発生は昨年後半からで、場所は豊後水道から足摺岬にかけてのプレート境界。これまでのスリップで M6.3 相当のエネルギーが開放されたが、過去 2回のスリップでは M7.0 に相当するエネルギーが開放されているので、今回のスリップはしばらく継続する見込み、とのことです。
発表文の最後に 「推定されたプレート間滑りの大きい領域が、過去の例と比較してやや東側に寄っていることも特徴です」 とさりげなく書かれていますが、いささか気がかりです。
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