2014年4月30日水曜日

小惑星 2014 HL129 が地球に接近


5月3日午後5時11分(日本時間)、アポロ型小惑星地球近傍小惑星に分類される〝2014 HL129〟が地球に 0.76LD (1LD=地球から月までの平均距離) まで接近します。この小惑星は 4月28日に発見されたもので、直径は 7~15m と推定されています。最接近時の地球との相対速度は秒速 6.37km (時速約2万3000km)です。

小惑星 直径
(m)
接近日時
(日本時間)
接近距離
(LD)
2014 HL129 7~15 5月3日 17:11 0.76
(LD: 地球から月までの平均距離=1) 


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近畿圏中心領域大型地震 (続報-34)


4月15日付「近畿圏中心領域大型地震 (続報-33)」の続報です。

八ヶ岳南麓天文台の串田氏が更新情報を4月29日付で出しています:

前回までの更新情報で、串田氏は4月29日前後にステージ7前兆群が終息すると予測していましたが、29日午後現在で前兆は減衰傾向にあるものの依然として継続中とのことです:

観測装置 前兆の現状
CH16 継続中(特異状態が出現している)
CH17 ほとんど正常状態に復帰
CH20 断続的に正常状態に復帰、顕著な特異状態は脱した
CH21 継続中 (特異状態が出現している)
CH23 断続的だが4月28日夕刻以降正常


4月29日午後現在で前兆が継続中で、近日中に前兆がすべて静穏化するとは考えにくいため、前兆群全体の出現状況を見直し再計算。その結果、もっとも早い前兆終息時期は5月16日前後になるが、実際の前兆静穏化を観測した上で修正したいとのことです。現時点での串田氏の予測をまとめると以下のようになります:

推定震央 福井県、滋賀県、三重県、奈良県、兵庫県南東部、大阪府北部、京都府南部、石川県南部、岐阜県西部、愛知県西部を含む領域のどこか
(以前のPDF文書に地図あり)
推定規模 M7.9±0.3 (陸域の浅い震源)
推定前兆終息日 5月16日±
推定発震日
(または次のステージへの移行時期)
7月21日± (早い場合)
推定発震時刻 (注) 午前9時±2時間 または 午後6時±2時間


串田氏は、「現段階で言えることは、近日中に全前兆が静穏化することは考えにくいことから、少なくとも7月中旬以前に発生の可能性は否定できる(安全)」と書いています。


(注) なぜ、地震発生の月日だけでなく時刻までが推定できるのかについては、「近畿圏中心領域大型地震 (続報-28)」をお読みください。


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2014年4月29日火曜日

ダイオウイカ捕獲 ― 石川県志賀町


4月27日、石川県志賀町(地図)沖の定置網にダイオウイカがかかっているのが見つかりました。触腕も含めた全長は約 5m、重さは約 60kg。捕獲時には生きていたとのことです:

石川県では 18日にもダイオウイカが捕獲されています。以下は、今年になってからの石川県の出来事です:

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2014年4月28日月曜日

小惑星 2014 HV2 が地球接近


4月29日午後5時30分(日本時間)、アポロ型小惑星地球近傍小惑星に分類される〝2014 HV2〟が地球に 1.36LD (1LD=地球から月までの平均距離) まで接近します。この小惑星は 4月22日に発見されたもので、直径は 18~41m と推定されています。最接近時の地球との相対速度は秒速 13.03km (時速約4万7000km)です。

小惑星 直径
(m)
接近日時
(日本時間)
接近距離
(LD)
2014 HV2 18~41 4月29日 17:30 1.36
(LD: 地球から月までの平均距離=1) 

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丹後沖にイルカ集結 ― 京都府


京都府の丹後(地図)近海でイルカの目撃が相次いでいます。「毎年、数頭程度は目撃されるが、今年ほど多くの出現は珍しく、宮津湾や伊根湾など陸地近くでの目撃も多い」:

表にまとめてみました。このブログに記載した出来事も含まれています:

日付 場所 出現状況
3月27日 天橋立近くの宮津湾 約20頭の群れ
4月1日 京丹後市丹後町の経ヶ岬沖 約500頭の群れ
4月9日 伊根町伊根浦 約10頭の群れ
4月15日 宮津市栗田湾 100頭近くの群れ


さらに4月24日には、伊根町の伊根湾で54年ぶりにクジラが目撃されています:

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2014年4月27日日曜日

小惑星 2014 HM4 が地球接近


4月25日午後10時59分(日本時間)、アポロ型小惑星地球近傍小惑星に分類される〝2014 HM4〟が地球に 1.65LD (1LD=地球から月までの平均距離) まで接近しました。この小惑星は最接近前日の24日に発見されたもので、直径は 11m~25m と推定されています。最接近時の地球との相対速度は秒速 16.97km (時速約6万1000km) でした。

