2019年9月23日月曜日

アルバニアで地震パニック


9月21日16時4分(日本時間21日23時4分)ごろ、アルバニア西部で M5.6(深さ10km)の地震があり、同国の首都ティラナでも大きな揺れを感じました。幸い大きな被害は出なかったようですが、 各地で建物の損壊や停電があり、100人近い負傷者が出たようです。同国では過去20〜30年で最大の地震とのことです。

その後、ネット上の複数のポータル・サイトが「22日23時30分にさらに強い地震がアルバニアで起きる」との情報を流したために、ティラナでは多くの市民が路上に避難する騒ぎとなりました。政府当局は市民に対して情報を信じないように訴えましたが、国防省のメッセージが実に端的です―― "It is fake. No one can predict an earthquake. What is done is criminal":

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海岸近くにイルカの群れ — 愛媛県八幡浜市


9月22日午前、愛媛県八幡浜市栗野浦(地図)の海岸近くに、約20頭のイルカの群れが現れました。「同市大島周辺や瀬戸内海側の同市磯崎、大洲市長浜の沖ではイルカの目撃情報があったが、通行人らは『ここまで近くで見られたのは初めて』と驚いていた」:

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2019年9月22日日曜日

クジラ漂着 — 静岡県静岡市


9月20日朝、静岡市清水区の清水港海づり公園工事現場付近にクジラの死骸が漂着しているのが見つかりました。種類や体長は不明です。「清水区の海岸にクジラが連続で漂着するのはここ数年なかった」:

静岡県内でのクジラの漂着/座礁は4日連続です:

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2019年9月21日土曜日

小惑星 2019 SX が月と地球に接近へ


小惑星〝2019 SX〟が今夜(9月21日~22日)、月と地球に接近します。

この小惑星はアポロ群に分類され、直径は 3~7m と推定されています。直径の小さい小惑星ほど発見が遅れ、地球接近(最悪の場合は衝突)の直前、あるいは接近・通過後になる傾向があります。この小惑星が最初に観測されたのは9月20日です。

小惑星 推定直径
(m)
接近日時
(日本時間)
接近距離
(LD)
2019 SX3~7  (月)9月21日 23:58
(地球)9月22日 01:45
2.08
1.10
(1LD=地球から月までの平均距離) 

この小惑星の接近時の地球との相対速度は秒速14.4km(時速約5万2000km)と予報されています。

 接近時刻には、月に対して ±3分、地球に対して ±2分の誤差が見込まれています。

このブログでは、原則として地球から2LD以内に近づく小惑星を記事にしています。2LDよりも離れたところを通過する小惑星まで含めると、毎日数個は地球に接近しています。直径が1kmを上まわる大きな小惑星は、概ね30LDよりも遠いところを通りすぎて行きます。白亜紀末に恐竜を絶滅に追いやったとされる小惑星(あるいは彗星)の直径は少なくとも10kmはあったと推定されています。


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2019年9月20日金曜日

アカボウクジラ漂着 ― 静岡県南伊豆町


9月19日昼前、静岡県南伊豆町湊の逢ケ浜海岸(地図)にクジラの死骸が打ち上げられているのが見つかりました。アカボウクジラの雌で、体長約5m。静岡県では「17日に静岡市駿河区の久能海岸で、18日に同市清水区三保の海岸で」アカボウクジラが漂着/座礁しているのが見つかっており、これで3日連続となります。いずれも雌の成体です:

17日と18日の漂着/座礁については以下を参照してください:

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2019年9月19日木曜日

近畿圏中心領域大型地震 (続報-214)


八ヶ岳南麓天文台の串田氏が 8月27日、8月30日、9月5日に更新情報を出しています:

以下は、最も新しい「No.277」のまとめです(一部 No.274の情報を含む):
「No.276」で推定した 9月17日± は、K6(高知観測点)の BF前兆(基線のうねり変動)終息が条件だったが、9月3日段階で微弱な変動が残っており、9月17日± の発生は否定される。

7月31日~8月10日と8月19日前後にCH26(八ヶ岳)に噴火前兆出現。極大は8月2日(前兆継続3日間)、8月8日(前兆継続5日間)、8月19日(前兆継続3日間)。8月2日の極大に対して8月7日に浅間山で小規模噴火。8月19日の極大に対して8月25日に浅間山で小規模噴火。8月8日極大の噴火前兆は顕著で継続期間が長く、今月末前後のより大きな噴火を示唆している。

8月8日夜から9日未明にかけて、CH02(八ヶ岳)に顕著な特異前兆出現。7月11日初現に対応する極大の可能性。噴火前兆(8月8日極大)と地震前兆が関係するのは観測歴上初めて。これらの関係から 10月2日± に地震発生の可能性が示唆される。

上記以外に 11月3日± の可能性も否定できないが、10月2日± 発生の方が考えやすい状況。

現在、No.1778 前兆は第25ステージ。

推定時期前兆終息を確認後に推定 (ただし最も早い場合は10月2日±2日の可能性がある)
推定時刻 午前9時30分±1時間30分 または 午後4時±3時間
推定震央領域 長野県北部、群馬県、栃木県西部など
続報 No.277」所載の地図参照
斜線部分は可能性が高い領域。
推定規模 M7.8 ± 0.5
推定地震種 震源の浅い陸域地殻内地震、火山近傍の可能性が高い
(推定領域内の火山(浅間山または草津白根山)で地震発生と相前後して噴火が発生する可能性)


