八ヶ岳南麓天文台の串田氏が 11月5日15:00付けで更新情報を出しています:
- 「長期前兆No.1778」 続報 No.280 (PDF形式)
以下は上記更新情報のまとめです:
前回の更新情報では、最も早い場合の地震発生可能性を 11月13日± としたが、現時点でも前兆は継続している → 11月13日± 地震発生の可能性は否定される。
10月15日から CH32(八ヶ岳)に櫛歯前兆が出現、継続中。震源が浅い地震特有の前兆。(串田氏の著書『地震予報』には、櫛歯前兆について「基線から数十秒ごとに突出する変動により、波形が櫛の歯状となる変動。震源が浅い地震や火山活動、群発地震の前兆として出現」とあります。)
CH6(八ヶ岳)、CH29(八ヶ岳)が顕著化。CH2(八ヶ岳)、CH7(八ヶ岳)、CH21(八ヶ岳)が減衰傾向。その他、CH20(八ヶ岳)、A1(秋田観測点)が継続。K1(高知観測点)、K6(高知観測点)、CH26(八ヶ岳)は終息したとみられる。
次に考えやすい発生推定時期は、決定的な根拠に欠けるが、最も早い場合で 11月28日±(「続報 No.280」の時系列図参照)。
11月末ごろの地震発生の可能性は否定できないが、あくまでも現状で考えやすい時期であって決定ではない。今後の前兆の変化によって修正される可能性が高い。今後の前兆の推移を観測し、続報する。
推定時期 | 前兆終息を確認後に確定 (現状では、最も早い場合、11月28日± の可能性が若干ある) |
推定時刻 | 午前9時30分±1時間30分 または 午後4時±3時間 |
推定震央領域 | 長野県北部、群馬県、栃木県西部など 「続報 No.280」所載の地図参照、斜線部分が推定領域 |
推定規模 | M7.8 ± 0.5 |
推定地震種 | 震源が浅い陸域地殻内地震、火山近傍の可能性が高い 浅間山(または草津白根山)で地震発生と相前後して噴火が発生する可能性あり |
関連記事
- 近畿圏中心領域大型地震 (続報-207) (19年6月2日)
- 近畿圏中心領域大型地震 (続報-208) (19年6月16日)
- 近畿圏中心領域大型地震 (続報-209) (19年6月22日)
- 近畿圏中心領域大型地震 (続報-210) (19年6月27日)
- 近畿圏中心領域大型地震 (続報-211) (19年7月19日)
- 近畿圏中心領域大型地震 (続報-212) (19年8月2日)
- 近畿圏中心領域大型地震 (続報-213) (19年8月8日)
- 近畿圏中心領域大型地震 (続報-214) (19年9月19日)
- 近畿圏中心領域大型地震 (続報-215) (19年9月28日)
- 近畿圏中心領域大型地震 (続報-216) (19年10月26日)