地震前に電離層に生じる異常を研究している京都大学・梅野健教授の研究チームの発表です。
▼「2011年の東日本大震災の 1~2時間前に(内陸の地殻で) 1㎝のプレスリップが生じていた」、▼「震央から距離が近いほど地殻変動のずれが大きく、地震と関連する明確な異常を捉えることに初めて成功した」、▼「大地震 1時間前の異常が、電離層だけでなく、地殻変動でも見つかった。これは、電離層の異常が地震の準備過程と無関係な物理事象ではなく、一定のメカニズムに従う相関する物理現象であることを示す結果だと考えられる」:
研究成果は現地時間 10月6日から9日までギリシャのクレタ島で開かれる EMSEV 2024(Electromagnetic Studies of Earthquakes and Volcanoes 2024)で発表されるとのことです。
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