韓国気象庁のウェブサイトに掲載されている地震情報にもとづいて、過去約1年間に韓国とその周辺海域で発生した地震の数をグラフにしてみました:
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2015年6月から2016年4月までの11ヶ月間の地震件数は58、月平均5.3回発生しています。2015年7月~8月、2015年10月~11月、2016年3月~4月にピークがあります。興味深いのは次の点です:
- 3つのピークの時に、九州で強い地震が発生している。
- 熊本地震発生前の3月に地震が最も多くなっている。
- 2016年4月に限ってみると、熊本地震発生前は2件なのに対して、熊本地震発生後は6件発生しており、月平均を上まわっている。
- 2015年7月13日に大分県南部でM5.7、最大震度5強の地震が発生。この月の地震発生数は、地震前には2件、地震後には5件。
- 第3のピークが2015年10月~11月に見られるが、11月14日に薩摩半島西方沖でM7.1の地震が発生している。
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