2019年12月19日木曜日

近畿圏中心領域大型地震 (続報-219)


八ヶ岳南麓天文台の串田氏が 12月18日17:00付で更新情報を出しています:

以下は今回の更新情報のまとめです:
最近の経過と現状
  • K6(高知観測点)BF前兆が11月16日に極大(Baseline Fluctuation前兆=基線のうねり変動)。
  • CH34(八ヶ岳)BT前兆が11月16日を中心に出現、その後静穏化、11月23日に再出現し継続中(Baseline Thickness前兆=基線幅が静穏時より増大する変動)。
  • A1(秋田観測点)10月22日から特異変動、12月9日に正常基線に復帰。
  • A5(秋田観測点)特異、K6(高知観測点)ステップBF前兆、CH32(八ヶ岳)櫛歯変動が10月15日からそろって出現、継続中。
10月22日〜12月9日に前兆が集中的に出現。中心は11月16日。

極大前後に出現するBTは、極大に対応する前兆群の初現からしばらく経ってから出現することが多い → 11月16日極大前兆群の初現は10月22日以前にあったことになる。

10月22日初現、11月16日極大と仮定して経験則を適用すると、地震発生時期として1月1日± が算出される → 前回の更新情報で可能性を指摘した12月25日± は否定される。

10月15日初現、11月16日極大として経験則を適用すると最も早い地震発生時期として1月14日±3日が算出される。また、7月16.5日極大、CH06が11月29日に収束したことを用いて計算しても1月14日±3日を得る。

1月14日±3日が地震発生時期とすると、前兆収束は12月30日±。この収束が確認できないと地震発生時期は確定できない。続報で報告する。

参考情報: 火山噴火型前兆変動と火山近傍地震変動の中間的形態の変動を多数回観測した。八ヶ岳の観測機器にのみ出現。八ヶ岳に近い火山の近傍での地震(変動が継続した場合は噴火)を示唆。地震発生と相前後して噴火に至るかは不明だが、No.1778前兆群が、浅間山または草津白根山の近傍での大型地震である可能性が高いことを示していると考えられる。

推定時期前兆終息を確認後に確定 (最も早い場合、1月14日±3日 の可能性あり)
推定時刻 午前9時30分±1時間30分 または 午後5時±3時間
推定震央領域 長野県北部、群馬県、栃木県西部など
続報 No.282」所載の地図参照、斜線部分が推定領域
推定規模 M7.8 ± 0.5
推定地震種 震源が浅い陸域地殻内地震、火山近傍の可能性が高い
地震発生と相前後して浅間山または草津白根山で噴火が発生する可能性あり
(推定時刻が「午前9時30分±1時間30分 または 午後4時±3時間」から「午前9時30分±1時間30分 または 午後5時±3時間」へ変更されています。)


関連記事