昨年3月5日に打ち上げられたアメリカ空軍のスペース・プレーン〝X-37B〟(2号機)は、設計上の宇宙滞在可能期間である9ヵ月を大幅に超えて現在も地球を周回しています。その目的や地球に帰還する日時について空軍は明らかにしてきませんでしたが、このほど「正確な着陸の日時は技術的な要因や気象条件に左右されるが、6月初めから半ばの間にカリフォルニア州のバンデンバーグ空軍基地に着陸する」と発表しました。X-37Bは無人ですが、自律的に機体を制御して着陸する能力を持っています:
X-37Bは、3回目の打ち上げが今秋に予定されています。
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