2020年2月19日水曜日

近畿圏中心領域大型地震 (続報-222)


八ヶ岳南麓天文台の串田氏が 2月13日16:00付で更新情報を出しています:

以下は今回の更新情報の骨子です:
前回の更新情報では、2月11日前後に前兆が終息した場合は 3月12日前後が地震発生日になると予測した。

しかし、最近までに前兆変動が終息した観測装置が複数あるものの、前兆変動が継続あるいは再出現している観測装置も複数ある。

前兆の出現状況を再考した(BTは Baseline Thickness の略、BT変動は観測装置の描き出す波形の振幅(基線幅)が静穏時よりも増大する変動):
  • A1(秋田観測点)初現 10月22日、CH34(八ヶ岳)BT変動特異極大 12月23.2日 → 4月16日±3日

  • CH32(八ヶ岳)櫛歯変動とA5(秋田)特異 初現 10月15日、CH34 BT変動特異極大 12月23.2日 → 4月30日±3日

  • CH29(八ヶ岳)BT 極大 7月16.5日、CH34 BT/CH21等終息 2月5日 → 4月15日±3日
2月23日前後に現在継続中の前兆が終息した場合には、3月12日または13日の可能性も残っている。

「観測開始以来最長継続の前兆で最終段階の地震発生時期を推定することが難しくご迷惑をおかけ致します。地震発生時期が延びているのではなく、単に前兆変動の発生時期推定経験則に使用する関係認識が間違っている次第です。各推定された時期以前には発生しないということも重要であることをご理解下さい。」

推定時期前兆終息を確認後に確定。最も早い場合、4月16日±3日または4月30日±3日の可能性。今後の観測で修正の予定。
推定時刻 午前9時30分±1時間30分 または 午後5時±3時間
推定震央領域 長野県北部、群馬県、栃木県西部など
続報 No.285」所載の図2と図3を参照
推定規模 M7.8 ± 0.5
推定地震種 震源が浅い陸域地殻内地震、火山近傍の可能性が高い


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