2010年12月24日金曜日

地震がないはずの韓国で大きな地震が増えている

日経ビジネス』誌の記事です。 「1978年には5回しかなかった地震が2009年には80回以上に増えた。東海岸を中心に震度3.0以上の地震が5回以上起きている。韓国気象庁が観測を始めて以来、最大の震度記録は震度5.3である。1980年1月、北朝鮮の平安北道で発生した地震だ。これに次ぐものとして、2007年1月には北朝鮮に近い江原道で震度4.8、2004年5月には慶尚北道で震度5.2を記録している 」 :

記事の執筆者は、小学校から高校卒業まで東京で育った韓国人女性です。震度とマグニチュードを混同しているようですので、記事中の「震度」は「マグニチュード」に読み替える必要があります。『日経ビジネス』の校閲担当者は気づかなかったのでしょうか。たとえば「2007年1月には北朝鮮に近い江原道で震度4.8」とあるので当時の記録を調べてみると、この地震のマグニチュードは 4.8 でした。

中朝国境の白頭山(長白山)についても触れて、災害対策の分野での日本・中国・韓国の協力に言及しています。


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