「 Stage-30 再考 対応地震 2026.3/23±5 発生の可能性も有 」
現況/考察 —
- CH20 観測装置と CH26 観測装置の PBF 特異は 12月25日午後も継続出現している。
- 12月21日から八ヶ岳の複数の観測装置に、顕著な櫛歯変動が同期して出現している。櫛歯変動は、基本的には震源の深さが浅い地殻内地震の際に観測される変動。今回の様な顕著な櫛歯変動は 30年の観測の中では初めて。
- 現在も PBF 特異変動が継続していることから再検討。PBF特異初現=2月3日、極大=6月27日、静穏化=2026年1月12日±2日、地震発生=2026年3月21日±5日の可能性。
- No.3614変動(No.1778 の別形態変動)が東北沖地震前兆と重なって出現。12月17.1日に極大(秋田観測点の全観測装置に時刻同期で出現した短時間の特異変動)。この変動からは地震発生=3月25日±5日が示唆される。
- 以上より、2026年3月23日±5日に地震発生の可能性。1月12日±2日に PBF特異が静穏化するか確認する必要あり(櫛歯変動も消えるかは不明)。
[注]「特異変動」と「櫛歯変動」については『
FM(VHF帯域)電波電離層モニター観測による「地震・火山の予報」解説資料』(PDF形式)の 9ページを参照してください。
| 推定日 | 2026年3月23日±5日の可能性 今後の観測で修正の可能性あり |
| 推定時間帯 |
09時 ±2時間 または 18時 ±3時間 (BT変動出現終息時間帯から推定、参照 23ページ) |
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推定震央領域
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更新情報「続報 No.427」所載の図6と図7参照
太線領域内=大枠推定領域
斜線領域=可能性が考えやすい推定領域 震央が火山近傍領域である可能性が高い |
| 推定規模 |
主震:M8.0 ± 0.3
単発の場合=M8.0±0.3
複合の場合=M7.4±0.3+M7.3±0.3 など |
| 推定地震種 | 震源が浅い日本列島陸域の地殻内地震
|
このブログ記事のタイトルが「近畿圏・・・」となっているのは、当初の推定震央領域が近畿圏とされていたためです。その後、推定領域は徐々に東にずれ、現在は長野県や群馬県を中心とした地域とされています。推定領域が変化するにしたがってタイトルを変えると、過去の記事の検索が不便になると考え、当初のタイトルのままとしています。
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