気象庁が8月30日に発表した「平成25年 No.35 週間火山概況(平成25年8月23日~8月29日)」によると、硫黄島(地図)北部の沖に変色水が見つかったとのことです:
21日に実施した上空からの観測では、島北部の北の鼻の北東沖で乳白色の変色水が確認され、28日に海上自衛隊が実施した上空からの観測では、北の鼻の約300m北の沖で直径約150mの変色水が確認されました。
(中略)
国土地理院の観測によると、地殻変動は2013年4月頃からほぼ停滞していましたが、5月頃から隆起の傾向がみられています。
関連記事
- フィリピン海プレートとウナギ (09年1月12日)
- 全国の火山活動の評価 (10年2月3日)
- 南硫黄島北海域で白煙 (10年2月3日)
- 火山活動解説資料(平成22年3月分) (10年4月9日)
- 硫黄島から噴煙 (10年6月24日)
- フィリピン海の範囲 (その 1) (10年7月30日)
- フィリピン海の範囲 (その 2) (10年7月30日)
- フィリピン海の範囲 (その 3) (10年7月30日)
- 小笠原諸島 vs. ボニン諸島 (10年12月23日)
- 次は阿蘇山? (その 1) (11年2月28日)
- 硫黄島で火山活動が活発化 (12年4月30日)
- 硫黄島で火山活動が活発化 (続報) (12年5月2日)
- 硫黄島で火山活動が活発化 (続報-2) (12年5月2日)
- 硫黄島で火山活動が活発化 (続報-3) (12年5月7日)
- 硫黄島で水蒸気爆発 (13年2月22日)
- 硫黄島で水蒸気爆発 (続報) (13年4月11日)
- 硫黄島で水蒸気爆発 (続報-2) (13年4月12日)