2011年1月20日木曜日

太陽接近彗星が急増、大彗星接近の前兆か


日本語版 『ナショナルジオグラフィック』 の記事です。太陽観測衛星 SOHO (太陽・太陽圏観測衛星: Solar and Heliospheric Observatory)が捕捉するサングレーザー (太陽に接近したり突入したりする彗星) は通常、数日に 1個程度。しかし、2010年 12月には、わずか 10日間で 25個にのぼりました。一部の天文学者は、巨大な彗星が太陽に接近する前兆ではないかと推測しているとのことです:

反対の意見もあります。1994年に木星に衝突したシューメーカー・レビー第 9彗星の発見者であるデイビッド・レビー氏は 「現在観測されている彗星群は、既に消滅した巨大な彗星の最後の名残にすぎないかもしれない」、NASA ジェット推進研究所(JPL)のドン・イェオマンズ(Don Yeomans)氏は 「SOHOが観測した彗星群の軌道を太陽系の果てまでさかのぼれば、太陽へ向かって接近している巨大な彗星にたどり着けるかもしれない。(中略) そのような彗星を発見できたとしても、太陽に到達するまでに数千年から数百万年はかかるだろう」 と語っています。


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