八ヶ岳南麓天文台(地図)の串田氏が「No.1778 長期継続大型地震前兆」について 8月17日15:00 付けで更新情報を出しています。
「CH26 弱い特異に変化 PBFは断続的出現に 高知観測点特異=終息の可能性 CH26弱い特異 8/21-23終息すれば8/29±2 発生の可能性」:
- No.1778 長期継続大型地震前兆 続報 No.334 (PDF形式)
- 八ヶ岳: 7月19日から出現したCH26観測装置のPBF変動は8月14日08時過ぎに終息。09時から弱い特異変動が出現。その後、弱い特異変動が継続しながら PBF変動のない長い空白時間を挟んで断続的にPBF変動が出現するパターンに変化。空白時間が長くなる一方、PBF変動の継続時間は短くなってきている。現在はPBF変動終息中で、 CH26観測装置の弱い特異変動のみが継続。
[PBF変動:Periodic Baseline Fluctuation anomaly、典型的な地震前兆波形。周期的な基線のうねり変動。極大時に集中出現した場合は、継続時間が地震規模を表す。] - 高知観測点:K9観測装置とK10観測装置は既に静穏化。K8観測装置の特異変動も8月15日18時前に終息。 K6観測装置も終息の可能性。現状、高知観測点の特異変動は終息した可能性。
- 全体: PBF変動も断続的な出現になり、高知観測点の複数に現れていた特異変動も静穏化。現在の主な変動であるCH26観測装置の弱い特異が終息すれば発生日を確定推定することが可能になる。8月21日〜23日に終息するか注視。
推定日 | 2022年8月28日 (誤差:8月29日±2日)の可能性 8月21日〜23日に前兆変動が終息するかを確認して修正予定 |
推定時間帯 | 09:00±2時間 または 17:00±3時間 |
推定震央領域 | 「続報 No.334」所載の図4太線内(火山近傍) 斜線の領域は可能性を考え易い参考推定領域 |
推定規模 | M8.0 ± 0.3 地震に伴う近隣火山の活発化や噴火=完全否定は困難 |
推定地震種 | 震源が浅い陸域地殻内地震 |
No.1778前兆群は、2008年7月初旬に出現し始めた前兆です。継続期間は14年を越えました。串田氏の観測歴上で最長の継続期間で、ピーク時期には30の観測装置に前兆変動が出現しました。
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