気象庁の常時観測火山・岩木山の中腹にある嶽温泉(地図)で、12月28日から源泉の温度が急に下がり、ほとんどの温泉施設が休業状態となっています。原因についてははっきりしていませんが、源泉の設備に何らかのトラブルがあった可能性や、2022年8月の大雨が関係しているのではないかとの指摘が報道されています。
「源泉が4本あるうち、一番熱い源泉が80℃から50℃まで下がり、湯量は5分の1になっているほか、温度が40℃を切っている源泉もある」:
- 弘前の嶽温泉で源泉温度が下がる異変 (写真あり)
- 岩木山麓・嶽温泉、お湯が出ない 青森・弘前市 源泉設備トラブルか、旅館の大半が休業 (写真あり)
- 嶽温泉の源泉の温度が低下し温泉施設が休業状態に (動画あり)
昨年は、隣接する秋田県でも温泉の異変が報道されています:
- 源泉の湯に泥が混じる — 秋田県潟上市 (22年6月11日)
- 源泉の温度低下、湯量減少 — 秋田県湯沢市 (22年11月16日)
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