2026年2月16日月曜日

草津白根山で火山性地震増加、傾斜変動も


草津白根山(湯釜付近、地図)では、2月14日以降、火山性地震が増加しています。地震回数は、ふだんは 1日あたり 0〜2回程度のことが多いのですが、14日は 48回、15日は 42回、16日は 19時までに 46回となっています。14日には傾斜変動も観測されています。
 
「釜付近の地下浅部の膨張を示すと考えられる緩やかな地殻変動や地下の温度上昇を示唆する全磁力の変化は、鈍化しながらも継続しています。また、噴気の化学成分比には、活発化を示す変化が引き続き認められています」:

気象庁「草津白根山(白根山(湯釜付近))の火山観測データ」より


小惑星 2026 CR2 が地球と月に接近中

 
2月17日から 18日にかけて、小惑星〝2026 CR2〟が地球と月の近くを通過します。
 
2026 CR2 (2026年2月15日付予報)
接近日時(日本時間)
(地球)2月17日 11:27
 (月)2月18日 04:28
接近日時 誤差
(地球)± 2 分
(月)± 3 分
接近距離 (地球)0.36 LD
(月)0.28 LD
推定直径
2 ~ 5 m
対地球相対速度
5.6 km/s ≅ 2万 km/h
初観測から地球接近まで4 日
次の地球接近2035年2月7日ごろ
公転周期443 日 ≅ 1.21 年
分類
アポロ群
 (1LD=地球から月までの平均距離)
 
このブログでは、原則として地球から 1LD 以内に近づく小惑星を記事にしています。
 
 

2026年2月15日日曜日

2つの小惑星が月と地球に接近・通過

 
2月9日と 2月11日に、小惑星が月と地球の近くを通り過ぎていたことが、NASA/JPL による 2月14日付のデータベース更新で明らかになりました。このうち、"2026 CP2" が将来地球に衝突する確率は 0.00000046%(2億2千万分の1)と計算されています。
 
2026 CH2 (2026年2月14日付予報)
接近日時(日本時間)
(月)2月9日 10:36
 (地球)2月9日 15:53
接近日時 誤差
(月)± < 1 分
(地球)± < 1 分
接近距離 (月)0.90 LD
(地球)0.25 LD
推定直径
3 ~ 6 m
対地球相対速度
7.8 km/s ≅ 2万8000 km/h
初観測から地球接近まで1 日
次の地球接近2032年11月21日ごろ
公転周期336 日 ≅ 0.92 年
分類
アテン群
 (1LD=地球から月までの平均距離)
 
 
2026 CP2 (2026年2月14日付予報)
接近日時(日本時間)
(月)2月11日 09:59
 (地球)2月11日 11:49
接近日時 誤差
(月)± < 1 分
(地球)± < 1 分
接近距離 (月)1.43 LD
(地球)0.41 LD
推定直径
3 ~ 6 m
対地球相対速度
12.4 km/s ≅ 4万5000 km/h
初観測から地球接近まで0 日
次の地球接近
公転周期540 日 ≅ 1.48 年
分類
アポロ群
 (1LD=地球から月までの平均距離)
 
 
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近畿圏中心領域大型地震 (続報-362)

 
八ヶ岳南麓天文台地図)の 串田嘉男 氏が「No.1778 長期継続大型地震前兆」について  2月13日15時00分付けで「続報 No.431」(PDF形式)を出しています。地震発生推定日などは前回の更新情報と同じです ——
 
 17年7ヶ月継続した前兆変動が
短時間櫛歯変動を除いて 別形態 No.3614も含め 全て終息
対応地震 3月7日±2日 発生の可能性 
 
現況/考察
  • 現在、全観測点で 1時間程度の櫛歯変動が時折出現しているだけ。17年7ヶ月継続したNo.1778 の前兆変動は全て終息。3月7日±2日に対応地震が発生する可能性が考えやすい状況。

     [注]「櫛歯変動」については『 FM(VHF帯域)電波電離層モニター観測による「地震・火山の予報」解説資料』(PDF形式)の 9ページを参照してください。 

  • 別形態変動と考えられる前兆変動 No.3614 も終息したとみられる。最近観測された火山近傍地殻地震前兆と噴火型前兆変動は全て No.1778 関連の可能性が高いと考えられる。