小惑星 直径
(m)
接近日時
(日本時間)
接近距離
(LD)
2014 HM4 11~25 4月25日 22:59 1.65
(LD: 地球から月までの平均距離=1) 

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2014年4月26日土曜日

伊根湾にクジラ ― 京都府伊根町


4月24日、京都府伊根町(地図)の伊根湾にクジラが入り込んでいるのが目撃されました。体長 5~6m で、ミンククジラとみられています。伊根湾内でのクジラの目撃は 54年ぶりとのこと:

54年前というと 1960年ですが、この年にはチリで Mw9.5 の大地震が発生し、『チリ地震津波』が沖縄を含む日本各地に襲来。三陸沿岸の波高は 5~6m に達し大きな被害が出ました。翌 1961年には石川県加賀地方で『北美濃地震』(M7.0)が発生。福井・岐阜・石川 3県に被害が出ました。

今年になってからこのブログで取り上げた京都府に関する記事は以下のとおりです:

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リュウグウノツカイ捕獲 ― 長崎県長崎市


4月24日、長崎県長崎市沖の橘湾地図)に設けられた定置網にリュウグウノツカイが入っているのが見つかりました。体長 1.06m で、発見時には生きていたとのことです。「橘湾で捕獲されたのは初めて」:

長崎県では 3月にもリュウグウノツカイが捕獲されています:

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遊星爆弾の悪夢


4月22日、NASAの元宇宙飛行士などが参加している B612財団 がシアトルで記者会見を開き、一つの都市を破壊・消滅させうる〝city-killer-size〟の小惑星が地球に衝突する頻度は、これまで考えられていたよりも高い、という主旨の発表を行いました。

包括的核実験禁止条約機関(CTBTO)が世界中に展開している核実験探知用のインフラサウンド(注)観測網のデータを同財団が解析した結果、小惑星の大気圏突入によって引きおこされた爆発が 2000年から 2013年の間に 26回あり、それらは 1キロトンから 600キロトンの核爆発に相当するものであったことを確認したとのことです(広島型原子爆弾の威力は 15キロトンとされています)。

以下の記事に掲載されている動画では、26回の小惑星爆発がグーグル・アース上に次々に表示されます。私は、遊星爆弾の攻撃にさらされる地球を連想してしまいました:

以下は、動画に描かれた小惑星が「爆発」した日付、場所、放出したエネルギーのリストです。どういうわけか 25件しか載っていませんが:

1908年にシベリアのツングースカで起きた爆発は 5~15メガトン(40メガトンとする記事もあります)、昨年ロシアのチェリャビンスク近郊で爆発し破片を撒き散らした隕石が放出したエネルギーは 600キロトンと見積もられています。

重要な点は、上記 26回「爆発」を引きおこした小惑星が、地上や軌道上の観測施設で事前にまったく補足されていなかったことです。B612財団では、危険な小惑星を早期に発見するための赤外線望遠鏡を軌道上に打ち上げる〝Sentinel Space Telescope Mission〟を推進していて、打ち上げは 2018年に予定されています。

『TIME』誌のサイトは、B612財団の発表に対して批判的な記事を掲載しています。26回の爆発はいずれも小惑星あるいは隕石の衝突を地球の大気が防いだ結果で、地上で被害が出たのは26回中わずかに 1回(チェリャビンスク)であることを過小評価すべきではない、としています。また、記事では NASA の小惑星専門家の〝They’re in a sales mode〟という発言も紹介しています。B612財団が〝Sentinel Space Telescope Mission〟を売り込もうとしている(予算獲得や寄付を募る)ことを指していると思われます:

(注) 可聴域よりも低い周波数の音波。伝搬中の減衰が小さいので、センサーによって、はるか遠方で発生した音も捉えることができます。


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2014年4月24日木曜日

草津白根山で火山性地震増加 (続報-5)


4月18日付「草津白根山で火山性地震増加 (続報-4)」の続報です。

今日(4月24日)の昼ごろから草津白根山(地図)で火山性地震が増加しています。以下は、午後5時に気象庁が発表した「草津白根山の火山活動解説資料」(PDF形式)からの引用です:
本日(24日)12時頃から湯釜付近を震源とする火山性地震が増加しています。

