2017年7月27日木曜日

双頭のハスが開花 ― 福井県永平寺町


7月22日、福井県永平寺町の慶崇寺(きょうそうじ、地図)で、1本の茎に2つの花がついた双頭蓮が見つかりました。「2~3万株で一つあるかどうか」(南越前町公共施設管理公社):

7月4日には京都市の寺で双頭蓮が見つかっています:

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イエローストーンの群発地震続く (続報)


7月19日付「イエローストーンの群発地震続く」の続報です。

『New Scientist』誌の記事から。イエローストーン国立公園(地図)の北西部で続いている群発地震の発生回数が、6月12日の開始以来6週間で約1400に達しました:

群発地震が起きているのは、1959年に死者28人を出した大地震が発生した Hebgen湖(地図)の近くですが、群発地震を監視している地質学者は、この群発地震が新たな大地震につながることはない、と考えています。

米国地質調査所(USGS)イエローストーン火山観測所所長の Jacob Lowenstern 氏は「通常、大地震の前に今回のような群発地震が発生することはない。1959年の大地震からあまり時間が経っていないので大地震を起こすほどの歪みがまだ蓄積していない。十分な歪みが溜まるには200年前後のオーダーの時間が必要だ」と述べています。

ソルトレークシティーにあるユタ大学の Jamie Farrell 氏は次のように語っています。「今回の群発地震は、群発地震としては規模が大きいが、イエローストーンで記録された群発地震の中で最大というわけではない。群発地震はイエローストーンではありふれた現象だ」、「イエローストーン・スーパーボルケーノで顕著な活動が起きる可能性は低い」、「今回の群発地震が、地下の浅いところのマグマの動きと関連していることを示す兆候はない。イエローストーンを訪れる人々はイエローストーン火山系の噴火を心配する必要は全くない」

Lowenstern 氏は「この群発地震は低レベルながら依然として活発で、あとひと月は続くだろう」と予測しています。


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ハワイ上空の巨大放電


7月24日にハワイのマウナケア山から撮影された ”Gigantic Jet” と呼ばれる放電現象です(写真)。発達中の強力な雷雲の頂から上空に向かって起きる放電現象で、先端は80kmほど上空の電離層に達するとのことです:

同様の放電現象にスプライトがありますが、スプライトは肉眼で捉えるのが困難であるのに対して、この ”Gigantic Jet” は肉眼でも見えるようです。ただし非常にまれな現象で、2001年から2002年にかけてプエルトリコと台湾で初めて記録されて以降、わずかに十数回しか目撃されておらず、そのほとんどは外洋での目撃であるとのことです。


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太陽に「白い黒点」現る


太陽に元気がなく黒点の少ない状態が続いていますが、”white sunspot”(白い黒点)が出現しました。正しくは ”faculae”(白斑)と呼ばれる現象で、周囲より温度が高いために白く輝いています。7月25日に NASA の太陽観測衛星 ”Solar Dynamics Observatory”(SDO)が撮影した画像で、光球の左の縁近くに写っています(Spaceweather.comのサイトより):

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2017年7月26日水曜日

近畿圏中心領域大型地震 (続報-169)


八ヶ岳南麓天文台の串田氏が 7月23日16:00 付けで更新情報を出しています ―― 前兆終息せず、地震発生時期に3つの可能性:

以下は今回の更新情報のまとめです ――

推定時期前兆が完全終息したことを確認後に計算し確定する予定。現状で可能性があるのは
  • 7月27日± または
  • 8月1日± または
  • 8月7日±
推定時刻 午前9時±1時間 または 午後6時±3時間
推定震央領域 岐阜県、愛知県、福井県、石川県南部、滋賀県北部、京都府北部など 更新情報の地図参照 (点線: 大枠推定領域、太線: 可能性が考えやすい領域)
火山近傍の可能性が示唆されるため、地図上に御嶽山・乗鞍岳・焼岳領域と白山領域を斜線で表示。
前兆影響局誤認の場合は福島付近の可能性があるが、不整合な前兆があるため上記が考えやすい。
推定規模 M7.8 ± 0.5
7月11日から14日にかけて出現した噴火前兆が関連している場合には、地震活動にともなって火山噴火の可能性もあり。
推定地震種 震源の深さ30km以浅の陸域地震
 

▼ 現状
  • CH02(八ヶ岳) 静穏だったが、7月14.7日14.5日から特異前兆が出現。継続中。(←前回の更新情報と比べて日付が修正されています。)

