6月26日、ガラパゴス諸島最大のイサベラ島にあるシエラ・ネグラ山(地図)が群発地震(最大 M4.6)に続いて噴火を始めました。噴煙は最高1万メートルに達し、山頂から流れ出した溶岩は海に向かっているとのことです。山麓の住民約250人が避難しています。シエラ・ネグラ山はガラパゴス諸島最大の火山で、カルデラは 9km × 7km の大きさがあります。エクアドルの環境大臣 Tarcisio Granizo 氏は "The colossus is awakening"(un nuevo coloso se despierta、新たな巨人が目覚めた)と発言しています。:
- Alerta naranja por erupción del volcán Sierra Negra en Galápagos (写真あり)
- ‘Colossus waking up’: Volcano eruption triggers evacuations in Ecuador’s Galapagos Islands (写真あり)
- ガラパゴス諸島 シエラネグラ火山で噴火
シエラ・ネグラ山が最後に噴火したのは 2005年のことです。
ガラパゴス諸島では、10日ほど前にフェルナンディナ島(地図)にあるラ・クンブレ山も噴火し、溶岩が海に流れ込んでいます:
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