3月6日頃から、湯釜から湯釜南付近の浅い所を震源とする振幅の小さい火山性地震が増加し、その後、消長を繰り返しながらやや多い状態が継続していました。4月24日12時頃から再び増加し、24日12時から15時までに35回観測されました。地震の振幅はいずれも小さいものです。また、震源は湯釜付近の浅い所に分布しています。

火山性微動は観測されていません。 

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長~い実験にまもなく決定的瞬間 (続報)


2013年5月22日付「長~い実験にまもなく決定的瞬間」の続報です。

予想外の展開です。1927年に始められたピッチドロップ実験の 9滴目は、したたり落ちる前に途中でちぎれてしまいました。昨日までは「順調」だったのですが地震でもあったのでしょうか。それとも誰かが衝撃を与えたのでしょうか。

以下の画像は現時点のライブ映像のコピーです。右手前のビーカーから右上に向かってはみ出しているのが 9滴目になるはずだったピッチです。先端部分が滴状になっているのがわかると思います:

Credit: The University of Queensland (クリックで拡大)

ライブ映像は以下のページで見ることができます:

この実験でも示されているように、固体も長い目で見れば液体のように振る舞います。同様に、地球のマントルも固体ですが、長いタイム・スパンで見ると液体のように対流しています。


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大火球出現 ― ロシア・ムルマンスク


今年は隕石や小惑星の「当たり年」かも知れません。4月20日午前2時14分、北極圏にあるロシアの都市・ムルマンスク(地図)上空に大火球が現れました。昨年2月にチェリャビンスク(地図)近郊に隕石が落下したときと同様に、車載カメラによって多くの映像が記録されました。下記記事に掲載されている動画では、火球は2回増光したのち建物の向こうに姿を消します。破片が地上に落下しているかも知れません:

ロシアのテレビ局は、こと座流星群の一部であるとの見方を伝えています。同流星群の出現時期は 4月16日から25日で、「高速の明るい流星が多く、時折火球クラスの大物が観測されることがある」とされています(『天文年鑑 2014』 誠文堂新光社)。


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サケガシラ捕獲 ― 京都府舞鶴市


京都府舞鶴市小橋(地図)沖で体長 1.7m のサケガシラが刺し網にかかりました。下記記事には「このほど」としか書かれていませんが、4月23日付の記事ですので、おそらく今週になってからの出来事だと思われます。「水深数百メートルの沖合では年に何匹かとれるが、こんなに近いところまで上がってくるのは珍しい。60年漁師をしているが、初めてだ」(捕獲した漁師):

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2014年4月23日水曜日

マナグア湖で群発地震、隆起、水位低下、水温・気温上昇 ― ニカラグア


ニカラグアの首都・マナグアの北に広がるマナグア湖地図)で、4月10日ごろから群発地震が発生しています。湖周辺の住民からは湖の水位低下、水温や気温の上昇が報告されています。ニカラグアでは 4月11日に M6.1 と M6.6 の地震が発生するなど地震が相次いでおり、国民の間にはマナグア湖沿岸にあり首都にも近い火山が噴火するのではないかという不安が高まっています:

マナグア湖で起きている群発地震の震央地図です。震央が集まっている場所が2つありますが、いずれも火山がある場所です(参照地図):

調査に当たった専門家のチームは、火山の山体に異常はなく、湖水や周辺の井戸の成分にも変化がないことから、ただちに火山が噴火することはないとしていますが、その一方で、過去の事例から群発地震がいずれ噴火に結びつく可能性はあるとしています。マナグア湖の水位低下については、湖岸で幅500mにわたって隆起がおきて湖岸線が16m後退していることが水位低下と誤認された、水温上昇は湖の別の場所で温泉が見つかったことが誤って伝わった、気温の上昇は気象条件によるもの、としています:

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2014年4月22日火曜日

大量のホテイエソ捕獲 ― 高知県室戸市


4月21日、高知県室戸市の室戸岬(地図)沖に設置された定置網に深海魚のホテイエソが 9匹入っているのが見つかりました。さらに翌22日には、105匹のホテイエソが入っているのが見つかりました。体長は 10~25cm。「海に何らかの異変があったのでは」(専門家):

室戸岬沖では、2013年の夏にも大量の深海魚が定置網に入っています:

2012年には以下のような事件がありました:

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メキシコの緊急地震速報


4月18日、メキシコ南西部で M7.2、震源の深さ 24km の地震があり、若干の被害が出ました。この地震に際して、震央から 273km 離れた首都メキシコ・シティでは揺れの始まる 71秒前に日本の緊急地震速報に相当する警報が出されました。また、震央から 129km しか離れていないリゾート地アカプルコでも 27秒前に警報が出されました。

