気象庁が8月8日に発表した「秋田駒ヶ岳の火山活動解説資料(平成25年7月)」(PDF形式)によると、6月27日に実施した秋田駒ヶ岳(地図)の現地調査で「女岳南東火口縁外側及び南東火口内南西側で、高温域のわずかな拡大と昇温が確認」されたとのことです。
8月8日、国土交通省湯沢河川国道事務所、秋田・岩手両県自治体、地方気象台など計8機関の防災担当者による秋田駒ヶ岳の現地調査がおこなわれました。「約40年周期で噴火してきたとされる秋田、岩手両県にまたがる秋田駒ヶ岳(中略)前回の噴火から既に約43年がたっているため、関係機関で連携していくことを確認した」、「2009年頃から、過去に噴火した付近の地表面温度が上昇している」:
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