2011年11月30日水曜日

X-37B の飛行延長を発表 ― アメリカ空軍


3月5日に打ち上げられ、地球を周回中のスペース・プレーン X-37B の2号機は、11月30日に宇宙滞在270日目を迎えます。X-37B は宇宙空間に最長270日間とどまる能力があるとされていることから、まもなく地球に帰還するとみられていましたが、アメリカ空軍は X-37B の飛行を延長すると発表しました:
延長期間や着陸予定日などは明らかにされていません。

X-37B の目的については依然として秘密のベールに包まれています。空軍当局者は、X-37B は 「宇宙空間における新しい技術をテストする手段を提供する(〝the space plane simply provided a way to test new technologies in space〟)」 とだけ語っています。つまり、X-37B そのものの開発が目的ではなく、X-37B の貨物室などに搭載される装置(センサーなど)のテストが目的だということのようです。


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