以下はこの時の様子を伝える 『ロサンゼルス・タイムズ』 の記事です。4本の動画が掲載されています(注)。注目していただきたいのは2本目の動画です。ニュース番組を録画したものですが、10秒目あたりからスタジオ内に消防車のサイレンのような音が聞こえてきます。これがメキシコ版緊急地震速報の警報音で、気づいたキャスターは不安げに周囲を見回し始めます。しばらくすると天井に取り付けられている照明器具類が揺れ始め、1分7秒目あたりでキャスターがよろけるほどの揺れがあります:

緊急地震速報は日本だけ、あるいは日本が世界で最初に開発したと思っている方が多いのではないでしょうか。実はメキシコの方が大先輩なのです。すでに導入から 21年が経過しているとのことです。日本が緊急地震速報を全国で本格的に運用し始めたのは 2007年10月のことですから、まだ 6年半ほどの実績しかありません。

メキシコ版緊急地震速報は、1985年のメキシコ大地震(M8.0、USGS資料)を契機に開発が始まりました。この大地震では少なくとも 9500人が死亡し、震源から 300km 以上離れた首都メキシコ・シティでも400棟以上のビルが倒壊、3000棟以上が深刻な損傷を受けるなどしました。湖の中に建設されたアステカ王国の首都テノチティトランをもとに、周囲を干拓して発展したメキシコ・シティはもともと地盤が軟弱で、大地震にともなう長周期震動が増幅されて大きな被害に結びついたと考えられています。

メキシコ版緊急地震速報については以下の文書を参照してください:

3本目と4本目の動画は、東北地方太平洋沖地震に際して出された日本の緊急地震速報の様子を紹介しています。 『ロサンゼルス・タイムズ』 の記事では、緊急地震速報によって新幹線は脱線を防ぐために減速し、工場では有毒な化学物質の安全を確保するなどの対策がとられる、と紹介しています。

ロサンゼルスのあるカリフォルニア州では、近い将来の大地震発生が予測され、緊急地震速報の必要性が叫ばれているものの、開発は遅々として進んでいません。記事によると、財政難に陥っている連邦政府は緊急地震速報システムの開発に予算をつけず、カリフォルニア州の議会では、昨年、緊急地震速報システムの開発費用を一般予算から拠出することを禁じる内容を含む法案が可決、州知事が署名しているとのことです。

4月上旬、メキシコ北西部のカリフォルニア湾の浅瀬に2匹のリュウグウノツカイが現れたのは、4月18日にメキシコ南西部で発生した M7.2 の地震の前兆だったのでしょうか:

ロサンゼルスのあるカリフォルニア州南部では大地震への不安が高まっています。3月10日には同州北沖で M6.8(USGS資料)、4月18日には南のメキシコで M7.2(USGS資料)が発生。チリ、パプア・ニューギニア、ソロモン諸島などでも M7級 の大地震が頻発しているためです。

(注)記事冒頭の動画はスタートボタンをクリックしない方が無難です。開始までにすごく時間がかかります。


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2014年4月21日月曜日

シロイルカ目撃 ― 北海道網走市


4月17日、北海道網走市(地図)沖のオホーツク海でシロイルカ(ベルーガ)が目撃されました。体長 3~4m。「生息域は北極圏からオホーツク海北西部で、国内での発見は、北海道を中心に1950年代から十数例の報告がある程度」:

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定置網にクジラ ― 大分県佐伯市


4月19日夜(20日朝とする記事もあります)、大分県佐伯市米水津(地図)沖の定置網にクジラがかかっているのが見つかりました。体長 9m、推定体重 25トンで、すでに死んでいました。ザトウクジラとみられています。「この周辺では50年以上、クジラが見つかったことはない」(地元漁師)、「米水津にクジラが上がった記憶はない」(地元老人):

佐伯市沖では、昨年3月にも定置網にクジラがかかっています:

先週15日には宮崎県の海岸にクジラが漂着しています:

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2014年4月19日土曜日

ダイオウイカ捕獲 ― 石川県七尾市


4月18日、石川県七尾市(地図)沖の定置網に、ダイオウイカが死んだ状態でかかっているのが見つかりました。胴長0.78m、触腕を含めた全長4.8m、重さ30kg。富山湾での捕獲は今年4例目。石川県内では2006年12月に珠洲市沖、2008年2月に七尾市沖で捕獲の記録があるとのこと。「市場開設から28年になるが、初めて見た。何 かの前兆かもしれない」(七尾魚市場・営業統括部長):

