2025年1月22日水曜日

小惑星 2025 BA1 が地球と月に接近・通過

 
小惑星〝2025 BA1〟が 1月15日に地球と月の近くを通過していたことが、1月21日付の NASA/JPL によるデータベース更新で明らかになりました。
 
2025 BA1 (2025年1月21日付予報)
接近日時(日本時間)
(地球)1月15日 05:48
 (月)1月15日 14:15
接近日時 誤差
(地球)± 42 分
(月)± 39 分
接近距離 (地球)0.72 LD
(月)0.70 LD
推定直径
8 ~ 18 m
対地球相対速度
13.5 km/s ≅ 4万8000 km/h
初観測から地球接近まで−5 日
次の地球接近2099年8月30日ごろ
公転周期854 日 ≅ 2.34 年
分類
アポロ群
 (1LD=地球から月までの平均距離)
 
このブログでは、原則として地球から 1LD 以内に近づく小惑星を記事にしています。
 
 

2025年1月21日火曜日

隕石衝突の瞬間! 映像と音

 
2024年7月、カナダ東部のプリンス・エドワード島(地図)の民家の庭に隕石が落下しました。防犯カメラには、隕石が舗装に衝突して砕け散る瞬間が写っていましたが、これは映像と音の両方で記録された初めての隕石衝突である可能性が高い、とのことです:
 

御嶽山で火山性微動と傾斜変動

 

1月21日16時06分、御嶽山(地図)で火山性微動が発生しました。この火山性微動にともなって、山頂方向が隆起する地殻変動も発生しています。山頂付近を震源とする火山性地震も増加しています:
 
御嶽山で火山性微動が発生したのは、昨年 7月10日に 2回発生して以来です。
 
 
関連記事
 

小惑星 2025 BN が地球と月に接近・通過

 
かなり大きな小惑星〝2025 BN〟が 1月19日に地球と月の近くを通過しました。
 
2025 BN (2025年1月20日付予報)
接近日時(日本時間)
(地球)1月19日 05:25
 (月)1月19日 12:53
接近日時 誤差
(地球)± < 1 分
(月)± < 1 分
接近距離 (地球)0.84 LD
(月)0.43 LD
推定直径
15 ~ 33 m
対地球相対速度
11.8 km/s ≅ 4万3000 km/h
初観測から地球接近まで−1 日
次の地球接近
公転周期1076 日 ≅ 2.95 年
分類
アポロ群
 (1LD=地球から月までの平均距離)
 
このブログでは、原則として地球から 1LD 以内に近づく小惑星を記事にしています。
 
 

2025年1月20日月曜日

危機一髪、紙一重、九死に一生

 
 
 

南海トラフ巨大地震 「≒ 2029.3年」と予測

 
富山県のチューリップテレビの記事です。

去年8月の「自然災害学会」で発表された研究結果によると、南海トラフ巨大地震が発生するのは 2029.3年(±3.0〜4.5年)とのことです。誤差が ±4.5年だとすると、すでに発生時期に入っています(2029.3 − 4.5 = 2024.8年)。
 
「この数字は、巨大地震によって地盤が隆起した後の同じ速度で地面が沈降する規則性、つまり 1回の地震で大きく隆起するほど、次の地震までの時間が長くなるという規則性を踏まえて算出されたものです」:
 

2025年1月19日日曜日

港内にスケソウダラ — 北海道室蘭市

 
昨年末ごろから、北海道室蘭市の室蘭港(地図)でスケソウダラ(スケトウダラ)が釣れています。水産関係者によると、スケソウダラは主に沖合で獲れる魚で、投げ釣り可能な岸壁で釣れるのは珍しい現象だとのこと。
 
Wikipedia には「産卵期以外は水深 500m までの沿岸や大陸棚斜面の海底近くに生息する。最も多いのは水深 300m 前後。海水温が低下する産卵期には、浅場や海面近くに現れることもある」と書かれています。

「港内の岸壁にまで寄ってくるケースは、過去にあまりなかった」(道立栽培水産試験場):
 

定置網にリュウグウノツカイ — 三重県大紀町

 
【1月21日追記: 1月20日22時00分 三重県南東沖 M3.6、深さ 40km、最大震度 三重県大紀町などで震度 1、震央から錦湾までは約13km(震央地図)】
 
1月18日朝、三重県大紀町の錦湾(地図)に設けられた定置網にリュウグウノツカイが入っているのが見つかりました。体長 1.3m の若い個体。
 
「太平洋側で体長 1メートル余りの若い個体が見つかるのは非常に珍しい」、「漂着は圧倒的に日本海側が多く、ほとんどが 3メートル以上」(碧南海浜水族館)、「約50年、漁師をやっているが初めて見た」(発見者):
 

南海トラフ巨大地震 「発生確率 80%程度」は過大な数字?

 
 
政府の地震調査委員会が先日発表した南海トラフ巨大地震の 30年以内発生確率「80%程度」について、名古屋大学減災連携研究センターの鷺谷威教授が異論を唱えています。南海トラフ地震の確率にだけ「時間予測モデル」という特殊なモデルが使われており、他の地震の確率で使われる「単純平均モデル」だと「30年以内に 50%程度」になるとのことです:
 

小惑星 2025 BD が地球と月に接近・通過

 
1月17日から18日にかけて、かなり大きな小惑星〝2025 BD〟が地球と月の近くを通過しました。
 
2025 BD (2025年1月18日付予報)
接近日時(日本時間)
(地球)1月17日 19:48
 (月)1月18日 01:14
接近日時 誤差
(地球)± < 1 分
(月)± < 1 分
接近距離 (地球)0.63 LD
(月)1.17 LD
推定直径
10 ~ 22 m
対地球相対速度
16.0 km/s ≅ 5万8000 km/h
初観測から地球接近まで0 日
次の地球接近2030年8月28日ごろ
公転周期1030 日 ≅ 2.82 年
分類
アポロ群
 (1LD=地球から月までの平均距離)
 
このブログでは、原則として地球から 1LD 以内に近づく小惑星を記事にしています。