2020年10月29日木曜日

恐怖の宇宙

 
NASA 提供ハロウィーン向け「恐怖の宇宙」ポスター: 

2020年10月28日水曜日

警察犬が逃走 — 兵庫県福崎町

 
10月25日午後、兵庫県福崎町の七種山(地図)で、行方不明者を捜索中の警察犬が突然走り出し行方不明になり、約44時間後の27日午前に発見されたことは報道ですでにご存じのことと思います。逃走した警察犬は今年1月から任務に就き、行方不明者を4回発見するなど警察犬として優秀で、表彰もされていたとのことです。逃走した原因はわかっていません。
 
「業務中の警察犬が逃げ出したのは、記録がある中で初めてのケース」(兵庫県警)、「過去に表彰も受けた警察犬であることから、逃走すること自体が考えづらく、人間の目とか鼻に感じられないものがあったのかもしれない」(中央警察犬・家庭犬訓練学校校長):

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イルカ2頭が港に迷い込む — 石川県金沢市

 
10月26日午後、石川県金沢市粟崎浜町の金沢港(地図)防波堤内で2頭のイルカが泳いでいるのが確認されました。ハンドウイルカの仲間とみられています。

「イルカが金沢港の防波堤そばまで来るのは珍しい」、「餌の魚を追い掛けて港内に迷い込んだ可能性がある」(のとじま臨海公園水族館):

記事リスト
 

イエローストーンの間欠泉が「異常」噴出 (続報-115)

 米国イエローストーン国立公園内のスティームボート間欠泉(地図)が、現地時間10月27日02時42分(日本時間27日17時42分)ごろから熱水や水蒸気を噴出し始めました。今年42回目の噴出です:

日付(現地時間) 間隔(日)
1 1月9日 14
2 1月23日 14
3 2月1日 9
4 2月12日 11
5 2月21日 9
6 2月28日 7
7 3月6日 7
8 3月15日 9
9 3月24日 9
10 4月2日 9
11 4月10日 8
12 4月27日 17
13 5月8日 11
14 5月14日 6
15 5月19日 5
16 5月23日 4
17 5月31日 8
18 6月3日 3
19 6月8日 5
20 6月12日 4
21 6月18日 6
22 6月23日 5
23 6月29日 6
24 7月3日 4
25 7月9日 6
26 7月13日 4
27 7月19日 6
28 7月24日 5
29 7月30日 6
30 8月3日 4
31 8月9日 6
32 8月14日 5
33 8月20日 6
34 8月26日 6
35 9月1日 6
36 9月9日 8
37 9月16日 7
38 9月26日 10
39 10月5日 9
40
10月14日 9
41
10月19日 5
42
10月27日 8


以下は、最寄りの地震計と、噴出した熱水が流れ込む川の流量の記録です。勢のよい噴出だったようです。正午前になっても音をともなって水蒸気が噴出していたとのことです:

昨年(2019年)のスティームボート間欠泉の年間噴出回数は48回で、正確な記録が残っている範囲ではこれまでで最多でした(昨年の噴出記録はこちらを参照してください)。


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2020年10月27日火曜日

2つの小惑星が月と地球に接近

 10月27日、小惑星〝2020 UU4〟と〝2020 TD8〟が月と地球に接近します。

小惑星 推定直径
(m)
接近日時
(日本時間)
接近距離
(LD)
2020 UU412~26  (月)10月27日 03:55
(地球)10月27日 12:33
1.88
1.85
2020 TD811~24  (月)10月27日 09:06
(地球)10月27日 17:40
2.24
1.61
(1LD=地球から月までの平均距離) 

UU4 と TD8 はともにアポロ群に分類されています。

直径の小さい小惑星ほど発見が遅れ、地球接近(最悪の場合は衝突)の直前、あるいは接近・通過後になる傾向があります。UU4 が最初に観測されたのは10月23日、TD8 が最初に観測されたのは10月15日です。

接近時の地球との相対速度は、UU4 が秒速11.1km(時速約4万km)、TD8 が秒速7.6km(時速約2万7000km)と予報されています。

UU4 の月への接近時刻には ±1分の誤差が見込まれています。


このブログでは、原則として地球から2LD以内に近づく小惑星を記事にしています。2LDよりも離れたところを通過する小惑星まで含めると、毎日数個は地球に接近しています。直径が1kmを上まわる大きな小惑星は、概ね30LDよりも遠いところを通りすぎて行きます。白亜紀末に恐竜を絶滅に追いやったとされる小惑星(あるいは彗星)の直径は少なくとも10kmはあったと推定されています。


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2020年10月23日金曜日

地震予測と大統領選予測

 
前回 2016年の米国大統領選挙で、ほとんどの専門家がヒラリー・クリントン氏の勝利を予測する中、トランプ大統領誕生を予測したアメリカン大学(在ワシントン D.C.)の歴史学者 アラン・リクトマン(Allan Jay Lichtman)氏。その予測手法は 1981年にロシアの地震学者 ウラジーミル・ケイリス=ボロック(Vladimir Keilis-Borok)氏とともに編み出したものです。
 
リクトマン氏はこの手法を使って、1984年の大統領選挙以降、1回を除いてすべての勝者を正しく予測してきました。唯一、予測がはずれたのは 2000年の大統領選挙で、アル・ゴア氏の勝利を予測したものの、実際にはジョージ・W・ブッシュ(子)氏が当選した時でした。
 
「予測法を思いついたきっかけは 1981年、地震予測で知られるロシア人科学者との出会い。『地震を予測するように大統領選の結果を予想できないか』。2人は協力し、過去のすべての大統領選を分析。その結果、現職大統領とその所属政党がホワイトハウスに築いた力をいわば『地盤』と見立て、それがどれほど外からの力、つまりライバル政党の挑戦者が引き起こす『地震』に耐えられるかで計測可能だと判断した」:
 
リクトマン氏の予測手法は、その著書『The Keys to the White House』に詳述されています。以下は Wikipedia の記述からの抜粋・テキトー訳です:
リクトマンは、1981年にロシアの地震学者ウラジーミル・ケイリス=ボロックと共同で「ホワイトハウスへの鍵」モデルを作成した。このモデルは、13 の True/False(真/偽)基準を用いて、現職政党の候補者が次の米大統領選挙で勝利するか、敗北するかを予測するものである。

(13 の)鍵(キー)は、大統領選挙の結果は、ホワイトハウスを支配している政党の実績に第一義的に左右され、挑戦者や現職政党の候補者による選挙運動に影響されないという理論に基づいている。この理論によると、実利を重視するアメリカの有権者は、ホワイトハウスを支配する政党の実績——経済的な好況と不況、外交政策の成功と失敗、社会不安、スキャンダル、政策の革新など、大統領任期中の出来事やエピソードに基づいて評価される——に基づいて大統領を選ぶ。

リクトマンとケイリス=ボロックは、1860年(共和党と民主党が4年間競い合った最初の選挙)以降のアメリカ大統領選挙のデータに、地球物理学で使われているパターン認識方法を応用して、現職大統領が所属する政党が勝利する前提となる 13の診断質問(The 13 Keys to the White House)を作り出した。これらの質問に対して False(偽=該当しない)が5つ以下の場合、現職大統領の政党の候補者が一般投票(popular vote)で勝つと予測され、6つ以上の場合は、挑戦政党の候補者が一般投票に勝つと予測される。
 
2000年の大統領選挙では、一般投票でゴア氏の得票率 48.4%であったのに対して、ブッシュ氏は 47.9% でゴア氏の勝利。しかし、選挙人の獲得数ではゴア氏 266人に対してブッシュ氏は 271人で、結局ブッシュ氏が大統領に就任しました。リクトマン氏の予測モデルは一般投票の結果を対象としているので、唯一予測が的中しなかったとされる 2000年の大統領選挙でも、実際にはモデルは正しい予測をしていた、ということになります。
 
Wikipedia の「The Keys to the White House」の項には、数日前まで以下のような記述があったのですが、現在は削除されています:
As of August 5, 2020, Allan Lichtman predicts that Donald Trump will lose the 2020 United States presidential election to challenger Joe Biden based on seven of the thirteen keys of his prediction model turning false against the incumbency.
(2020年8月5日現在、アラン・リクトマン氏は、彼の予測モデルの 13のキーのうちの 7つが現職候補に対して False(偽)となることに基づいて、2020年の米国大統領選挙においてドナルド・トランプ氏が 挑戦者のジョー・バイデン氏に負けると予測している。)

以下は、イギリスの経済誌『エコノミスト』(The Economist)が提供している大統領選挙の情勢分析です。日々更新されています:

2つの小惑星が地球と月に接近

 このところ、小惑星の接近ラッシュが続いています。10月23日には、小惑星〝2020 UO3〟と〝2020 UF3〟が地球と月に接近しました。

小惑星 推定直径
(m)
接近日時
(日本時間)
接近距離
(LD)
2020 UO36~14 (地球)10月23日 00:53
 (月)10月23日 01:26
0.91
0.51
2020 UF36~13 (地球)10月23日 07:17
 (月)10月23日 09:25
0.11
0.98
(1LD=地球から月までの平均距離) 

UO3 と UF3 はアポロ群に分類されています。

直径の小さい小惑星ほど発見が遅れ、地球接近(最悪の場合は衝突)の直前、あるいは接近・通過後になる傾向があります。UO3 が最初に観測されたのは10月21日、UF3 が最初に観測されたのは10月20日です。

接近時の地球との相対速度ですが、UO3 は秒速16.7km(時速約6万km)と速く、さらに UF3 は秒速22.0km(時速約7万9000km)と非常に速くなっています。

UO3 の月への接近時刻には ±1分の誤差が見込まれています。


このブログでは、原則として地球から2LD以内に近づく小惑星を記事にしています。2LDよりも離れたところを通過する小惑星まで含めると、毎日数個は地球に接近しています。直径が1kmを上まわる大きな小惑星は、概ね30LDよりも遠いところを通りすぎて行きます。白亜紀末に恐竜を絶滅に追いやったとされる小惑星(あるいは彗星)の直径は少なくとも10kmはあったと推定されています。


