2009年9月16日水曜日

睡眠と地震

睡眠と地震にまつわる話題を 2つ。

以下は、タレントの眞鍋かをりさんのブログ記事です。兵庫県南部地震(M 7.3)のときも、最近 8月 11日にあった駿河湾の地震(Mj 6.5)のときも、揺れる 5分前に目が覚めたそうです:
わたしも似た経験をしたことがあります。どうやら、睡眠状態から覚醒状態に移行するどっちつかずの状態にあるときに、何らかの刺激がインプットされると、事象の生起順序の認識が現実とは違ってしまう場合があるようです。つまり、実際は徐々に眠りが浅くなっている状態のときに地震の揺れを感じて目が覚めたにもかかわらず、頭の中では揺れる前に目が覚めていたと認識されてしまうということのようです。

以下は、育児に関する Q & A のページ(英語)です。ページの後半で、回答者が自分の娘におきたことを語っています:
以下は、その概略です:
娘が 4歳のとき、異常な悪夢にうなされて真夜中に叫び声を上げたことがありました。娘のベッドのところに駆けつけると、娘は「お父さん! 倒れてくる! 倒れてくるの。壁が倒れてくるの!」と興奮して叫びました。明らかに、娘は怖い夢を見て怯えたようでした。なんとか娘をなだめて眠らせ、自分もふたたびベッドにもどり眠りました。

その 6時間後、ロスアンゼルス市は強い地震にみまわれ、私と妻はベッドから放り出されました。すぐに娘のところに駆けつけ、娘を毛布にくるんで問題の壁から離れたところに移しました。壁は飛び跳ねるように激しく揺れていました。

4歳の娘が、真夜中に地震についてある種の警告をしてくれたのでしょうか。私にはわかりません。しかし、その日、私は心に誓いました。今度、娘が「壁が倒れそうだ」と言ったら、今度は娘を信じようと。
たった 1 回、夢と現実が一致したようにみえたに過ぎません。こういったことが契機となって、「予知夢」という迷信ができあがっていくのかもしれません。