2010年3月5日金曜日

3火山が活発化 ― コスタリカ

中米・コスタリカで 3つの火山が活発化しています。

Arenal 山
Arenal山はコスタリカ北部にある標高 1670m の成層火山です。以前から活発な活動を続けていますが、3月 2日と 3日、火砕流や溶岩流出を伴う噴火をおこしました。周辺で森林火災も発生しています。

イラス(Irazú)山
イラス山はコスタリカ中央部、首都サンホセの直近にある標高 3432m の成層火山です(首都から約 25km)。3月 1日から 2日にかけての夜間、この火山周辺で群発地震が発生、午後 7時からの 30分間に 9回の有感地震があり、住民にパニックが広がりました。OVSICORI(コスタリカ火山学・地震学観測所)によれば、いずれも M3 未満で、震源はイラス山北東部とのこと。

イラス山については、スペインによる征服以降、23回の噴火が記録されています。最後の噴火は 1965年でした。

Poás 山
Arenal 山とイラス山の中間にある Poás山が、2月 23日に水蒸気爆発をおこしています。

3つの火山の位置は以下の地図で確認できます:

過去の関連記事