2021年10月22日金曜日

アスキャ山が急速な山体膨張 — アイスランド (続報)

 
 
8月初めから続いているアスキャ山(地図)の山体膨張は、その後もほぼ一定の速度で進行しています。累積の隆起量は先月は 7cm でしたが、現在は 15cm に達しているとのことです。アイスランド気象庁の専門家は、噴火するか否かを判断するのは時期尚早としながらも、マグマが地下 2〜3km のところに蓄積されており、噴火の可能性を排除できないとしています:
 
アスキャ山の噴火頻度は、過去 7000年間では 100年に 2~3回程度とされています。 
 
 

近畿圏中心領域大型地震 (続報-252)

 
八ヶ岳南麓天文台(地図)の串田氏が 10月21日15:00 付けで更新情報を出しています:
  
前回(No.316)——
  • 八ヶ岳の CH29 観測装置の変動が継続 → 10月中発生の可能性は考えにくい
  • 10月18日昼以降、静穏が継続 → 11月12日ごろに発生の可能性も考えられる
  • CH29 観測装置の完全静穏化を待ちたい
 
現状 ——
  • CH29 観測装置(八ヶ岳): 3日間静穏状態継続するも再び変動出現
  • K1 観測装置(高知観測点): 10月21日現在、まだ静穏基線電圧値に復帰せず
 
見通し ——
  • 11月16日以降の可能性、ただし発生近い可能性が高い(理由は下記引用を参照)
 
 「まもなく 2008年07月から 13年4ヶ月継続となる過去例のない長期変動ですが、最大値では30 観測装置に出現した前兆変動も、現在は主に上の 2観測装置の変動のみとなりました。両観測装置の変動出現状況を鑑み、発生日を特定推定したいと考えます。」
 
推定日CH29 完全静穏化確認後に計算予定
ただし 11月17日〜22日ごろの可能性あり
推定時刻 午前9:00±2時間 または 午後6:00±2時間
推定震央領域 続報 No.317」所載の図3太線内 火山近傍
斜線域は可能性考えやすい参考推定領域
推定規模 M8.0 ± 0.3
直前に噴火前兆変動が観測されない限り、近傍火山の噴火の可能性は考えにくい。
推定地震種 震源が浅い陸域地殻内地震
 
 

2021年10月21日木曜日

地質学を専攻していた

 
コリン・パウエル氏が 10月18日に亡くなりました。米軍制服組のトップ・統合参謀本部議長として 1989年のパナマ侵攻や 1991年の湾岸戦争を指揮し、2003年のイラク戦争の時には国務長官の任にありました。
 
知らなかったのですが、パウエル氏はニューヨーク市立大学シティ・カレッジ(CCNY)で地質学を専攻し、理学士号を取得しています(その後、ジョージ・ワシントン大学大学院経営学修士課程を修了)。

以下は同氏の回顧録からのテキトー訳です:
CCNY の地質学のフィールド・トリップはとても楽しい思い出です。(ニューヨーク州の)北部に行って、シンクライン(向斜)やアンチクライン(背斜)の地層をよじ登りました。それらを図式化して、鏡像を考えなければなりませんでした。ここに背斜があれば、それに対応する向斜が別の場所に露出していることが予測できます。うまく予測できたときには、とても満足感がありました。地質学の知識で、大学外の友人たちに自分の才能を披露することもできました。「知ってるかい、ハドソン川は本当は川じゃないんだよ」「何を言ってるんだ?・・・ ハドソン川が川だってことはみんなが知っていることじゃないか」 私は、ハドソン川はポキプシー(地図)のあたりまで「溺れた」川であることを説明しました。氷河期に(氷河の重みで)川底が沈降し、大西洋が内陸に入り込んで来たのです。その結果として、ハドソン川下流域は実際に塩水の入り江となったのです。 

原文は以下のツイートにあります:
 

東海道南方沖で深発 M5.8、異常震域

 
10月21日17時37分ごろ、東海道南方沖を震源とする M5.8、震源の深さ 380km、最大震度 3 の深発地震が発生しました(震央地図震度分布図CMT解)。防災科学技術研究所では、鳥島近海、M5.6、震源の深さ 440km としています。
 
