2020年6月27日土曜日

近畿圏中心領域大型地震 (続報-224)


八ヶ岳南麓天文台の串田氏が 6月25日17:00付で更新情報を出しています:

今回の更新情報では、最近の予測成功事例が多くのスペースを占めています。予測はすべて、日々配信の観測情報で「地震前兆検知公開実験」の参加者に事前に報告されていました。

▼ 6月25日04時47分 千葉県東方沖 M6.1、深さ36km、最大震度5弱
  • 6月19日、K6観測装置(高知観測点)にBF前兆(Baseline Fluctuation anomaly、基線のうねり変動)が出現(図2参照)
  • 変動波形から6月24日±2日に、陸域ならば M5.4±0.5、海域ならば M5.9±0.5、震央は図1の範囲内と推定。
  • 6月21日に「地震前兆検知公開実験」の参加者に予報を配信。

▼ 長野県中部群発地震
  • 5月10日 BF前兆出現+5月11日 火山性特異出現 → 5月13日±2日 長野県中部群発と推定; 5月13日以降、長野県中部乗鞍岳周辺で群発地震発生
  • 5月14日 BF前兆出現と火山性特異出現 → 5月19日±2日 長野県中部群発と推定; 5月19日以降、長野県中部焼岳周辺で群発地震発生

▼ 浅間山の地震活動
  • 6月1日 秋田観測点にステップ状BF前兆出現+6月2日 BF前兆出現+6月5日および17日に火山性特異出現 → 6月16日±3日または7月2日±5日 図3の領域内で火山性地震と推定; 6月20日以降、浅間山で火山性地震と火山性微動発生
  • 発生時期推定の誤差が大きかった。

▼ No.1778長期継続前兆群
  • 前回の更新情報では「最も早い場合、6月29日± に前兆終息、7月23日±3日に地震発生の可能性」としていた(その後、「地震前兆検知公開実験」の参加者向けの配信では、6月末終息、7月25日± に発生、と微調整)
  • あと5日ほどで前兆が終息する兆候は見えない → 9〜10月の発生となる可能性が高い。今後の変化を観測の上、続報で報告する。

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