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2014年4月18日金曜日

チリ地震の惨状


4月1日にチリ北部の都市イキケ(地図)の北西沖で発生した大地震(M8.2、深さ 20km)では、津波のことばかりが報道されて、陸域の被害はあまり伝えられませんでした。チリではその後も大きな余震(4月1日に M6.9、3日に M6.5 と M7.7 など)が続き、大変な被害が出ています。『ボストン・グローブ』紙の〝The Big Picture〟がチリの惨状を伝える写真集を掲載しているので紹介します:

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草津白根山で火山性地震増加 (続報-4)


4月11日付「草津白根山で火山性地震増加 (続報-3)」の続報です。

草津白根山(地図)では依然として火山性地震がやや多い状態が続いています。以下は気象庁が4月18日に発表した「平成26年 No.16 週間火山概況 (平成26年4月11日~4月17日)」からの引用です:
今期間、火山性地震はやや多い状態で経過しましたが、いずれも振幅は小さく、火山性微動は観測されませんでした。また、湯釜北側噴気地帯の噴気の状況や地殻変動等に特段の変化はありませんでした。

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西之島沖で噴火、新島誕生 (続報-12)


3月20日付「西之島沖で噴火、新島誕生 (続報-11)」の続報です。

海上保安庁が4月15日現在の西之島の状況を16日に発表しました。陸地は3月24日の観測に比べて南方向に拡大し、東西 1.15km × 南北 0.95km に成長。面積は東京ドームの約16倍に相当。「先月に比べて爆発回数は減ってはいるものの、南西方向に広い変色水域もあり、噴火活動に顕著な変化は認められない」:

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ケプラー-186f は第2の地球か?


ケプラー 186 という恒星の周りのハビタブル・ゾーン内で、地球と同じ大きさの惑星を発見した、と NASA が4月17日付で発表しました。 この惑星は ケプラー-186f と名づけられています。ハビタブル・ゾーンとは生命居住可能領域のことで、主星からの距離が適切で水が液体として存在できる範囲を意味しています:

以下に発表の内容をまとめます:
  • この太陽系外惑星はケプラー宇宙望遠鏡によって発見された。ハビタブル・ゾーンを公転する地球サイズの惑星としては最初のものである。

  • ハビタブル・ゾーンでこれまでに発見されていた太陽系外惑星は、最小のものでも地球より40%大きかった。

  • ケプラー-186f の大きさは地球と同じだが、その質量や組成はわかっていない。しかし、これまでの研究によってこのサイズの惑星は地球型惑星(岩石惑星)である可能性が高いことがわかっている。

  • ケプラー-186f は、地球から約500光年の距離にあるケプラー-186系に属している。同星系は「はくちょう座」にある。

  • ケプラー-186系には他に4つの惑星が見つかっている。

  • 同星系の主星ケプラー-186 の大きさと質量は太陽の半分で、M型矮星(赤色矮星)に分類される。このタイプの恒星は銀河系の恒星の70%を占めている。

  • ケプラー-186f は主星のまわりを130日で公転しており、地球が太陽から受けるエネルギーの 3分の1 に相当するエネルギーをその主星から受けている。このことは、同惑星がハビタブル・ゾーンの外縁部に位置することを意味している。

  • ケプラー-186f の表面で真昼に見える主星の明るさは、日没1時間前の太陽の明るさに過ぎない。

  • ケプラー-186 を周回する他の4つの惑星、ケプラー-186b、同c、同d、同e は、主星ケプラー-186 のまわりをそれぞれ 4日、7日、13日、22日で公転しており、生命が存在するには表面温度が高すぎる。これら 4つの惑星の大きさは、すべて地球の 1.5倍よりも小さい。

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2014年4月17日木曜日

マッコウクジラ漂着 ― 宮崎県川南町


4月15日、宮崎県川南町(地図)の海岸にマッコウクジラが打ち上げられているのが見つかりました。体長16m、推定体重30トン超で、発見時にはすでに死んでいました。「宮崎県でマッコウクジラが打ち上げられるのは13年ぶりで、体長16メートルというのはこれまでで最も大きい」、「過去38年間で県沿岸部に漂着したクジラとしては最大級」:

クジラの頭部には、ダイオウイカを捕食しようとしたときについたとみられる吸盤の跡が残っているとのことです。

「宮崎県でマッコウクジラが打ち上げられるのは13年ぶり」との記述からすると、前回は2001年ごろということになります。2001年3月24日には安芸灘で『平成13年芸予地震』(M6.7)が発生し、死者2、負傷者288、住家全壊70、半壊774の被害が出ています(『理科年表』)。


