2014年4月3日木曜日

中国が地震予知衛星を打ち上げへ


当初の計画より遅れているようですが、中国は2016年に地震研究のための衛星を打ち上げるとのことです。大地震の前に大気圏、電離圏、磁気圏に現れる電磁気的な異常を5年間にわたって宇宙から調べ、地震予知につなげることが衛星の目的の一つです。同衛星には、イタリアが開発した観測機器も積み込まれます。中国は、地震電磁気学の分野でフランス、イタリア、ロシア、ウクライナと共同研究を行っており、衛星の打ち上げが成功すれば、すでに地震監視衛星を持っている選ばれた国家のグループに加わることになる、と記事は伝えています:

日本はこの分野では完全に後れを取っています。

上記記事によると、2013年に中国では M5.0 以上の地震が43回発生。過去30年間の平均の2倍に達したとのことです。朝鮮半島周辺でも地震が増えています。東北地方太平洋沖地震の余波が大陸にも及んでいるのでしょうか。


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