2011年1月10日月曜日

動物の大量死 続く


1月 4日付「鳥の落下と魚の大量死 ― アーカンソー州」と 1月 6日付「鳥の落下・大量死 広がる」の続報です。その後も、世界各地で動物の大量死が報じられています。

イタリア北部では 1月初めから 1千羽を超えるハトの落下が起きています。これまでに回収された死骸は 8千羽との報道もあります:

落下したハトの死骸は花壇の中に積み重なっていたり、道路で車にひかれていたり ・・・ さらに気味の悪いことには、木の枝からクリスマス・ツリーの飾り付けのようにぶら下がっていたりしているとのことです。死んだハトのほとんどはキジバト(turtle doves)ですが、他の種類のハトも混じっているとのこと。

死骸に共通しているのは、クチバシの内側に青色の染みがあることで、これは毒物の摂取や低酸素症のときに現れる症状だそうです。

ある地元紙は次のように書いています: 「(ハトの大量落下は) 毒か病気が原因でありますようにと祈ろうではないか。その方がこの世界の終末が近づいている場合よりは、対応が容易そうだから。」

あまりにもたくさんの大量死が報道されていて、何がどこで起きているのかわかりにくくなっています。『朝日新聞』の記事には、これまでに起きた大量死の場所を示す地図が掲載されています:

もう少し詳しい地図がイギリスの『Daily Mail』紙の記事に掲載されています:

さらに包括的な情報をグーグル・マップ上に示した地図があります。地図上のマークをクリックすると、発生した現象の簡単な説明や情報ソースが吹き出しで表示されます。日本にも一つ、大量死のマークがついています:

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