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長崎市上空に火球


4月13日午後11時30分ごろ、長崎県長崎市(地図)の上空に火球が出現。その様子を、同市北部の高校生が偶然動画に撮影しました。下記の動画ですが、08秒で空が突然明るくなり、10秒付近に輝く火の玉が写っています:

火球が撮影された4月13日ごろに活動している流星群としては「黄道群(おとめ座)」がありますが、『天文年鑑』(誠文堂新光社)には、「火球クラスの流星が時折観測されるが出現数は極めて少なく、2~3時間の観測でも収穫0ということも珍しくない」との記述があります。


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2014年4月15日火曜日

潜水中に地震が来たら


潜水中に大地震に遭遇したダイバーたちの経験談が集められています:

注目すべき証言を2つ引用します:

▼ 福島県沿岸某火力発電所沖
「“ドン”という爆発音がし、陸上で爆発が起きたと思った」
「音と揺れがほぼ一緒にきた」

▼ 神奈川県、某港内
「14時25分頃から、遠くで“グオングオン”という音がした」、やがてその音は、「グオー、グアングアン」と大きくなっていき、そして、「海底全面から細かい泡が吹き出し、周囲がいわゆる“ブアーっとなった”」

東北地方太平洋沖地震が発生したのは14時46分18秒とされていますから、その20分も前から神奈川県内の水中では音がしていたことになります。一方、震源に近い福島県沖では「音と揺れがほぼ一緒にきた」という証言となっています。この点をどう理解すればよいのでしょうか。


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近畿圏中心領域大型地震 (続報-33)


4月11日付「近畿圏中心領域大型地震 (続報-32)」の続報です。

八ヶ岳南麓天文台の串田氏が更新情報を4月14日付で出しています。これほど短期間で更新情報が出されるのは珍しいことです:

情報の内容を一言でいうと、ステージ7前兆群が徐々に減衰しているということです。現在、前兆が現れているのは5つの観測装置(CH:チャネル)ですが、そのうちで前兆が継続出現しているのは2つ、前兆が断続的に現れているのは1つ、静穏化傾向が現れているのは2つとなっています:

観測装置 前兆の現状
CH16 継続中
CH17 静穏化傾向 (4月8日から静穏基線を長時間記録するようになった)
CH20 断続的に継続中
CH21 継続中 (ただし、今年3月に4年ぶりに静穏基線が長期間継続出現した)
CH23 静穏化傾向 (4月11日から静穏基線が出現し始めた)


現時点での串田氏の予測をまとめると以下のようになります。ただし、「とにかく前兆完全終息が重要です。それまでは(地震)発生の可能性は考えられません」、「5月に入っても前兆継続の場合は実際の前兆終息を確認して第7ステージの示す時期を計算します」という点に留意願います:

推定震央 福井県、滋賀県、三重県、奈良県、兵庫県南東部、大阪府北部、京都府南部、石川県南部、岐阜県西部、愛知県西部を含む領域のどこか
(上記PDF文書に地図あり)
推定規模 M7.9±0.3 (陸域の浅い震源)
推定前兆終息日 4月29日±
推定発震日
(または次のステージへの移行時期)
6月27日± (早い場合)
推定発震時刻 午前9時±2時間 または 午後6時±2時間


なぜ、地震発生の月日だけでなく時刻までが推定できるのかについては、「近畿圏中心領域大型地震 (続報-28)」をお読みください。

4月29日と6月27日は新月です。


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海岸を覆う巨大な雲


4月8日、スペイン南東部のアリカンテ(地図)という街の海岸が、巨大な雲(あるいは霧)に覆われました。その様子を撮影した動画が公開され話題となっています:

この現象の原因については報道では、内陸の暖かい空気と冷たい海水が接して霧が発生したという見方など、様々な説が取りざたされていますが、まだはっきりとした原因は解明されていません。


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2014年4月14日月曜日

メガマウス捕獲 ― 静岡県静岡市


4月14日、静岡県静岡市清水区由比(地図)沖の定置網にメガマウスがかかりました。体長4.4mで捕獲時には生きていました。「世界で発見されたのはおよそ60例ほどしかない希少な生き物」:

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2014年4月13日日曜日

韓国・済州島で地震


4月12日、韓国の済州島(地図)で地震がありました。規模は M2.4 と小さく無感地震だったようです:

韓国気象庁が発表した震央地図が以下にあります:

済州島は火山島で、西暦1002年と1007年に噴火しています。一条天皇の治世で、藤原道長が左大臣を務めていたころです:

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イサゴビクニン捕獲 ― 岩手県洋野町


4月10日、ふだんは深海に生息するイサゴビクニンが、岩手県洋野町(地図)の沿岸に仕掛けられた刺し網にかかりました。体長 65cm。「東北地方の太平洋沖では珍しく、地元の漁師たちも『初めて見た』と驚いていた」:

