以下は『週刊朝日』所載の記事ですが、このブログの7月1日付「東北地方の5火山、5~15cm沈降」で触れた『Nature Asia』の記事とほぼ同じ内容です:
東北地方の5つの火山地域で、地盤が局所的に沈降していることが判明。沈降は5~15cm。5つの火山とは秋田駒ヶ岳、栗駒山、蔵王山、吾妻山、那須岳。マグマだまりを中心とした高温で強度が弱い地盤が、東北地方太平洋沖地震にともなう地殻変動によって水平方向の伸張応力を受け沈降したと考えられています。
5つの火山のうち、秋田駒ヶ岳、蔵王山、吾妻山では、火山性微動や火山性地震などが増加したり、傾斜計に変動が現れるといった噴火の前兆ともみられる変化が起きています。詳しくは以下の関連記事をお読みください。
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