2018年12月13日木曜日

ミヤマキリシマに異変 ― 長崎県雲仙


長崎県雲仙(地図)の各所で、通常は初夏に咲くミヤマキリシマが、10月初めごろから季節外れの花をつけています。「1本の木に数輪程度の花が開くことは例年あるが、今年は数が多く、ほぼ丸ごと開花する木も目立つ」、「夏の記録的な猛暑などが影響したのかもしれない。このようなことは初めて」(県環境監視員/環境省自然公園指導員):

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小惑星 2018 XP2 が月と地球に接近・通過


小惑星〝2018 XP2〟が12月9日に月と地球に接近していたことがわかりました。

この小惑星はアポロ群に分類され、直径は 7~14m と推定されています。発見されたのは 12月10日です。直径の小さい小惑星ほど発見が遅れ、地球接近(最悪の場合は衝突)の直前、あるいは接近・通過後になる傾向があります。

小惑星 推定直径
(m)
接近日時
(日本時間)
接近距離
(LD)
2018 XP27~14  (月)12月9日 02:55
(地球)12月9日 06:50
0.68
1.01
(1LD=地球から月までの平均距離) 

月と地球への接近時刻には ±2分の誤差が見込まれています。

最接近時の地球との相対速度は極めて速く、秒速25.3km(時速約9万1000km)と計算されています。

このブログでは、原則として地球から2LD以内に近づく小惑星を記事にしています。2LDよりも離れたところを通過する小惑星まで含めると、毎日数個は地球に接近しています。直径が1kmを上まわる大きな小惑星は、概ね30LDよりも遠いところを通りすぎて行きます。白亜紀末に恐竜を絶滅に追いやったとされる小惑星(あるいは彗星)の直径は少なくとも10kmはあったと推定されています。


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2018年12月12日水曜日

関東上空に巨大波状雲


12月12日午後、神奈川県や東京都の上空に巨大な波状雲が現れました。「(この雲は)大きく天気を崩すことはなく、雨が降ってもぱらつく程度です」:

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宇宙飛行士が船外活動でナイフを使用


12月11日、国際宇宙ステーションに滞在中の2人のロシア人宇宙飛行士が船外活動をおこないました。目的の一つは、8月29日に空気漏れを起こしたソユーズ宇宙船の穴を外側から調べることです。その際、宇宙船の外側を覆っている被覆を切り裂くためにナイフが使用されました。宇宙服を傷つける恐れもあります。船外活動でナイフが使用されたのは初めてではないでしょうか。

以下はその際の作業を写した動画です。長編の方には、被覆をめくって露出させた穴が写っています。宇宙飛行士は、穴を暫定的にふさいでいるエポキシ系樹脂のサンプルを採取しました。宇宙空間にさらされて劣化が進んでいないかを調べるためだと思われます:

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備讃瀬戸にクジラ ― 香川県小豆島 (続報-2)


西へ移動しています。12月12日、香川県小豆郡豊島(地図)南方で目撃情報:

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備讃瀬戸にクジラ ― 香川県小豆島 (続報)


12月11日付「備讃瀬戸にクジラ ― 香川県小豆島」の続報です。

『山陽新聞』は種類不明、『朝日新聞』は専門家の見解としてナガスクジラの仲間と報じています。頭にロープか網のような物が絡まっているとのこと。「網に絡まってうまく泳げず、太平洋か日本海から迷い込んできたのかもしれない」(専門家)、「備讃瀬戸がクジラの生息域と聞いたことはなく、非常に珍しい」(高松海上保安部):

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2018年12月11日火曜日

犬ぞりの犬たちはアラスカ大地震を予知したか


アラスカで毎年3月におこなわれ、世界最長の 1900km を最短でも2週間前後かけて走り抜ける犬ぞりレース「アイディタロッド」。その主任獣医である Dr. Stuart Nelson が、先日の大地震(現地時間11月30日朝発生、M7.0)の前に犬ぞりチームの犬たちが見せた行動について語っています。

「複数の飼い主たちがはっきりと言っていたのだが、彼らの犬ぞりチームの犬たちが地震の前に遠吠えを始めたということだ。色んな奇妙なことがたくさん起きたことに人々は気づいた。だから、私は何かがあると信じている。犬たちには私たちよりも優秀な感覚が備わっているのだ」、「地震の当日、何頭かの犬は脱走し、飼い主の家から走り去った。多くの場合、犬たちの本能が命じたのは逃げて隠れ場所に身を隠せ、ということだったのだろう」:

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富士山の奇妙な積雪 ― 静岡県


先月末、季節外れの農鳥3羽が現れた富士山ですが、今度は山頂部と麓に分かれた積雪という変わったパターンが見られました。12月11日の朝のことです。「この不思議な装いをもたらしたのは、昨日10日(月)に南の海上から広がってきた低い雲です」:

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備讃瀬戸にクジラ ― 香川県小豆島


12月10日、香川県小豆島(地図)の南沖でクジラが目撃されました。かなり大きく、体長約15m:

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2018年12月9日日曜日

アラスカ大地震の発震メカニズム (続報)


米国アラスカ州アンカレジ(地図)北方で、現地時間11月30日朝(日本時間12月1日午前2時半ごろ)に発生した M7.0 の大地震ですが、発生から約1週間が経過した12月7日午後までに 3100回を超える余震が発生しています。そのうち、M4.5以上は15回とのこと。

以下は、本震と余震の分布を示す断面図です。米国地質調査所(USGS)などが指摘しているように、アラスカの下に沈み込んでいる太平洋プレートのスラブ内で伸張応力によって発生した正断層タイプの地震です。震源付近では同スラブは年速 57mm で北西に移動しています:


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