  • 2月下旬以降に噴火型前兆変動が複数日観測された場合は、対応地震活動にともなって震央近傍の火山で噴火活動が起きる可能性があるが、現状では考えにくい。

  • 現在の推定を覆す変動が観測されないかぎり、あるいは 3月7日±4日に次のステージの極大が出現しないかぎり、推定日に地震が発生する可能性がある。「最大限の対策をお願い申し上げます。なるべく多くの方に本情報を読んで頂けましたら幸いです

  • 「31年間の観測で初めて体験する 17年を超える長期継続特殊前兆変動のため、推定に誤りがある可能性は否定困難です」
 
 
推定日
3月7日 ±2日 (最大誤差 3月7日 ±4日)
3月7日 または 3月8日 の可能性が高い。
3月7日±4日に初現または極大が出現して、次のステージに移行しない場合に限る。
推定時間帯 09時 ±2時間 または 18時 ±3時間
(BT変動出現終息時間帯から推定、参照 23ページ)
複合地震の場合は当てはまらない
推定震央領域

更新情報「続報 No.431」所載の図2参照
点線領域内=大枠推定領域
太線領域内=可能性が考えやすい推定領域
斜線領域内=火山近傍で考えやすい 
推定規模 主震:M8.0 ± 0.3 または複合地震
複合地震の場合(例:M7.1±0.3+M7.3±0.3 等)は、M7以上の地震の断層長 110~150km 程度
推定地震種 日本列島陸域の震源が浅い地殻内地震


このブログ記事のタイトルが「近畿圏・・・」となっているのは、当初の推定震央領域が近畿圏とされていたためです。その後、推定領域は徐々に東にずれ、現在は長野県や群馬県を中心とした地域とされています。推定領域が変化するにしたがってタイトルを変えると、過去の記事の検索が不便になると考え、当初のタイトルのままとしています。
 
 
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2026年2月13日金曜日

プレスリップ(前兆すべり)の検知を目指す — 愛知県蒲郡市と京都大学


 
東愛知新聞』の記事です。愛知県蒲郡市(地図)が京都大学・梅野健教授の研究グループと今年度から進めている共同研究の一環として、1月26日、市役所の屋上に測位衛星受信機が設置されました。大地震の直前に発生するとされる「プレスリップ(前兆すべり)」の検知を目指すとのことです。
 
「今回の実証試験で用いられる手法は、梅野教授が考案した『相関解析法』だ。(中略)2011年の東北地方太平洋沖地震の直前データにこの手法を適用したところ、地震発生の約 2時間前からプレスリップを示唆する異常を検出することに成功している」: 

バレンタイン間欠泉


米国のイエローストーン国立公園にあるバレンタイン間欠泉(地図)は、昨年 8月7日に約 21年ぶりに噴出を再開しました。以下の記事は米国地質調査所(USGS)のウェブサイトに 2月9日付で掲載された記事です:
 
以下は記事からの抜粋です —— 

バレンタイン間欠泉は、ノリス間欠泉盆地博物館のすぐ北、丘の中腹の小さな窪地にあります。ガーディアン間欠泉と隣接しており、ガーディアン間欠泉としばしば同時に噴出しています。
 
バレンタイン間欠泉がいつ形成されたかはわかっていません。1880年代には何らかの形で存在していた可能性もあれば、1902年に形成された可能性もあります。バレンタイン間欠泉という名前が付けられたのは、1900年代初頭(おそらくは1907年ですが、1909年という説もあります)で、ノリス・ホテルの冬季管理人であった C. W. ブロンソンがバレンタイン・デーに激しく噴出するのを目撃したためです。 

大規模な噴出は比較的静かですが、最高で 23 メートルまで噴き上がることがあります。ただし、通常はその半分程度の高さまでしか噴き上がりません。大規模な噴出は水で始まりますが、すぐに蒸気に変わり、噴出は数分から 20 分以上続き、蒸気の段階が長くなることもよくあります。
 
スティームボート間欠泉と同様に、バレンタイン間欠泉も頻繁に噴出し、その間に静かな期間が繰り返されるようです。活動的な時期のバレンタイン間欠泉の噴出は非常に規則的です。
 
バレンタイン間欠泉は 2025年8月7日に再び活動を開始しました。これは、約21年ぶりの記録に残る噴出です。それ以降、少なくとも 10月中旬までは約4~6日おきに噴出し、その前に必ず近くのガーディアン間欠泉からも噴出があり、最終的には両方の間欠泉から同時に噴出がありました。10月中旬以降、ノリス間欠泉盆地はインフラ・メンテナンスのため、その後は冬季のため、立ち入り禁止となっています。 
 
 2025年以前の最も最近の活動期は 1980年代後半から 1990年代初頭で、数日おきに噴出が発生していました。1999年から 2004年にかけても数回の噴出がありましたが、それ以降は大規模な噴出は確認されていません(ただし、目撃者のいない冬季に孤立した噴出が発生し、記録されなかった可能性があります)。
 
—— 



2026年2月12日木曜日

小惑星 2026 CS1 が月と地球に接近・通過

 
小惑星〝2026 CS1〟が 2月7日に月と地球の近くを通過していたことが、NASA/JPL による 2月11日付のデータベース更新で明らかになりました。この小惑星が将来地球に衝突する確率は 0.000021%(480万分の1)と計算されています。
 
2026 CS1 (2026年2月11日付予報)
接近日時(日本時間)
(月)2月7日 15:44
 (地球)2月7日 17:22
接近日時 誤差
(月)± < 1 分
(地球)± < 1 分
接近距離 (月)0.85 LD
(地球)0.24 LD
推定直径
2 ~ 3 m
対地球相対速度
11.0 km/s ≅ 4万 km/h
初観測から地球接近まで1 日
次の地球接近2038年2月5日ごろ
公転周期683 日 ≅ 1.87 年
分類
アポロ群
 (1LD=地球から月までの平均距離)
 
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2026年2月11日水曜日

白昼に肉眼で見える彗星出現か


1月13日に発見された彗星が、4月上旬に太陽に極めて接近し、昼間に肉眼でも見えるほど明るくなる可能性があるとのことです。この彗星は C/2026 A1(MAPS)で、推定直径は約 2.4km。 4月4日に近日点を通過しますが、この時の太陽からの距離は約 80万km。この前後に太陽の強力な重力や熱、放射線に曝されることになりますが、これらに耐えて分裂や消滅しなければ非常に明るくなるとされています。4月後半に地球に最接近する際に最大光度に達する可能性が高いとされ、一部の研究者は、満月の数倍の明るさになり、昼間の空で肉眼で見えるようになると予測しています。
 
この彗星は、太陽に接近する彗星のグループであるクロイツ彗星群に属していますが、このグループには、1965年に満月よりも明るく輝いたイケヤ・セキ彗星や、2011年に出現したラブジョイ彗星などがあります:



琉球沈み込み帯の地震のスーパーサイクル


琉球大学の発表です。石垣島(地図)の化石サンゴの分析によって、琉球海溝南部では巨大地震が数千年の「スーパーサイクル」で繰り返し発生してきた可能性が高いことを明らかになった、とのことです。地震のスーパーサイクルとは、巨大地震がほとんど起きない静穏期と、巨大地震が集中的に発生する活動期が、数百年から数千年の時間スケールで繰り返される現象のことです。
 
「石垣市名蔵地区の地形学的分析と、7つの化石サンゴの内部層序の研究により、過去5000年間の相対的な海面変動を復元することができました。このデータから、5000~4000年前と3000~2000年前に、サンゴが数段階に分けて隆起したことが明らかになりました。このことは大地震に伴う長期的な隆起があったことを示しています」:

2026年2月10日火曜日

小惑星 2026 CB1 が地球と月に接近・通過

 
2月5日、小惑星〝2026 CB1〟が地球と月の近くを通過しました。
 
2026 CB1 (2026年2月9日付予報)
接近日時(日本時間)
(地球)2月5日 07:35
 (月)2月5日 12:37
接近日時 誤差
(地球)± < 1 分
(月)± < 1 分
接近距離 (地球)0.90 LD
(月)1.40 LD
推定直径
6 ~ 13 m
対地球相対速度
16.7 km/s ≅ 6万 km/h
初観測から地球接近まで−1 日
次の地球接近
公転周期1084 日 ≅ 2.97 年
分類
アポロ群
 (1LD=地球から月までの平均距離)
 
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2026年2月9日月曜日

まもなく新星爆発 — かんむり座T星 (続報-2)


25年12月1日付「まもなく新星爆発 — かんむり座T星 (続報)」の続報です。

2024年中に爆発し肉眼で見えるほどに増光すると予測されたかんむり座 T星(T Corona Borealis、T CrB)は、現時点でも 10等級前後の明るさしかなく、増光の兆候は現れていません。以下の記事によると、フランス・パリ天文台の専門家が発表した論文では「2026年中にかんむり座T星が新星爆発を起こすなら、その可能性が最も高いのは統計学的にみて6月25日」と予測されているとのことです:

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2026年2月8日日曜日

小惑星 2026 CE が地球と月に接近・通過

 
2月5日、小惑星〝2026 CE〟が地球と月の近くを通過しました。この小惑星が将来地球に衝突する確率は 0.0067%(1万5000分の1)と計算されています。
 
2026 CE (2026年2月6日付予報)
接近日時(日本時間)
(地球)2月5日 03:18
 (月)2月5日 15:52
接近日時 誤差
(地球)± < 1 分
(月)± < 1 分
接近距離 (地球)0.30 LD
(月)0.49 LD
推定直径
5 ~ 11 m
対地球相対速度
7.7 km/s ≅ 2万8000 km/h
初観測から地球接近まで−1 日
次の地球接近2034年2月9日ごろ
公転周期549 日 ≅ 1.50 年
分類
アポロ群
 (1LD=地球から月までの平均距離)
 
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2026年2月6日金曜日

太陽活動が地震の引き金になる可能性


このところ矢継ぎ早に発表を行なっている京都大学・梅野健教授の研究グループの発表です。
 
「地殻内の破砕帯と電離圏が『巨大なコンデンサ』のように電気的に結合していると考え、太陽フレアなどによる電離圏の電子数密度の変動(電離圏擾乱)が、地殻内部に電気的な圧力を生じさせる仕組みを理論的に示しました。この電気的圧力は、地震発生に関与すると考えられている潮汐力や重力と同程度、あるいはそれ以上の大きさに達する可能性があります」、「あの日の朝、Xクラスの太陽フレアが発生し、夕方に能登半島地震発生したのは、何か未知のリズム(規則性)、いや因果性があると感じ、この常識を取っ払ってみました。すると急に視界が広がり …」:

17世紀北海道超巨大地震の“再来”


静岡県立大学と海洋研究開発機構(JAMSTEC)の発表です。グーテンベルグ・リヒター則の「b値」の地理的分布や時間的変化から東北沖と北海道沖の巨大地震の発生可能性について述べています。
 
東北沖では、2011年M9地震後も『b値が高い状態』が継続」、「過去の一部研究が示した『応力が急速に元に戻り、M9がいつ起きてもおかしくない』という見解とは異なり、東北沖の超巨大地震が再び起きるには、なお長い時間スケールでの応力蓄積が必要である可能性が高い」、「北海道沖では、『b値の低下』と、大地震の発生と関係する可能性がある『静穏化』、『空白域』、『スロー地震の活動』、『強いプレート固着』が同時に進行」、「17世紀に起きたとされる M9 クラスの超巨大地震の震源域と重なる海域で、応力がここ数年で再び高まっているサインを確認」:

2026年2月5日木曜日

古代ローマのパン


「西暦 79年にヴェスヴィオ山が噴火したとき、ポンペイの窯で焼かれていた古代ローマ時代のパン。このパンは火山災害によって炭化し、約1800年後に発掘されるまで窯の中に放置されていた」:

A loaf of #Roman bread, which was being baked in an oven in #Pompeii when Vesuvius erupted in AD 79; it was carbonised by the disaster & left in the oven until being excavated nearly 1800 years later 🏺 #AncientBlueSky

[image or embed]

— Dr Jo Ball (@drjeball.bsky.social) 2026年1月11日 20:21


南海トラフ地震と韓国


韓国『中央日報』の記事です。日本で南海トラフ地震が起きた場合、韓国にも被害が及ぶ可能性があることを指摘しています。
 
「震央が韓半島(朝鮮半島)から約 1200キロ離れた 2011年の東日本大地震とは違い、南海大地震は約 500キロしか離れていない」、「昨年3月にミャンマーで M7.7 の大地震が発生した際、『低周波・長周期地震波』により約 1000キロ離れたタイ・バンコクの 33階建てビルが倒壊した」:

2026年2月4日水曜日

戦時の地震早期警報


イギリスの科学誌 "Nature" に掲載された論文です。地震早期警報(Earthquake Early Warning、EEW、日本の「緊急地震速報」に相当)の誤報(実際には地震が起きなかった、あるいは規模の予測が大きくはずれた、など)が発生した場合、社会がどう受け止めるかを調査した結果をまとめています:

以下は "Abstract" を 翻訳したものです(Google 翻訳と DeepL を使用し、一部手直し) ——

誤報または不必要な地震早期警報(EEW)は国民の信頼を損なうリスクがあり、警報疲れや関心の低下につながる可能性がある。これは政策立案者にとって重大な懸念事項である。
 
誤警報は本質的に予測不可能だが、2024年10月26日、軍が起こした爆発がイスラエルの EEW システムによって誤ってマグニチュード 5.2 の地震と判断され、100万人以上に対して警報が発令された。これは、誤警報を研究するまれな機会であった。これはイスラエルで初めての公的な EEW 警報であり、ほぼ毎日のミサイル警報が 1年間続いていた戦時中の出来事である。
 
この出来事の直後に、事前登録済みの国民に対する調査が実施された(対象人数 1043)。警報は地理的に限定されていたため、この事件は警報を受け取った人と受け取らなかった人の態度を比較する準実験的な機会にもなった。
 
結果は、市民が依然としておおむね EEW ガイダンスに従う意欲があり、誤警報に対してかなりの寛容さを持っていることを示した。しかし、誤った地震警報に対する許容度は、誤ったミサイル警報に対する許容度よりも有意に低く、地震の脅威と安全保障上の脅威に対する国民の認識が異なることを示していた。誤警報や警報への継続的な曝露にもかかわらず、被害をもたらさないと感じられる事象であっても、警報を受信することへの市民の支持は依然として強固であった。これらの知見は、市民の信頼の回復力を浮き彫りにするとともに、効果的な警報システムの設計に向けた示唆を提供する。

——
 
 
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2026年2月3日火曜日

港内にクジラ 2頭が入り込む — 北海道函館市


2月2日朝、北海道函館市の函館港(地図)で 2頭のクジラが泳いでいるのが見つかりました。体長約 8m で種類は不明(記事に掲載されている写真からはザトウクジラと思われます)。
 
「港内で最近多いイワシの群れを追ってきたのでは」(目撃者)、「函館近郊では昨年 12月中旬ごろからイワシの群れが多く見られるが、函館港内でのクジラ目撃は珍しい」(函館市内の釣具店):

イルカが川を遡る — 熊本県熊本市


2月3日、熊本県熊本市を流れる坪井川(地図)で、イルカの一種スナメリが泳いでいるのが見つかりました。現場は同市西区松尾(地図)で、河口から約 3km の地点。
 
「坪井川でスナメリを見た話は聞いたことがない(中略)餌を求めて移動するうちに、坪井川にたどり着いたのではないか」(熊本博物館):

イエローストーンの間欠泉が「異常」噴出 (続報-182)

 
米国イエローストーン国立公園の 2026年1月の状況です。
 
ノリス間欠泉盆地のスティームボート間欠泉(地図)では、昨年12月31日(現地時間)の噴出以降、噴出は発生していません。昨年の噴出は 3回でした:
 
日付(現地時間) 間隔(日)
1
2月3日 72
2 4月14日 70
3 12月31日 261
 
  
1月の地震活動は通常のレベルでした。100回の地震が観測され、最大は 1月10日に発生した M2.6 でした。2つの群発地震の発生がありました。
 
ノリス間欠泉盆地の南に位置するカルデラ北縁部を中心とした隆起が継続しています。ただし、2025年7月の隆起開始時と比較すると、過去数ヶ月で隆起速度は鈍化した可能性があります。
 
イエローストーン・カルデラでは、季節的な隆起が 12月下旬に終了したとみられます。2015年にカルデラ全体の沈下が始まって以来、地下水の流入などによる季節的な隆起は通常 5月または 6月に始まり、9月または 10月まで続きますが、2025年は沈下状態に戻るまでに通常より長い時間がかかりました。

 
 
 

2026年2月1日日曜日

謎のエレファント・キラー「エメラ・ントゥカ」


コンゴの湿地帯に棲息するといわれるエレファント・キラー「エメラ・ントゥカ」に関する記事です:

以下は記事からの抜粋です ——
 
中央アフリカの広大でほとんど立ち入ることのできない沼地では、地元の人々が長年、その名だけで恐怖を覚える巨大な生物について語り継いできた。エメラ・ントゥカとして知られるこの生物は、しばしば「象殺し(エレファント・キラー)」と訳される。数十年にわたり、狩猟者や植民地時代の役人、探検家たちがその存在を記述してきた。異なる時代に記録された彼らの証言は驚くほど類似している。しかし、いまだに物的証拠は一切発見されていない。 

エメラ・ントゥカに関する記述によれば、その生物はアフリカゾウほどの大きさで、茶褐色の体、力強い四肢、長く太い尾を持つ。目撃者の一部は、その全体的なシルエットがサイに似ていると述べている。最も頻繁に言及される特徴は、鼻先から一本の長い角が突き出ている点である。 

 記録のほとんどでは、エメラ・ントゥカはコンゴ盆地の沼地や浅瀬、特に現在のコンゴ民主共和国にあるリクアラ(地図)湿地に生息しているとされる。一部の報告では、カメルーンやさらに南のザンビアのバンウェウル湖(地図)での目撃情報も示唆されている。
 
この生物は通常、単独行動を好み草食性で、水生植物を餌とすると言われる。しかし、その縄張りに入ってきた大型動物に対しては、極めて攻撃的な性質を示すとも伝えられている。一部のピグミー部族の間では、口承伝承において、ライオンやカバよりもエメラ・ントゥカの方が恐れられており、何としても避けるべき存在と見なされている。

——


2026年1月31日土曜日

衛星崩壊


1月30日に撮影された動画です。退役し、昨年10月に「墓場軌道」に投入されたロシアのオリンプ(Olimp)信号諜報衛星が、おそらくスペース・デブリ(宇宙ゴミ)と衝突したことによって崩壊していく過程をとらえています。最初の衝突以降、周辺に衛星と同じ速度で同じ方向に移動する複数の物体(破片?)が現れます:



宗谷地方南部の地震(続報)


1月29日付「宗谷地方南部の地震」の続報です。「震度6弱」が観測されていました。
 
北海道の宗谷地方南部で続いている一連の地震について、気象庁の発表ではこれまでの最大震度は「3」とされていますが、実際の揺れがもっと大きかった地域があったようです。住宅の壁に亀裂が生じたり、壁材がほとんど剥がれてしまうなどの被害があり、「家中の戸は全部開いて、中のものはがしゃんと落ちて、2階のものは全部倒れていた。ドアはこうやって開くけど、こっちはもうこれは動くけど、全然動かない」と語る住民もいます。
 
防災科学技術研究所の上問寒(地図)観測点では「震度6弱」を 2回観測していました。この観測点は気象庁の観測点から約 18km 離れているとのことです。
 
「震度計が置いてある場所よりも、震源に近い場所、そういうところでは発表された震度よりも強い震度になっている可能性が高い」、「『震度3』を観測した気象庁の観測点から、およそ18キロ離れた上問寒地区では、『震度6弱』の揺れが局地的に襲っていた」、「今回起きた震度3以上の地震の震源が地図上の赤い点なのですが、その近くには『問寒別断層帯』があります」:
 
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2026年1月30日金曜日

三河地震の前にも電離層に異常


京都大学の梅野健教授の発表です。太平洋戦争末期の 1945年1月13日未明に発生した三河地震(M 6.8、深さ 11km、最大震度 6)の約1時間半前から約1時間前にかけて電離層で急激な電子数密度の増大が観測されていたことが当時の資料でわかった、との内容です。戦局が絶望的になる中、海軍が電離層の観測を続けていたことは驚きです:

三河地震は愛知県西尾市と蒲郡市の間付近を震源として、東南海地震の 37日後に発生し、地表に逆断層が出現、津波も発生しました。死者 2306人、負傷者 3866人とされています。(『決定新版 日本の地震地図』 岡田義光、東京書籍、2019)
 
 
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「第2の地球」を発見


アメリカの科学誌『Science』の 1月28日付の記事です。 
 
太陽系外惑星を発見するために 2009年に打ち上げられたケプラー宇宙望遠鏡は 2018年に運用が停止されましたが、その観測データの中からこれまで専門家が見逃していた地球サイズの惑星をボランティアの市民科学者が発見しました:
 
HD 137010 bと呼ばれるこの惑星は、ほぼ地球とほぼ同じ大きさだ。公転周期は355日で、地球とほぼ同じ軌道を描いている。また、その主星は明るく、地球からわずか 146光年しか離れていないため、将来の望遠鏡で詳細に観測できるほど近い。
 
HD 137010 bの恒星は K型矮星で、比較的明るいものの、太陽よりも約1000℃低い。そのため、地球とほぼ同じ距離を周回しているにもかかわらず、この惑星は火星よりも恒星から受け取るエネルギーが少ない。つまり、この惑星は恒星のハビタブルゾーン(恒星の周囲にある領域で、惑星が表面に液体の水が存在するのに十分な太陽光を得られる領域)の氷の端に位置することになる。しかし、この惑星がもっと温かい可能性もある。研究チームは、この惑星が恒星のより近くを公転し、ハビタブルゾーン(生命居住可能領域)内にしっかりと収まっている確率を約40%と計算している。
 
天文学者たちはこれまでに 6000個以上の太陽系外惑星を発見している。しかし、圧倒的多数は大きく、高温、あるいはその両方である。なぜなら、そのような惑星は検出しやすいからだ。数十個ある既知のハビタブルゾーン(地球サイズとほぼ同等)の太陽系外惑星のほとんどは、M型矮星の周りを狭い軌道で周回している。これらの暗く、しかし激しい恒星は高エネルギーの放射線を噴き出し、これまでのところ、惑星の大気を吹き飛ばしているように見える。

2026年1月29日木曜日

富士山で深部低周波地震

 
1月28日、富士山で深部低周波地震が 8回(速報値)観測されました:
 
気象庁「富士山の火山観測データ」より

 
富士山の深部低周波地震は、気象庁は次のように説明しています —「(P波、S波の)相が不明瞭で、周期の長い地震波を伴う、深さ10km~20km あたりで発生する地震。地下深部のマグマと関連していると考えられている。」  
 
 

宗谷地方南部の地震


北海道の宗谷地方南部では 1月12日未明から地震が多発しています。震源の深さはいずれも「ごく浅い」です。28日12時までに有感地震が37回あり、内訳は震度3が 4回、震度2が 10回、震度1が 23回となっています。これまでの最大は 1月13日に発生した M5.2、最大震度3 です。発震機構が発表されているものは、すべてが逆断層型です。
 
以下は稚内地方気象台が発表している資料です ——「今回の活動域の周辺では過去に規模の大きな地震が発生した記録はありません」、「1月13日の地震(M5.2)が最も規模の大きな地震となります」、「今回の震源周辺には、政府の地震調査研究推進本部が評価している活断層はありません」:

2026年1月28日水曜日

プチスポット火山とプレート境界地震


海洋研究開発機構(JAMSTEC)の記事です。プチスポット火山とプレート境界地震の関係について解説しています。
 
「(東北地方太平洋沖地震では)多くの地震学者が『こんなところで巨大地震が起こるはずがない』と考えていたところで、水平方向に50メートル、鉛直方向には7〜10メートルもズレた」、「北海道ライズが沈み込む日本海溝の北側でしか巨大地震が起きないのは…」、「プチスポットは、地震の始まりと終わりの両方に関わっている可能性があるんですね」:

小惑星 2026 BE6 が地球と月に接近・通過

 
1月17日から 18日にかけて、小惑星〝2026 BE6〟が地球と月の近くを通過しました。
 
2026 BE6 (2026年1月27日付予報)
接近日時(日本時間)
(地球)1月17日 23:04
 (月)1月18日 09:34
接近日時 誤差
(地球)± < 1 分
(月)± 1 分
接近距離 (地球)0.94 LD
(月)1.20 LD
推定直径
3 ~ 6 m
対地球相対速度
10.4 km/s ≅ 3万7000 km/h
初観測から地球接近まで1 日
次の地球接近2044年7月21日ごろ
公転周期442 日 ≅ 1.21 年
分類
アポロ群
 (1LD=地球から月までの平均距離)
 
このブログでは、原則として地球から 1LD 以内に近づく小惑星を記事にしています。
 
 

2026年1月27日火曜日

近畿圏中心領域大型地震 (続報-361)

 
八ヶ岳南麓天文台地図)の 串田嘉男 氏が「No.1778 長期継続大型地震前兆」について  1月26日14時00分付けで「続報 No.430」(PDF形式)を出しています ——
 
 直前変動の可能性がある変動(火山近傍地震前兆)を
1/24.6 CH26 に観測
上の認識が正しい場合は
3月7日±2日 対応地震発生の可能性有 
 
現況/考察
  • 前回の更新情報で「直前変動がある場合は、1月25日ごろに PBF特異または顕著特異変動等が出現する可能性がある」と指摘したが、1月24日の昼過ぎ(1月24.6日)を中心に CH26 観測装置(八ヶ岳)のみに変動が出現した。

  • 変動の形態は火山噴火型だが、1日だけの出現のため火山近傍地殻地震前兆変動。ステージ-30 の各変動形態は全て異なる変動タイプで出現しているため、今回の変動は「直前変動」と認識して良いと判断。焼岳の火山活動とは直接関係ない認識。

  • 「極大 2025年6月27日、直前変動 2026年1月24.6日」に経験則 [極大~地震発生]:[直前変動~地震発生]=6:1(Tmap:Tpa=6:1)を適用すると、地震発生時期として 3月6.9日±3日が算出される。

  • 「極大 2025年6月27日、終息 2026年1月2.5日」に経験則 [極大~地震発生]:[終息~地震発生]=3.9:1(Tmap:Tpp=3.9:1)を適用すると、地震発生時期として 3月8.8日±3日が算出される。

  • 「31年間の観測で初めて体験する 17年を超える長期継続特殊前兆変動のため、推定に誤りがある可能性は否定困難です」
 
 
推定日
3月7日 ±2日 (最大誤差 3月7日 ±4日)
3月7日±4日に初現または極大が出現して、次のステージに移行しない場合に限る。
3月7日 または 3月8日 の可能性が考えやすい。
推定時間帯 09時 ±2時間 または 18時 ±3時間
(BT変動出現終息時間帯から推定、参照 23ページ)
複合地震の場合は当てはまらない
推定震央領域

更新情報「続報 No.430」所載の図3参照
点線領域内=大枠推定領域
太線領域内=可能性が考えやすい推定領域
斜線領域内=火山近傍で考えやすい 
推定規模 主震:M8.0 ± 0.3 または複合地震
複合地震の場合(例:M7.1±0.3+M7.3±0.3 等)は、M7以上の地震の断層長 110~150km 程度
推定地震種 日本列島陸域の震源が浅い地殻内地震


このブログ記事のタイトルが「近畿圏・・・」となっているのは、当初の推定震央領域が近畿圏とされていたためです。その後、推定領域は徐々に東にずれ、現在は長野県や群馬県を中心とした地域とされています。推定領域が変化するにしたがってタイトルを変えると、過去の記事の検索が不便になると考え、当初のタイトルのままとしています。
 
 
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3つの小惑星が地球と月に接近・通過

 
3つの小惑星が地球と月の近くを通過していたことが、NASA/JPL によるデータベース更新で明らかになりました。
 
"2026 BZ5" は発見数が少ないアテン群に属する非常に低速な小惑星で、将来地球に衝突する確率は 0.000079%(130万分の1)とされています。
 
2026 AK14 (2026年1月26日付予報)
接近日時(日本時間)
(地球)1月12日 04:47
 (月)1月12日 05:07
接近日時 誤差
(地球)± 8 分
(月)± 8 分
接近距離 (地球)0.35 LD
(月)0.71 LD
推定直径
4 ~ 8 m
対地球相対速度
16.5 km/s ≅ 5万9000 km/h
初観測から地球接近まで−2 日
次の地球接近2125年10月7日ごろ
公転周期1460 日 ≅ 4.00 年
分類
アポロ群
 (1LD=地球から月までの平均距離)
 
 
2026 BM5 (2026年1月25日付予報)
接近日時(日本時間)
(月)1月17日 14:37
 (地球)1月17日 20:08
接近日時 誤差
(月)± < 1 分
(地球)± < 1 分
接近距離 (月)1.18 LD
(地球)0.41 LD
推定直径
3 ~ 7 m
対地球相対速度
12.2 km/s ≅ 4万4000 km/h
初観測から地球接近まで−1 日
次の地球接近
公転周期1362 日 ≅ 3.73 年
分類
アポロ群
 (1LD=地球から月までの平均距離)
 
 
2026 BZ5 (2026年1月26日付予報)
接近日時(日本時間)
(地球)1月20日 12:08
 (月)1月21日 18:05
接近日時 誤差
(地球)± < 1 分
(月)± 1 分
接近距離 (地球)0.42 LD
(月)1.04 LD
推定直径
1 ~ 2 m
対地球相対速度
3.3 km/s ≅ 1万2000 km/h
初観測から地球接近まで1 日
次の地球接近2027年1月15日
公転周期351 日 ≅ 0.96 年
分類
アテン群
 (1LD=地球から月までの平均距離)
 
 
このブログでは、原則として地球から 1LD 以内に近づく小惑星を記事にしています。