2018年10月16日火曜日

メルカトル図法によるサイズ・バイアス


グリーンランドやカナダ、ロシアなどが実際よりも大きく描かれていることは、ほとんどの人が意識していると思うのですが、以下の動画を見ると、ノルウェー、スウェーデン、フィンランドなども大きいという印象を知らず知らずのうちに刷り込まれていたように思います。実際は日本と大差なく、面積の順位ではスウェーデン 58位、日本 62位、フィンランド 65位、ノルウェー 68位です。ただし、ノルウェーは本土のみの順位で、北極圏の島々や南大西洋の島、さらにノルウェーが領有権を主張している南極大陸上の広大なドローニング・モード・ランドと同大陸近傍の島を加えると、順位は8位に浮上します:



ユウレイイカ浮上 ― 静岡県西伊豆町


10月6日午前、静岡県西伊豆町田子の田子漁港(地図)に深海性のユウレイイカが現れました。足を含めた体長約80cm。「見たことがないイカが船着き場にいる」、「ユウレイイカはしばらくすると海中に姿を消した」:

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小惑星 2018 TV5 が地球と月に接近


小惑星〝2018 TV5〟が10月6日に地球と月に接近していたことがわかりました。

この小惑星はアポロ群に分類され、直径は 3~8m と推定されています。直径の小さい小惑星ほど発見が遅れ、地球接近(最悪の場合は衝突)の直前、あるいは接近・通過後になる傾向があります。この小惑星が発見されたのは10月4日です。

小惑星 推定直径
(m)
接近日時
(日本時間)
接近距離
(LD)
2018 TV43~8 (地球)10月6日 14:24
 (月)10月6日 19:58
0.27
0.29
(1LD=地球から月までの平均距離) 

この小惑星が最接近した時の地球との相対速度は秒速15.3km(時速約5万5000km)と計算されています。

このブログでは、原則として地球から2LD以内に近づく小惑星を記事にしています。2LDよりも離れたところを通過する小惑星まで含めると、毎日数個は地球に接近しています。直径が1kmを上まわる大きな小惑星は、概ね30LDよりも遠いところを通りすぎて行きます。白亜紀末に恐竜を絶滅に追いやったとされる小惑星(あるいは彗星)の直径は少なくとも10kmはあったと推定されています。


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イエローストーンの間欠泉が「異常」噴出 (続報-20)


現地時間10月15日午後2時12分(日本時間16日午前5時12分)ごろから、スティームボート間欠泉(地図)の熱水噴出が始まりました。3月に噴出が再開してから23回目です。今回は約4分間噴出したあと勢いが弱まりましたが、2時36分ごろから本格的な噴出となり、約26分間にわたって噴出が続きました。熱水に混じってたくさんの大きな岩も吹き上げられ、一部は高さ340フィート(=104m)に達したとのことです:

日付(現地時間) 間隔(日)
1 3月15日 1289
2 4月19日 35
3 4月27日 8
4 5月4日 7
5 5月13日 9
6 5月19日 6
7 5月27日 8
8 6月4日 8
9 6月11日 7
10 6月15日 4
11 7月6日 21
12 7月20日 14
13 8月4日 15
14 8月22日 18
15 8月27日 5
16 9月1日 5
17 9月7日 6
18 9月12日 5
19 9月17日 5
20 9月24日 7
21 9月30日 6
22 10月8日 8
23 10月15日 7


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2018年10月15日月曜日

東京湾にクジラ (続報-10)


これまで目撃されていたクジラと同一個体でしょうか。10月15日午前11時、千葉市役所近くの港湾(人工の入り江)の中で目撃されています(地図):

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近畿圏中心領域大型地震 (続報-192)


八ヶ岳南麓天文台の串田氏が 10月12日15:00 付けで更新情報を出しています ―― 前兆が継続、最も早い場合は 12月10日±3日 に対応地震発生の可能性:

以下は今回の更新情報のまとめです ――

推定時期前兆が完全に終息するまで確定できない。
最も早い場合は 12月10日±3日 に発生の可能性(今後の前兆の出現状況によって修正する可能性あり)。
推定時刻 午前9時±1時間 または 午後6時±3時間
推定震央領域 続報 No.250」所載の地図参照
太線内は可能性が高い領域、斜線部分は火山近傍前兆が出現していることを加味した場合(火山から約40km以内)、点線内は前兆に影響を与えているFM放送局を誤認している場合も含めた大枠推定領域。
推定規模 M7.8 ± 0.5
推定地震種 震源の浅い陸域地殻内地震(火山に近い地域の可能性がある)


▼ 静穏期がないまま、地震発生に至る可能性の説明
  • 今回の更新情報は2ページ分あります。そのうち、最初のページ(No.249)全てと、2ページ目(N0.250)の3分の1ほどを使って、静穏期がないまま(=前兆が完全終息しないまま)地震発生に至る場合があることが説明されています。

