2020年2月25日火曜日

洞海湾にイルカの群れ — 福岡県北九州市


2月23日夕方、福岡県北九州市の洞海湾(地図)で、少なくとも10頭以上のイルカの群れが目撃・撮影されました。ハンドウイルカの仲間とみられています。

「魚の群れを追いかけて港に近づいた可能性がある」(マリンワールド海の中道)、「撮影者によるとイルカが泳いでいたのは岸からわずか10メートルほどの至近距離」:

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ベテルギウスが異常減光 (続報-15)


ベテルギウスが明るさを回復しつつあることが確実になりました。同星の異常減光を最初に報告した米国 Villanova 大学などによる以下の天文電報によると、"Betelgeuse has definitely stopped dimming and has started to slowly brighten."(ベテルギウスは確実に減光を止め、ゆっくりと明るくなり始めている)とのことです:

 ベテルギウスの光度が最も低下したのは2月7日〜13日で、+1.6等級ほどになったとのこと。上記天文電報は、今回の減光はこれまで観測されていた420〜430日周期の光度変化と一致しているものの、明るさの低下幅はこれまで観測されたことがないとしています。


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勇者


長崎県長崎市小江町(地図)での出来事です。「江戸の敵を長崎で討つ」ということわざがありますが、「返り討ち」でした。

「男性は取っ組み合いの末にイノシシを押さえ込み、顔を海につけて窒息死させた」、「駆け付けた署員がイノシシを組み伏せる男性を発見。倒したと説明したという」:

2020年2月22日土曜日

マダコ大発生 — 東京湾


東京湾の観音崎(地図)以北でマダコが大発生しています。大発生は2019年から続いていますが、明確な原因は見いだせていません。

大発生の原因については、(1)梅雨明けが非常に早く猛暑で大雨も少なかったため、湾内に低塩分の水が広がることが少なかったことと、(2)黒潮の大蛇行による影響で沖合から適度に高温・高塩分の海水が流入したことが「真水を嫌う稚ダコが育ちやすい環境がそろい、大発生につながった可能性がある」との推定があります。しかし、「同じ環境であるはずの観音崎以南では『マダコが少ない』と多くの漁業者から聞いており、矛盾する。大発生の原因とは言い切れない」との指摘もあります:

三浦半島の観音崎以南には三浦半島断層群()が北西-南東に何本も走っており、海底にも延びていると考えられます。


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イエローストーンの間欠泉が「異常」噴出 (続報-82)


米国イエローストーン国立公園内のスティームボート間欠泉(地図)が、2月21日01時37分(日本時間21日17時37分)ごろから熱水や水蒸気を噴出し始めました。今年5回目の噴出です:

日付(現地時間) 間隔(日)
1 1月9日 14
2 1月23日 14
3 2月1日 9
4 2月12日 11
5 2月21日 9


以下は、最寄りの地震計と、噴出した熱水が流れ込む川の流量の記録です。勢いの弱い噴出だったようです:

昨年(2019年)のスティームボート間欠泉の年間噴出回数は48回で、正確な記録が残っている範囲ではこれまでで最多でした(昨年の噴出記録はこちらを参照してください)。


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ベテルギウスが異常減光 (続報-14)


ベテルギウスが明るくなり始めているという報告がいくつか出てきていますが、まだ微妙な段階です:


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2020年2月21日金曜日

ハワイの神話とプレートテクトニクス


太平洋プレートがホットスポットの上を南東から北西の方向に移動したことによって天皇海山列やハワイ諸島(地図)が形成されたことは、現在では常識となっています。ハワイ諸島の島々は北西ほど古く、南東ほど新しいということになるのですが、古代ハワイの人々もこの事実に気づいており、それがハワイの神話に反映されているという話が、米国地質調査所(USGS)の資料に載っています。

以下はその部分のテキトー訳です:
科学的な研究が行われる遙かに前から、古代ハワイの人々はハワイの島々が南東に行くほど若くなるらしいということに気づいていました。船乗りであるハワイ人たちは、航海の間に、浸食の程度や土壌、植生の違いに気付き、北西の島(ニイハウとカウアイ)が南東の島(マウイとハワイ)より古いことに気づいたのです。そしてこの考えは、火山の火の女神・ペレの伝説として世代から世代へと伝えられたのです。

ペレはもともとカウアイ島に住んでいました。ペレの姉で海の女神であるナマカオカハイがペレを攻撃したとき、ペレはオアフ島に逃れました。再びナマカオカハイから逃げることを余儀なくされたとき、ペレは南東のマウイ島に移動し、最後にはハワイ島に移動して、現在も(ハワイ島の)キラウエア火山の頂上にあるハレマウマウ火口に住んでいる、とされています。

カウアイ島からハワイ島に至るペレの神秘的な逃避行は、噴火による火山の成長と海の波による浸食の間で繰り広げられる終わることのない戦いを示唆しています。そしてそれは、ハワイ諸島は北西から南東に行くほど若くなるということを明瞭に示す、何世紀も後になって得られた地質学的な証拠と付合しているのです。

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断層から何かが噴き出す — トルコ


1月24日にトルコ東部で M6.7 の地震が発生し大きな被害が出たことは既報ですが、その地震の後、震源地近くのカラカヤ湖(地図)の湖面に白いリニアメント(直線的な構造)が長さ 1km にわたって出現しました。湖底には地震の際に動いたとみられる断層が走っており、そこから何らかのガスか水が噴出していると推定されています:

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火山とバッグパイプ


バッグパイプの音色に誘われるようにして背後の火山が噴煙を上げ始めます:


背後の火山はグアテマラの Acatenango 山(地図)のようです。


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2020年2月20日木曜日

最短の Abstract


学術論文には Abstract(要旨)が必ずついていますが、著名な地震学者 Susan E. Hough 氏の "Do Large (Magnitude ≧8) Global Earthquakes Occur on Preferred Days of the Calendar Year or Lunar Cycle?"(マグニチュード8以上の大地震は特定の暦日や太陰周期で発生するか?)と題する論文の Abstract は、たった3文字 "No." です: