滋賀県大津市の瀬田地域(地図)に点在し、昭和30年代ごろまで使われていた自噴式の井戸「エンコ」は枯渇したとみられていましたが、近年、再び水が湧き出していることが調査によって確かめられました:
湧水が復活した原因については、「地下水を取っていた周辺の工場の撤退が大きい」と見られています。しかし、大津市瀬田地域は琵琶湖の南端部にあり、同県高島市(地図)沖で起きている琵琶湖の湖底堆積物吹き上げ現象と何らかの関係があるのではないか、という気もします:
- 湖底堆積物吹き上げ ― 琵琶湖 (10年2月26日)
- 湖底堆積物吹き上げ ― 琵琶湖 (続報) (12年1月20日)
- 湖底堆積物吹き上げ ― 琵琶湖 (続報-2) (12年1月20日)
- 湖底堆積物吹き上げ ― 琵琶湖 (続報-3) (12年2月15日)
- 湖底堆積物吹き上げ ― 琵琶湖 (続報-4) (12年2月29日)
関連記事
- 登別温泉の大正地獄が活発化 (09年 9月 8日)
- 自噴泉たびたび停止 ― 和歌山県白浜町 (10年 1月から)
- 温泉の水位低下 ― 静岡県島田市 (10年 3月 7日)
- 水温と成分が変化 ― 岐阜県安八温泉 (10年 3月 22日)
- 温泉の水量不足 ― 広島県庄原市 (10年3月27日)
- 熱湯十数メートル噴出 ― 北海道・登別温泉 (10年6月29日)
- 草津温泉に変化? ― 群馬県草津町 (10年8月21日)
- 温湯(ぬるゆ)温泉の源泉復活 ― 宮城県栗原市 (10年10月15日)
- 熱水の爆発的噴出 ― 宮城県大崎市 (10年10月18日)
- 異常湧水 ― 静岡県富士宮市 (10年10月22日)
- 温泉の成分変化 ― 和歌山県紀美野町 (11年1月20日)
- 温泉の温度が急激に変化 ― 鹿児島県霧島市 (11年2月7日)
- 温泉の色が突然変化 ― 北海道釧路市 (11年3月9日)
- 井戸の水質悪化 ― 京都市伏見区 (11年8月9日)
- 今年も異常湧水 ― 静岡県富士宮市 (11年9月19日)
- 富士山の麓は「水浸し」状態 (11年10月2日)
- 源泉のくみ上げストップ ― 山形県山形市 (11年12月27日)
- 異常湧水に収束の兆し ― 静岡県富士宮市 (12年1月25日)
- 異常湧水に収束の兆し ― 静岡県富士宮市 (続報) (12年2月12日)
- 温泉の水量減少 ― 北海道・支笏湖温泉 (12年2月14日)
- 水源のミネラル分急増 ― 広島県三次市 (12年2月19日)
- 全国で頻発 地下水異常 (12年3月3日)