  • CH17(八ヶ岳) 7月19.0日から糸状特異が出現。7月21.8日に終息。

  • CH21(八ヶ岳) 7月19.0日から静穏基線となるも、7月20日昼から弱い前兆が再出現。継続中。

  • CH26(八ヶ岳) 静穏化せず、弱い前兆が継続中。

  • CH29(八ヶ岳) 7月18.0日を中心に特異状態前兆が短時間出現。今回の更新情報では記載なし。

▼ 考察
  • 現在は第24ステージ。

  • CH02、CH21、CH26の前兆が継続していることから、7月26日以前の地震発生の可能性は否定される。

  • 第24ステージの前兆出現状況を見直し、7月26日以前の地震発生を否定した場合、3つの可能性 ―― 7月27日±、8月1日±、8月7日± ―― が否定できない。

  • 火山前兆(7月11日から14日にかけて出現、7月18日に再出現)からも3つの可能性 ―― 7月27日±、7月30日±、8月7日± ―― が算出される。

  • 上記3つの時期を総合した7月27日~8月8日の期間中に対応地震発生となる場合の、前兆完全終息時期と対応地震発生時期の関係は以下のとおり(現時点での最終極大=7月20.8日以降に新たな極大が出現しないと仮定):

  • 前兆終息 → 地震発生 前兆終息 → 地震発生
    7月25.6日 → 7月27日± 7月30.8日 → 8月3日±
    7月26.4日 → 7月28日± 7月31.6日 → 8月4日±
    7月27.1日 → 7月29日± 8月1.3日 → 8月5日±
    7月27.9日 → 7月30日± 8月2.1日 → 8月6日±
    7月28.6日 → 7月31日± 8月2.8日 → 8月7日±
    7月29.4日 → 8月1日± 8月3.6日 → 8月8日±
    7月30.1日 → 8月2日±

  • 火山近傍での地震活動の可能性が示唆されるが、白山の場合は「伊豆局の特異から東側のみが限界」となるため、御嶽山・乗鞍岳・焼岳領域の方が若干可能性が高い。

  • 前兆が完全終息したことが確認できた時点で発生日を計算し続報する。

▼ 火山前兆(L型、N型)に通常地震前兆の経験則を加味した検討
  • L型初現=7月2日、N型極大(1)=7月11.5日、N型極大(2)=7月14.5日、N型再出現=7月18.8日

  • 2014年御嶽山噴火において[極大~発生]=16日であったことから

    • 7月11.5日+16日=7月27日±
    • 7月14.5日+16日=7月30日±

  • 初現・極大の関係([初現~発生]:[極大~発生]=20:13)から

    • 7月2日初現、7月14.5日極大 → 7月26日± (←計算式不明)
    • 7月2日初現、7月11.5日極大 → 7月29日±
    • 7月2日初現、7月14.5日極大 → 8月6日±

  • 主極大・副極大の関係([主極大~発生]:[主極大~副極大]=3.7:1)から

    • 7月14.5日主極大、7月18.8日副極大 → 7月30日±
    • 7月11.5日主極大、7月18.8日副極大 → 8月7日±

串田氏の地震予測手法については、同氏の著書(『地震予報』、PHP新書 833)か以下の資料をご覧ください:

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小惑星 2017 OO1 が地球に接近・通過


7月23日に発見されたアテン型小惑星〝2017 OO1〟が、発見前の7月21日昼過ぎに地球に接近していたことがわかりました。

この小惑星は比較的大きく、直径 35~77m と推定されています。この大きさの小惑星が地球の大気圏に突入した場合、大気圏内で燃え尽きずに地表に到達し被害を及ぼす可能性があります。

直径の小さい小惑星ほど発見が遅れ、地球接近(最悪の場合は衝突)の直前、あるいは接近・通過後になる傾向があります。

小惑星 推定直径
(m)
接近日時
(日本時間)
接近距離
(LD)
2017 OO135~77 7月21日 12:32
±00:02
0.33
(1LD=地球から月までの平均距離) 

この小惑星が最接近した時の地球との相対速度は、秒速10.4km(時速約3万7000km)と計算されています。

このブログでは、原則として地球から2LD以内に近づく小惑星を記事にしています。2LDよりも離れたところを通過する小惑星まで含めると、毎日数個は地球に接近しています。直径が1kmを上まわる大きな小惑星は、概ね30LDよりも遠いところを通りすぎて行きます。白亜紀末に恐竜を絶滅に追いやったとされる小惑星(あるいは彗星)の直径は少なくとも10kmはあったと推定されています。


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2017年7月24日月曜日

動物は地震を予知しているのか


このところ、地震予知に関して否定的な報道が続いていますが、以下の記事はどうでしょうか。前半はイカルス計画、後半は神奈川県水産技術センターが取り組んだナマズの実験について触れています。「これだけ周到な研究でも、ナマズの地震予知はできなかった」:

イカルス計画については下の関連記事をご覧ください。


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湖岸にクジラ漂着 ― 北海道別海町


7月21日、北海道野付郡別海町にある風蓮湖の湖岸(地図)にクジラが漂着しているのが見つかりました。発見時には生きており、体長4.1mで、オウギハクジラ属に属するクジラとみられています:

