2019年12月26日木曜日

近畿圏中心領域大型地震 (続報-220)


八ヶ岳南麓天文台の串田氏が 12月25日17:00付で更新情報を出しています:

以下は今回の更新情報のまとめです:
前回の更新情報では、12月30日前後に前兆が終息することを条件として、1月14日±3日を地震発生日と予測した。しかし、No.1778前兆群は現在継続しており、数日中に収束するとは考えづらい状況。

八ヶ岳のCH06観測装置に、12月23日から24日にかけて特異変動が出現。特異変動は約12時間で終了、中心は12月23.9日であった。その後は12月25日午後現在も静穏状態が継続。CH06は11月28日まで特異変動が継続し、29日に終息。以降は静穏状態が続いていた。。

CH06に現れた特異変動は直前特異と認識(直前特異=前兆変動が終息し静穏期に入った後に、主として特異変動が短時間再出現する現象)。

CH06に現れた特異変動を、7月16.6日極大に対応する直前特異として経験則を適用し計算すると1月25日± を得る。

さらに、K1(高知観測点)の糸状特異が12月13日に終息したことが、8月8日極大に対応するものとして経験則を適用して計算すると、やはり1月25日± を得る。

上記の推定日が正しい場合には、11月16日極大に対する前兆終息が1月7日と予測される。今後の前兆の推移を見守って続報する。

参考情報: 8月6日から10日にかけて観測された火山噴火型前兆変動について。多くの場合、前兆出現から噴火まで5日程度。これまでの最長は草津白根山の34日。前兆出現から数ヶ月経過した後に噴火した例はない。したがって、この変動は火山噴火ではなく、火山近傍での大型地震を示しているだけの可能性がある。

推定時期前兆終息を確認後に確定 (最も早い場合、1月25日±3日 の可能性あり)
推定時刻 午前9時30分±1時間30分 または 午後5時±3時間
推定震央領域 長野県北部、群馬県、栃木県西部など
続報 No.283」所載の地図参照、斜線部分が推定領域
推定規模 M7.8 ± 0.5
推定地震種 震源が浅い陸域地殻内地震、火山近傍の可能性が高い


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