震度 3 を観測したのは、 栃木県宇都宮市だけです。
 
沈み込んだ太平洋プレートに沿って揺れが遠方に伝わる「異常震域」と呼ばれる震度分布です。また、同じ太平洋側でも、フィリピン海プレートが沈み込んでいる静岡県以西では 1地点(和歌山県岩出市)を除いて無感となっている点にも注目してください(後日取り消されるかも知れません:類似事例)。
 
 
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2021年10月20日水曜日

小惑星 2021 UL が月と地球に接近・通過

 
10月16日に小惑星〝2021 UL〟が月と地球のそばを通過して行ったことがわかりました。
 
2021 UL
(2021年10月18日付予報)
接近日時(日本時間)
(月)10月16日 16:31
 (地球)10月16日 21:13
接近日時 誤差
(月)±1 分未満
(地球)±1 分未満
接近距離 (月)0.808 LD
(地球)0.094 LD
推定直径
2 ~ 5 m
対地球相対速度
10.1 km/s ≅ 3万6000 km/h
発見から地球接近まで−2 日
次の地球接近2022年5月28日
公転周期367 日 ≅ 1.00 年
分類
アポロ群
(1LD=地球から月までの平均距離) 
 
 このブログでは、原則として地球から 2LD 以内に近づく小惑星を記事にしています。
 
 

近畿圏中心領域大型地震 (続報-251)

 
八ヶ岳南麓天文台(地図)の串田氏が 10月18日15:00 付けで更新情報を出しています:
  
静穏だった K1 に10月11日から 特異変動出現
→ 直前特異である場合: 10月22日±2日発生を支持
ただし直前特異にしては継続期間が長すぎる
→ まだ前兆期間だった可能性(10月19日か 20日に静穏化?): 11月12日±2日発生の可能性?
CH29 完全静穏化を待ちたい。
 
 「10/20 以降も CH29 に変動が継続した場合は 11/12±2 発生の可能性は考えにくくなりますので、完全終息まで待ちたいと考えます。ちなみに 11/12±2 発生推定が正しい場合は、このあと CH29 も K1 も静穏化し、静穏化基線が継続、その後、CH29 には 10/27± 頃、K1には10/28± 頃に直前特異変動が観測される可能性も示唆されます。」
 
推定日11月12日±2日(10月22日±2日は可能性低下)
CH29 完全静穏化確認まで未決定
推定時刻 午前9:00±2時間 または 午後6:00±2時間
推定震央領域 続報 No.316」所載の図4と図5を参照
推定規模 M8.0 ± 0.3
直前に噴火前兆変動が観測されない限り、近傍火山の噴火の可能性は考えにくい。
推定地震種 震源が浅い陸域地殻内地震
 
 

2021年10月19日火曜日

地電流異常: 東北に M7 級地震の前兆?

 
どこまで信憑性のある話なのかわかりませんが、念のため・・・
 
「岩手県沖、宮城県沖を中心とした東北地方北部・南部で、マグニチュード(M)6.3~7.7、最大震度 5強~ 6強の地震の前兆がみられる」、「12日から新たなやや大き目の前兆(地電流異常)が見られた」: 
 

京都府南部で地震続く

 
10月16日から 19日までの 4日間に、京都府南部を震源とする有感地震が 3回発生しています。
  • 16日 21:48ごろ M3.9 深さ 10km 最大震度 3 (資料
  • 18日 10:52ごろ M2.9 深さ 10km 最大震度 1 (資料
  • 19日 12:33ごろ M2.2 深さ 10km 最大震度 1 (資料
 
  「いずれも単発の地震で、関連性は今のところ不明」(京都地方気象台):
 

北朝鮮北部で地震 2回

 
10月19日朝、北朝鮮北部で 2回の地震がありました。6時41分ごろに M2.6(資料)、同45分ごろに M2.8(資料):
 
10月17日には北朝鮮北東部でも M2.4(資料)の地震が発生しています。
 
 

予想外! 溶岩流が立てる音 — カナリア諸島

 
溶岩の成分や温度にもよるのでしょうが、想像していたのと全く違っていました。
 
「SOUND ON: 地質学者は、スペインのラ・パルマ島の溶岩流の音は  "割れたガラスのような音" だと指摘している。9月19日に噴火が始まって以来、島の火山から流れ出た溶岩によって 1,826の建物が破壊されたと当局は発表している。」:
 
 
 
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