23日 11時頃から、大穴火口の W-6 噴気孔の下方で、硫黄の燃焼と思われる煙が上がっているのを浄土平のカメラで確認した。翌 24日、福島県の防災ヘリコプターによる観測では、噴気孔下方からの煙が確認されており、硫黄の燃焼が続いていたと考えられる。同様の現象は、5月 6日及び 7月 9日にも確認されており、噴気活動はやや高い状態が続いている。
火山性地震は 8月以降少ない状況となっている。
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