2025年6月17日火曜日

三宅島の噴火警戒レベル引き上げ

 
6月17日12時50分、三宅島(地図)の噴火警戒レベルが「2(火口周辺規制)」に引き上げられました。同島では、17日10時ごろから山頂火口直下を震源とする火山性地震が増加し、山頂方向が上がる傾斜変動が観測されています:
 
地震回数は現時点で59回に達しています:
 
三宅島は2000年に中規模の水蒸気噴火、マグマ水蒸気噴火を起こし、噴石、火砕流、泥流などが発生したため、全島民が島外に避難しました。一番最近の噴火は2013年のことで、この時は島の西方沖で地震活動が活発化し、最大 M6.2 の地震が発生しました。
 
 

PBS vs. FOX

 
PBS(公共放送サービス)と FOX では同じ場面でも印象がまったく違います(アメリカ陸軍創設250周年のパレードでの演説):
 

PBS vs FOX Fake cheering

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— Raider (@iwillnotbesilenced.bsky.social) 2025年6月17日 1:16
 
 
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中国、電磁波監視衛星を打ち上げ

 
6月14日、中国国家航天局(CNSA)は張衡 1-02(Zhangheng 1-02)衛星を打ち上げ、予定軌道に投入することに成功しました。
 
中国とイタリアが共同開発したこの衛星は、1800年以上前に世界初の地震計を発明した古代中国の発明家、張衡にちなんで名付けられました。2018年に打ち上げられた張衡 1-01 衛星と連携して、地球の物理場と地質活動の変化との相関関係を調査し、地震、津波、火山噴火、異常気象、宇宙気象災害の予測研究を支援することが目的です。設計寿命は6年で、電界検出器やイタリアが開発した高エネルギー粒子検出器など、9つの観測装置が搭載されています。
 
 
 
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直ちにテヘランから避難せよ

 
トランプ大統領のSNSへの投稿  「イランは私が署名を求めた『合意』に署名すべきだった。なんという恥ずべき行為、人命の無駄遣いだ。端的に言うが、イランは核兵器を持つことはできない。何度も何度も繰り返し言ってきた!全員、直ちにテヘランから避難すべきだ!」:
 
 
 

2025年6月15日日曜日

地震前兆を捉える新技術

 
地震の前兆を捉える「新技術」を2つ紹介している記事です。一つは、土壌中のラドン濃度の連続計測とAIモデルを使った解析、もう一つは地球周回衛星による電磁波・プラズマ観測です:
 
記事中に「2019年7月に『Journal of Environmental Radioactivity』誌に掲載された論文」とあるのは以下のことだと思われます:

2025年6月14日土曜日

FOXニュースが報道しないこと

 

WHAT FOX WILL NEVER SHOW YOU!! The news won't show you this because they have a narrative to spin.

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— Raider (@iwillnotbesilenced.bsky.social) 2025年6月14日 9:31
 
 

ネズミ大量発生か — 北海道・道南 (続報)

 
 
HTB北海道ニュース』の報道です。動画で見ると、想像以上に大量のネズミが跋扈しており、かなりの被害が出ていることがわかります。既報のアカネズミヒメネズミに加えて、エゾヤチネズミも大量発生しています。原因は、昨年、ブナの実が極端な豊作だったこと(動画中にグラフあり)で、「春に生まれた子が大体夏頃までに死んでいくことが多いので。おそらく夏頃までには落ち着くんじゃないか」(林業試験場)とのこと:
 

2025年6月13日金曜日

八幡平のドラゴンアイ“消失”

 
秋田県と岩手県にまたがる八幡平にある鏡沼(地図)は、噴火によって生じた火口に水が溜まってできた火口湖です。雪解けの時期になると、円形の沼に積もった雪と雪解け水によって巨大な龍の眼のように見えることから「ドラゴンアイ」と呼ばれています。
 
この鏡沼の水がなくなってしまいました。水が抜けてしまったのは 6月12日のこととみられています。原因はわかっていません。
 
「12日、ドラゴンアイに何かが起きたとみられます」、「水が抜けた原因は不明」、「水が抜けたことも初めて。私たちもなぜ?と…」(八幡平市観光協会): 

霧島山(新燃岳)で火山性微動

 
[6月17日追記: 13日には火山性微動が2回発生しています(資料)] 
 
6月13日、霧島連山の新燃岳(地図)で火山性微動が発生しました:
 
火山性微動は 4月14日、4月27日、5月1日、5月2日、5月14日にも発生しています。
 
新燃岳では 5月27日に噴火警戒レベルが「2(火口周辺規制)」に引き下げられましたが、増減はあるものの火山性地震が多い状態が続いています。
 

2025年6月12日木曜日

冥王星を再び偉大に Make Pluto great again !

 
国際天文学連合(IAU)が2006年に「惑星」の定義を変更した際に、惑星から準惑星に格下げされた冥王星。アメリカ人が発見した唯一の「惑星」である冥王星が格下げされたことは、アメリカ人のプライドをいたく傷つけたようです。冥王星を再び惑星に戻そうという動きは、トランプ政権の1期目にもあったのですが、今も続いているようです。2期目のトランプ大統領が就任早々、北米最高峰のデナリ(山)の名称をマッキンリー山に戻し、メキシコ湾をアメリカ湾に改称したことも呼び水になっているようです:
伝説の俳優が、ドナルド・トランプ大統領に対し冥王星を再び偉大な惑星にするよう訴えた。

『スタートレック』のカーク船長役で知られるウィリアム・シャトナー(94歳)は、共和党のリーダーに対し、科学者の意見を覆し、冥王星を再び太陽系の第9惑星と宣言するよう訴えた。

俳優のシャトナーは科学界を激しく非難し、1930年の発見以来保持してきた冥王星の惑星としての地位を2006年に剥奪した国際天文学連合(IAU)の会員たちを「愚か者」と呼んだ。
 
シャトナーは、冥王星が惑星群から不当に追い出されたと今でも感じている多くの人々の一人だ。
 
SpaceX社のCEO、イーロン・マスク氏はこの問題に関して、この映画のレジェンドに公に同意しており、2021年には次のようにツイートしている。「冥王星は惑星だ。反論してみろ。」
 
トランプ大統領の最初の任期中に任命され、2018年から2021年までNASAを率いたブライデンスタイン氏は2019年、コロラド大学ボルダー校で「NASA​​長官が冥王星を再び惑星と宣言したと書いても構わない。私はその考えを堅持している」と述べている。


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