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2017年7月23日日曜日

小惑星 2017 OH1 が地球に接近・通過


7月19日午前、アポロ型小惑星〝2017 OH1〟が地球に接近・通過しました。

この小惑星は地球のそばを通過した後の7月21日に発見されたもので、直径は 10~23m と推定されています。直径の小さい小惑星ほど発見が遅れ、地球接近(最悪の場合は衝突)の直前、あるいは接近・通過後になる傾向があります。

小惑星 推定直径
(m)
接近日時
(日本時間)
接近距離
(LD)
2017 OH110~23 7月19日 10:50
(±00:02)
1.63
(1LD=地球から月までの平均距離) 

この小惑星が最接近した時の地球との相対速度は速く、秒速17.8km(時速約6万4000km)と計算されています。

このブログでは、原則として地球から2LD以内に近づく小惑星を記事にしています。2LDよりも離れたところを通過する小惑星まで含めると、毎日数個は地球に接近しています。直径が1kmを上まわる大きな小惑星は、概ね30LDよりも遠いところを通りすぎて行きます。白亜紀末に恐竜を絶滅に追いやったとされる小惑星(あるいは彗星)の直径は少なくとも10kmはあったと推定されています。


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2017年7月20日木曜日

近畿圏中心領域大型地震 (続報-168)


八ヶ岳南麓天文台の串田氏が 7月20日16:00 付けで更新情報を出しています ―― 前兆終息せず、7月25日± の可能性に修正:

以下は今回の更新情報のまとめです ――

推定時期前兆が完全終息したことを確認後に計算し確定する予定
現状で可能性があるのは 7月25日±2日
7月24日時点で前兆継続の場合は再考し修正
推定時刻 午前9時±1時間 または 午後6時±3時間
推定震央領域 岐阜県、愛知県、福井県、石川県南部、滋賀県北部、京都府北部など 更新情報の地図参照 (点線: 大枠推定領域、太線: 可能性が考えやすい領域)
火山近傍の可能性が示唆されるため、地図上に御嶽山・乗鞍岳・焼岳領域と白山領域を斜線で表示。
前兆影響局誤認の場合は福島付近の可能性があるが、不整合な前兆があるため上記が考えやすい。
推定規模 M7.8 ± 0.5
推定地震種 震源の深さ30km以浅の陸域地震
 

▼ 現状
  • CH02(八ヶ岳) 静穏だったが、7月14.7日から特異前兆が出現。

  • CH17(八ヶ岳) 7月19.0日から糸状特異が出現。

  • CH21(八ヶ岳) 7月19.0日から静穏基線となるも、7月20日昼から弱い前兆が再出現。

  • CH26(八ヶ岳) 静穏化せず、弱い前兆が継続。

  • CH29(八ヶ岳) 7月18.0日を中心に特異状態前兆が短時間出現。

▼ 考察
  • 現在は第24ステージ。

  • 下記の観測事実から、(1)少なくとも7月23日以前の地震発生の可能性は否定できる、(2)7月24日~26日前後の地震発生の可能性が示唆される。

    • CH21、CH26の前兆が7月20日午後現在も静穏化していない。
    • 7月14.7日初現、7月18.0日極大が認識できる。

  • CH17に7月19.0日から糸状特異が出現していることについては、6月27.2日極大に対応する直前特異の可能性がある。今後の変化を見て検討。

火山噴火の可能性について
  • 7月11日から14日にかけて全観測点(八ヶ岳南麓、秋田観測点、高知観測点)で、同期した火山前兆を観測した。

  • これまでも、やや顕著な火山前兆が複数日にわたって出現した場合には噴火に至っている。今回も複数日に前兆が出現しているため、噴火活動に至る可能性がある。

▼ 秋田観測点の落雷被害と復旧について
  • 7月18日午後、秋田観測点近傍に落雷があり、データ取得ができなくなった。リモートで復旧を試みるも復旧せず。

  • 7月18日夜、八ヶ岳を自動車で出発。19日朝、秋田観測点に到着。

  • アナログ・デジタル変換器および受信機3台が故障(A1、A3、A5)。代替機に交換。データ収集・通信用パソコンも念のために交換。受信機の周波数設定も調整。

  • 7月19日昼に観測再開。当面は試験運用。

  • 7月19日夜に八ヶ岳に帰着。

  • この秋田観測点への緊急出張によって、更新情報の配布が遅れた。

串田氏は一人で秋田観測点と高知観測点の維持管理をしています。観測の中断を最小限にするため、自動車に復旧機材を積んで遠隔地との間を短時間で往復する強行軍です。「近畿圏中心領域大型地震 (続報-114)」には高知観測点を復旧した際の苦労話を引用していますのでご参照ください。


串田氏の地震予測手法については、同氏の著書(『地震予報』、PHP新書 833)か以下の資料をご覧ください:

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