  • 規模が大きく余震が多数発生する地震では、余震の前兆が本震の静穏期に混入するため、前兆終息や静穏期が確認できないまま地震発生に至る可能性があることを、3つの事例をあげて説明しています:

    • 1995年1月17日 兵庫県南部地震 M7.3
    • 2018年9月6日 北海道胆振東部地震 M6.7
    • 2008年6月14日 岩手・宮城内陸地震 M7.2 (この地震の前兆は3年3ヶ月継続。串田氏の23年間の観測では、No.1778長期継続前兆についで前兆期間が長い)

  • 規模が大きく震源が浅い地殻内地震は余震が非常に多く発生するためか、前兆の終息や静穏期を確認できない場合が多い。No.1778 長期継続前兆も震源が浅いと推定されるので、前兆の完全終息が確認できない可能性が十分にある。

  • 前兆終息を確認できれば、確実に地震発生時期を推定できるが、そうでない場合は、[前兆初現]と[前兆極大]の関係から発生時期を推定することになる。


▼ 現状
  • 八ヶ岳の3観測装置(CH17、CH20、CH21)に特異前兆が継続出現している。

▼ 考察
  • 上述のように、規模が大きく震源が浅い地殻内地震では余震が極めて多いことから、明確な前兆終息・静穏期が認められない可能性が高い。前兆終息を待っているうちに対応地震が発生してしまう可能性がある → 前兆初現~前兆極大の関係から発生時期を推定する必要がある。

  • 直近までの前兆出現状況を見直し、同じ地震発生時期が算出されるケースを集めると、12月10日±3日 の可能性が考えられる。少なくとも11月中の発生はない。

  • 今後の観測でいくつかの前兆極大に対して一部でも前兆終息が認められるような変化があった場合、あるいは別の発生時期が推定されるような前兆の変化があったなどの場合には、続報で報告する。

串田氏の地震予測手法については、同氏の著書(『地震予報』、PHP新書 833)か以下の資料をご覧ください:

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小惑星 2018 TY4 が月と地球に接近


10月10日に発見された小惑星〝2018 TY4〟が、発見前の10月8日に月と地球に接近していたことがわかりました。

この小惑星はアポロ群に分類され、直径は 7~15m と推定されています。直径の小さい小惑星ほど発見が遅れ、地球接近(最悪の場合は衝突)の直前、あるいは接近・通過後になる傾向があります。

小惑星 推定直径
(m)
接近日時
(日本時間)
接近距離
(LD)
2018 TY47~15  (月)10月8日 03:44
(地球)10月8日 07:37
2.23
1.50
(1LD=地球から月までの平均距離) 

最接近時の地球との相対速度は秒速11.1km(時速約4万km)と計算されています。

このブログでは、原則として地球から2LD以内に近づく小惑星を記事にしています。2LDよりも離れたところを通過する小惑星まで含めると、毎日数個は地球に接近しています。直径が1kmを上まわる大きな小惑星は、概ね30LDよりも遠いところを通りすぎて行きます。白亜紀末に恐竜を絶滅に追いやったとされる小惑星(あるいは彗星)の直径は少なくとも10kmはあったと推定されています。


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2018年10月14日日曜日

宏観異常情報の収集開始 ― 高知県 (続報-33)


高知県庁のウェブサイトに掲載されている宏観異常現象の報告受付件数のが、10月12日付で更新されています。6月に「動物の異常行動」の報告が1件あった後、7月と8月はすべての項目が0件という状況でしたが、9月分では「その他」の欄に1件の報告が記載されています:
「ドーン!」という大きな音と小さな揺れを感じた。

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2018年10月11日木曜日

間欠泉の移動で非常事態宣言 ― 米国カリフォルニア州


米国カリフォルニア州南部インペリアル郡のナイランド(Niland、地図)郊外にある「間欠泉」が移動し始め、鉄道や州道、パイプラインに近づいたために、郡が非常事態を宣言しました。問題の「間欠泉」は、直近では西に60フィート(18m)移動したとのこと:

ナイランドはソルトン湖の東にあり、サンアンドレアス断層系沿いの街です。上の記事では「geyser(間欠泉)」という言葉を使っていますが、ソルトン湖の東岸には泥火山や坊主地獄が分布しているとのことなので、それらを指しているのかも知れません。

富士山に2回の未知の噴火があった


産業技術総合研究所の発表です。富士五湖の一つ、本栖湖(地図)の湖底から採取したコア試料を分析したところ、「岩石学的特徴からは富士山起源であると判断されるものの、富士山の既知のどの噴火にも対応しない火山灰層が2枚見つかり」、富士山の西側で2500年前ごろに約20年間隔で2回の未知の噴火が起きていたことがわかった、とのことです:

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