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ダイオウイカ漂着 ― 島根県松江市


4月12日、島根県松江市(地図)の海岸にダイオウイカが漂着しているのが見つかりました。触腕を含めた体長は約5m。「長年漁をやっているが、ダイオウイカは初めて見た。驚いた」(地元の漁師):

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旅客機に落雷


3月28日、雷雨の中をイギリスのバーミンガム国際空港(地図)に着陸しようとしていた KLM オランダ航空のボーイング 730-800 型機に 3回の落雷がありました。その決定的瞬間を空港近くに住む女性がスマートフォンで撮影していました。撮影したときには飛行機が飛んでいるとは気づかなかったそうです:

乗客174人を乗せた同機は無事に着陸したのですが、乗客の一人は「客室内に大きな爆発音が1回響き渡り、エンジンが吹っ飛んだのではないかと思った」と語っています。しかし、乗客や乗員は冷静で、機長は落雷について着陸後に〝Ladies and gentlemen, you may have noticed we were hit by lightning〟とだけクールにアナウンスしたとのことです。

記事によると、民間航空機への落雷は平均して1機あたり1年に1回は発生しており、対策も講じられているので危険はないのだそうです。


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2014年4月12日土曜日

月面を横切る国際宇宙ステーション


月面を横切る国際宇宙ステーション(ISS)の写真です。4月9日にイギリスで撮影されました:

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クジラを目撃 ― 新潟県長岡市


新潟県長岡市寺泊野積(地図)の沖で目撃されたクジラは、4月9日に行われた調査でコククジラと確認されました。「1頭で現れた理由を専門家に聞き、今後も継続して調べたい」(水族館長):

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伊根湾にイルカの群れ ― 京都府伊根町


4月9日、京都府伊根町(地図)の伊根湾に10頭ほどのイルカの群れが現れました。ハンドウイルカとみられています。「10頭以上の群れが現れるのは珍しい」(地元住民):

「3月下旬には宮津湾(宮津市)に約20頭のイルカの群れが出現、4月1日には京丹後市丹後町の経ケ岬沖でカマイルカとみられる約500頭の群れも目撃されている」とのこと。このブログの以下の記事も参照してください:

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サケガシラ 28匹捕獲 ― 福井県小浜市


4月9日、福井県小浜市(地図)沖の定置網に、深海魚のサケガシラが 28匹かかりました。体長2mに近い個体も含まれていました。「一度にこれだけのサケガシラがとれることはほとんどなく、地元の漁師たちも携帯電話で写真を撮るなど驚きを隠せないようだった」:

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2014年4月11日金曜日

近畿圏中心領域大型地震 (続報-32)


3月12日付「近畿圏中心領域大型地震 (続報-31)」の続報です。

八ヶ岳南麓天文台の串田氏が更新情報を4月10日付で出しています:

今回は中間報告ということで簡潔な内容です。前兆が徐々に静穏化している、早い場合は4月末にすべて終息する可能性がある、というのが串田氏のメッセージです。現時点での前兆終息日や発震日時の推定は、「続報-31」に表の形にまとめてありますのでご覧ください。

なお、前兆が5月に入っても継続している場合には、実際に前兆が終息した時点で発震日時などの見直しを行うとのことです。


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草津白根山で火山性地震増加 (続報-3)


4月4日付「草津白根山で火山性地震増加 (続報-2)」の続報です。

草津白根山(地図)では火山性地震がやや多い状態が続いています。以下は気象庁が4月11日に発表した「平成26年 No.15 週間火山概況(平成26年4月4日~4月10日)」からの引用です:
今期間、火山性地震はやや多い状態で経過しましたが、いずれも振幅は小さく、火山性微動は観測されませんでした。また、湯釜北側噴気地帯の噴気の状況や地殻変動等に特段の変化はありませんでした。

湯釜火口内の北壁等では引き続き熱活動がみられていることから、山頂火口から概ね500mの範囲では、火山灰の噴出等に警戒してください。また、ところどころで火山ガスの噴出が見られ、周辺の窪地や谷などでは滞留した火山ガスが高濃度になることがありますので、注意してください。


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リュウグウノツカイ 2匹出現 ― カリフォルニア湾


メキシコ北西部のカリフォルニア湾(コルテス海、地図)で、岸近くに 2匹のリュウグウノツカイが現れ話題となっています。出現の日付ははっきりしませんが、YouTube に動画がアップされたのが4月7日です。背びれを水面上に出して泳ぐリュウグウノツカイの姿が印象的です:

