8月9日付「八甲田山 地震の増加傾向続く ― 青森県青森市 (続報)」の続報です。
気象庁が9月9日に発表した「八甲田山の火山活動解説資料(平成25年8月)」(PDF形式)によると、八甲田山(地図)の「山頂付近を震源とする火山性地震はやや多い状況で経過していますが、7月下旬以降、規模のやや大きな地震の占める割合は少なくなっています」とのことです。
同資料に掲載されている「広域地震観測網による八甲田山周辺の地震活動図」のグラフを見ると、地震の積算回数を示す曲線の上昇が以前と比べると穏やかになっています。さらなる上昇に向けての「踊り場」なのか、このまま沈静化に向かうのか気になるところです。
広域地震観測網による八甲田山周辺の地震活動図 (2008年7月1日~2013年8月31 日) 仙台管区気象台「八甲田山の火山解説資料(平成25年8月)」より引用 (クリックで拡大) |
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