新島が誕生しました。直径約 1km の馬蹄型。
「福徳岡ノ場では依然として活発な噴火活動が続いており、直径約 1km の馬蹄型の新島が確認されました」、「噴火に伴う弾道を描いて飛散する大きな噴石やベースサージ(横なぐりの噴煙)に警戒してください」:
- 火山名 福徳岡ノ場 噴火警報(周辺海域) 令和3年8月16日14時00分
- 火山名 福徳岡ノ場 火山の状況に関する解説情報 第2号 令和3年8月16日14時10分
- 福徳岡ノ場の火山活動解説資料 令和3年8月16日14時00分発表 (PDF形式)
上の資料ではベースサージについて「横なぐりの噴煙」と補足していますが、わかりにくいのではないでしょうか。以下の資料によると、「火口から垂直に立ち上がる噴煙とは別に、火口から環状に横殴りの噴煙が広がる火砕サージの一種」、「核実験ではじめて認識された現象で、爆発中心から地表を這うように走る爆発煙」、「同様の現象が火山噴火でも発生することが、明神礁の噴火(1952年)やフィリピン・タール火山の噴火(1965年)で確認されました」とのことです:
関連記事
- 南硫黄島北海域で白煙 (10年2月3日)
- 硫黄島から噴煙 (10年6月24日)
- 小笠原諸島 vs. ボニン諸島 (10年12月23日)
- 硫黄島で火山活動が活発化 (12年4月30日)
- 硫黄島で火山活動が活発化 (続報) (12年5月2日)
- 硫黄島で火山活動が活発化 (続報-2) (12年5月2日)
- 硫黄島で火山活動が活発化 (続報-3) (12年5月7日)
- 海底噴火のおそれ ― 青ヶ島南東沖 (12年8月30日)
- 硫黄島で水蒸気爆発 (13年2月22日)
- 硫黄島で水蒸気爆発 (続報) (13年4月11日)
- 硫黄島で水蒸気爆発 (続報-2) (13年4月12日)
- 硫黄島沖に変色水 ― 東京都 (13年9月2日)
- 硫黄島で火山性微動 ― 東京都 (13年10月12日)
- 硫黄島で噴出現象 ― 東京都 (14年12月20日)
- 硫黄島が噴火 ― 東京都 (15年8月7日)
- 地球上で最も危険な火山は日本の ・・・ (15年11月27日)
- ベヨネーズ列岩に噴火警報 ― 東京都 (17年3月24日)
- ベヨネーズ列岩と西之島 (17年3月25日)
- 断続的に海面変色 ― ベヨネーズ列岩 (17年3月28日)
- 断続的に海面変色 ― ベヨネーズ列岩 (続報) (17年3月29日)
- 福徳岡ノ場でも変色水域確認 (17年4月1日)
- 硫黄島で火山性地震が急増 ― 東京都 (18年9月9日)
- 硫黄島で海底噴火 ― 東京都 (18年9月13日)
- 硫黄島沖の海底が隆起 (19年2月8日)
- 福徳岡ノ場で変色水を確認 (20年2月11日)
- 福徳岡ノ場で海底噴火 (21年8月13日)
- 福徳岡ノ場で海底噴火 (続報) (21年8月13日)
- 福徳岡ノ場で海底噴火 (続報-2) (21年8月15日)