2010年5月3日月曜日

地平線にエンデバー・クレーターの姿

2004年 1月に火星に着陸した火星探査車・オポチュニティは、ビクトリア・クレーター(直径約 0.8km)の調査を終えて、現在はさらに大きなエンデバー・クレーター(直径約 21km)に向かって進行中です。そのオポチュニティのパノラミック・カメラ(Pancam)が、砂の波の彼方にようやく姿を現したエンデバー・クレーターの外縁を捉えました:

この画像が撮影されたのは 4月 28日で、オポチュニティからクレーターの縁までの距離は約 13km とのことです。

大きなクレーターほど大地が深くえぐられており、より古い時代の地層が内壁に露出している可能性が高いので、調査結果が楽しみです。

以下の衛星写真で、オポチュニティ、ビクトリア・クレーター、エンデバー・クレーターの位置を確認できます:

火星版グーグル・マップでオポチュニティの現在位置を調べられます。検索窓に “mer opportunity” と入力して、“Search” ボタンをクリックしてください:

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