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2020年10月21日水曜日

2つの小惑星が月と地球に接近

 10月22日から23日にかけて、小惑星〝2020 UL2〟と〝2020 UV〟が月と地球に接近します。

小惑星 推定直径
(m)
接近日時
(日本時間)
接近距離
(LD)
2020 UL25~11  (月)10月22日 12:00
(地球)10月22日 18:46
1.01
1.07
2020 UV9~21  (月)10月22日 20:35
(地球)10月23日 01:21
1.97
1.26
(1LD=地球から月までの平均距離) 

UL2 と UV はともにアポロ群に分類されています。

直径の小さい小惑星ほど発見が遅れ、地球接近(最悪の場合は衝突)の直前、あるいは接近・通過後になる傾向があります。UL2 が最初に観測されたのは10月18日、UV が最初に観測されたのは10月17日です。

接近時の地球との相対速度は両者とも遅く、UL2 が秒速7.5km(時速約2万7000km)、UV が秒速8.3km(時速約3万km)と予報されています。

UL2 の月と地球への接近時刻には ±2分、±1分、UV の月と地球への接近時刻には ±2分、±2分の誤差が見込まれています。


このブログでは、原則として地球から2LD以内に近づく小惑星を記事にしています。2LDよりも離れたところを通過する小惑星まで含めると、毎日数個は地球に接近しています。直径が1kmを上まわる大きな小惑星は、概ね30LDよりも遠いところを通りすぎて行きます。白亜紀末に恐竜を絶滅に追いやったとされる小惑星(あるいは彗星)の直径は少なくとも10kmはあったと推定されています。


関連記事


イエローストーンの間欠泉が「異常」噴出 (続報-114)

 米国イエローストーン国立公園内のスティームボート間欠泉(地図)が、現地時間10月19日22時41分(日本時間20日13時41分)ごろから熱水や水蒸気を噴出し始めました。今年41回目の噴出です:

日付(現地時間) 間隔(日)
1 1月9日 14
2 1月23日 14
3 2月1日 9
4 2月12日 11
5 2月21日 9
6 2月28日 7
7 3月6日 7
8 3月15日 9
9 3月24日 9
10 4月2日 9
11 4月10日 8
12 4月27日 17
13 5月8日 11
14 5月14日 6
15 5月19日 5
16 5月23日 4
17 5月31日 8
18 6月3日 3
19 6月8日 5
20 6月12日 4
21 6月18日 6
22 6月23日 5
23 6月29日 6
24 7月3日 4
25 7月9日 6
26 7月13日 4
27 7月19日 6
28 7月24日 5
29 7月30日 6
30 8月3日 4
31 8月9日 6
32 8月14日 5
33 8月20日 6
34 8月26日 6
35 9月1日 6
36 9月9日 8
37 9月16日 7
38 9月26日 10
39 10月5日 9
40
10月14日 9
41
10月19日 5


以下は、最寄りの地震計と、噴出した熱水が流れ込む川の流量の記録です。久しぶりに激しい震動をともなう噴出で、夜が明けても水蒸気の噴出が続いていたとのこと。現地では雪が降っています:

昨年(2019年)のスティームボート間欠泉の年間噴出回数は48回で、正確な記録が残っている範囲ではこれまでで最多でした(昨年の噴出記録はこちらを参照してください)。


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2020年10月20日火曜日

2つの小惑星が地球と月に接近

 10月21日、小惑星〝2020 UA〟と〝2020 UY〟が地球と月に接近します。

小惑星 推定直径
(m)
接近日時
(日本時間)
接近距離
(LD)
2020 UA6~13 (地球)10月21日 10:58
 (月)10月21日 21:41
0.12
0.72
2020 UY4~9 (地球)10月21日 13:24
 (月)10月21日 18:19
0.91
1.25
(1LD=地球から月までの平均距離) 

UA はアテン群 、UY はアポロ群に分類されています。

直径の小さい小惑星ほど発見が遅れ、地球接近(最悪の場合は衝突)の直前、あるいは接近・通過後になる傾向があります。UA が最初に観測されたのは10月16日、UY が最初に観測されたのは10月17日です。

接近時の地球との相対速度は両者とも遅く、UA が秒速7.8km(時速約2万8000km)、UY が秒速7.0km(時速約2万5000km)と予報されています。

UA の地球と月への接近時刻には ±14分、±15分、UY の地球と月への接近時刻には ±1分、±1分の誤差が見込まれています。


このブログでは、原則として地球から2LD以内に近づく小惑星を記事にしています。2LDよりも離れたところを通過する小惑星まで含めると、毎日数個は地球に接近しています。直径が1kmを上まわる大きな小惑星は、概ね30LDよりも遠いところを通りすぎて行きます。白亜紀末に恐竜を絶滅に追いやったとされる小惑星(あるいは彗星)の直径は少なくとも10kmはあったと推定されています。


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