「No.274-275」には、火山噴火前兆についての詳しい情報が載っています。また、「No.275」の末尾には、「(No.1778前兆とは)別の大型地震が推定される前兆は観測されておりません」との記載があります。

串田氏は浅間山のみに言及されていますが、私は空振を伴う火山性地震が繰り返し発生している焼岳も気になっています。浅間山と焼岳はフォッサマグナの東西両岸に位置しており、No.1778前兆の推定領域に入っています。

なお、誤解があるといけませんので付け加えます。公開されているNo.1778前兆の情報だけを見ていると、発生時期の延期が繰り返されていて、串田氏の地震予知法は当てにならないとの印象を持たれるかも知れません。串田氏の方法で地震発生の時期が確定できるのは基本的には全ての前兆が終息した場合です。No.1778前兆は串田氏の観測歴上でも前例がないほど長期間にわたって継続しており、発生時期を推定しづらい状況が続いています。一方、No.1778前兆以外では前兆の終息が比較的明瞭で、かなりの精度で予知に成功しています。残念ながらNo.1778以外の前兆については、「地震前兆検知公開実験」の参加者のみに開示されているため、一般には誤解されているのだと思われます。なぜ、No.1778前兆の情報だけが公開されているのかについては串田氏の著書『地震情報』(PHP新書833、2012)を参照するか、「No.277」の脚注をお読みください。


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三人称単数代名詞〝they〟


三人称単数の主語で性別が不明であったり明確にしたくない場合などに〝he/she〟や〝s/he〟という表記を使っているのは目にしたことがありますが、〝they〟を単数として使って〝a single person whose gender identity is nonbinary〟を指す用法がウェブスターの辞書に加えられたとのことです:


クジラ座礁 ― 静岡県静岡市 (続報)


打ち上げられたクジラは、発見から約5時間後に死亡しました。メスのアカボウクジラの成体とみられ、『朝日新聞』によれば体長約5.8m。

「普段は伊豆半島寄りの駿河湾に10頭ほどの群れで生息している」「前日には、同市駿河区の久能海岸に別のアカボウクジラが死んだ状態で打ち上げられていた」「個体に異変が生じたのではなく、群れ全体に何かが起こっているのかもしれない」(東海大海洋学部・大泉宏教授):

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小惑星 2019 SC が月と地球に接近へ


9月20日早朝、小惑星〝2019 SC〟が月と地球に接近します。

この小惑星はアポロ群に分類され、直径は 9~20m と推定されています。直径の小さい小惑星ほど発見が遅れ、地球接近(最悪の場合は衝突)の直前、あるいは接近・通過後になる傾向があります。この小惑星が最初に観測されたのは9月6日です。

小惑星 推定直径
(m)
接近日時
(日本時間)
接近距離
(LD)
2019SC9~20  (月)9月20日 03:18
(地球)9月20日 03:37
0.40
1.40
(1LD=地球から月までの平均距離) 

この小惑星の接近時の地球との相対速度は秒速13.5km(時速約4万9000km)と予報されています。


このブログでは、原則として地球から2LD以内に近づく小惑星を記事にしています。2LDよりも離れたところを通過する小惑星まで含めると、毎日数個は地球に接近しています。直径が1kmを上まわる大きな小惑星は、概ね30LDよりも遠いところを通りすぎて行きます。白亜紀末に恐竜を絶滅に追いやったとされる小惑星(あるいは彗星)の直径は少なくとも10kmはあったと推定されています。


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2019年9月18日水曜日

イエローストーンの間欠泉が「異常」噴出 (続報-65)


米国イエローストーン国立公園内のスティームボート間欠泉(地図)が、9月17日23時42分(日本時間18日14時42分)ごろから熱水や水蒸気を噴出し始めました。今年36回目の噴出です(これまで最多だった昨年の噴出記録はこちらを参照してください)。

日付(現地時間) 間隔(日)
1 1月4日 10
2 1月16日 12
3 1月25日 9
4 2月1日 7
5 2月8日 7
6 2月16日 8
7 2月25日 9
8 3月4日 7
9 3月11日 7
10 3月17日 6
11 3月25日 8
12 4月8日 14
13 4月25日 17
14 5月3日 8
15 5月8日 5
16 5月13日 5
17 5月20日 7
18 5月27日 7
19 6月1日 5
20 6月7日 6
21 6月12日 5
22 6月15日 3
23 6月19日 4
24 6月23日 4
25 6月28日 5
26 7月4日 6
27 7月10日 6
28 7月18日 8
29 7月24日 6
30 7月30日 6
31 8月12日 13
32 8月20日 8
33 8月27日 7
34 9月3日 7
35 9月11日 8
36 9月17日 6


以下は最寄りの地震計の記録です:

昨年(2018年)のスティームボート間欠泉の年間噴出回数は32回で、正確な記録が残っている範囲ではこれまでで最多でした:

スティームボート間欠泉の年間噴出回数
(過去50年間)


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