目撃されたリュウグウノツカイの体長はいずれも約4.5m。目撃から2日後には、1匹がサン・フランシスコ島(Isla San Francisco、地図)の海岸に打ち上げられました。

カリフォルニア湾は、太平洋の中央海嶺である東太平洋海嶺(海膨)の北端部分によって北米大陸が東西に引き裂かれているところです。同海嶺の延長となるトランスフォーム断層がこの湾から上陸して北へ伸び、有名なサンアンドレアス断層系につながってカリフォルニア地溝帯を形成しています。

北米大陸の西海岸では、昨年10月にもリュウグウノツカイが見つかっています:

英文の記事を読んでいて気づいたのですが、リュウグウノツカイを意味する〝oarfish〟という名詞は、複数の場合でも〝oarfish〟のままで、〝oarfishes〟とはならないようです。記事の中に〝Oarfish are ・・・〟や〝Oarfish live ・・・〟といった記述があります。


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2014年4月10日木曜日

フランス南東部で地震


現地時間4月7日午後9時27分(日本時間8日午前4時27分)、フランス南東部でマグニチュード 5 クラスの地震がありました。被害は出ていないもようです。

地震の規模については、報道によって M5.2 から M4.7 程度までばらつきがありますが、EMSC(European Mediterranean Seismological Centre)では M4.9、深さ 5km としています(資料)。震央(地図)はアルプス山脈の南西部で、ニースやモナコ、イタリアのトリノなどで最大震度5(現地の震度階級で〝Strong〟)の揺れとなりました(資料):

この規模の地震がフランスで起きるのは、おおよそ30年に1度とのことです。

震源付近では、ユーラシア・プレートに対してアフリカ・プレートが年速 5mm で北上を続けており、アルプス山脈は今なお隆起を続けています。今回の地震の発震機構解を見ると、正断層型の地震であったようです。


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西日本各地で日暈現象


4月7日、中国、四国、九州地方で、太陽のまわりを虹が囲むように見える日暈現象が観測されました。

▼ 高知県高知市 (地図

▼ 広島県広島市 (地図

▼ 島根県津和野町 (地図

▼ 福岡県福岡市 (地図

西日本では4月3日にも日暈現象が観測されています:

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2日連続でダイオウイカ捕獲 ― 富山県富山市、射水市


富山湾で2日連続でダイオウイカが捕獲されました。

4月7日、富山県富山市(地図)沖の定置網にかかりました。体長 3.5m で、触腕が残っていれば7m程度はあったと推定されています。

4月8日、富山県射水市(地図)沖で底引き網にかかりました。体長 5.1m で、触腕が残っていました。

どちらのダイオウイカも捕獲時には生きていたとのことです。

「水深の深い富山湾に生息していると考えられる。今年1月にも氷見市内で水揚げされており、見つかるペースとしては早い」、「ダイオウイカは太平洋に生息しているといわれ、日本海側の富山湾で2日連続で見つかるのは珍しい」、「もともと南方にいるとみられるダイオウイカが日本海に大量に入ってきている可能性」:

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2014年4月9日水曜日

3つの小惑星が地球接近


4月になってから発見された3つの小惑星が、相次いで地球のそばを通過していきました。いずれの小惑星も、地球に接近した後、遠ざかっていくところを発見されたものです。

小惑星 直径
(m)
接近日時
(日本時間)
接近距離
(*)
2014 GS1 12~27 4月3日 03:01 1.83
2014 GQ17 9.6~21 4月4日 08:19 1.94
2014 GM35 12~26 4月6日 16:23 1.21
(*)地球から月までの平均距離=1 

2014 GS1 と 2014 GQ17 はアテン群、2014 GM35 はアポロ群に属する小惑星です。接近時の地球に対する相対速度は、順番に 秒速11.9km(時速4万2000km)、5.4km(1万9000km)、23.5km(8万4000km) でした。


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火星の地平線に謎の光


NASA の火星探査車キュリオシティが 4月2日と3日に撮影した画像に、地平線上に明るく輝く光点が写っています。NASA では、太陽光が岩に反射したか、宇宙線が撮像素子に衝突した可能性が高いとしています:
  1. Images From NASA Mars Rover Include Bright Spots (画像あり)
  2. Bright Spot Toward Sun in Image from NASA's Curiosity Mars Rover (画像あり)

上の 2 の画像では、手前の地面に棒でひっかいたような不自然な溝が何本も写っています。

問題の光点は、ステレオカメラの右側の撮像素子にしか写っていません。以下のページで、左右の撮像素子による画像を見くらべることができます:

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