「季節により規則正しい増減傾向を示す大気中のラドンガス濃度が、平成20年ごろから数値が乱れ始め、昨年6月から12月初旬まで増加。その後急激に減少し、東日本大震災発生までの約3カ月間、通常よりやや低い濃度レベルを維持した停滞期間が続いた」:
兵庫県南部地震(阪神・淡路大震災)の前にも、類似した現象が観測されていました。
「大気中のラドンガス濃度の計測は、放射線測定をしている施設(原発周辺のモニタリングポスト、大学、病院など)でも可能だ」とのことです。福島第一原子力発電所の事故以降、全国で定常的に大気中の放射線を測定しているポイントが増え、測定結果の公開も進んでいるので、原発事故の思わぬ余録として地震予知が進展するかも知れません。
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