NASA(アメリカ航空宇宙局)は、地球に接近する小形の小惑星の捕獲・曳航を計画し、そのための予算を2014会計年度に計上しました。捕獲は無人の自動宇宙船によっておこなわれ、捕獲した小惑星は地球-月系の安定した軌道まで曳航されます。その後、宇宙飛行士がその小惑星を訪れ、さまざまな調査やサンプルの採取をおこなう計画です。計画の概要は下記の動画をどうぞ:
地球の近くで有人探査が行えるので、小惑星にいきなり宇宙飛行士を送り込むよりは安全性が高いと考えられます。このような方法で経験を積んだ上で、2030年代に予定されている本格的な有人小惑星探査に取り組むのは理に叶っていると思います。
素朴な疑問としては、調査が終わった後の小惑星はどうするのだろうか、ということがあります。そのまま軌道上に放置するのでしょうか。
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