると、X-37B は 10月 7日と 9日、軌道計算によって予報されていた飛行ルートで観測されなかったということです。
X-37B は 7月末から 8月上旬にかけても軌道変更によって「行方不明」になりましたが、アマチュア観測者によってすぐに新しい軌道がつきとめられました。
今回の「行方不明」については、前回と同様の軌道変更という見方と、すでに着陸したのではという見方があります。X-37B は、宇宙空間に 270日間留まれるように設計されていることがわかっていますが、すでに着陸しているとすれば、100日近くの余力を残して地表に帰還したことになります。
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