「 PBF特異継続で再考 5/6±2 に静穏化の場合 = 5/17±3 の可能性 」
現況
PBF特異が終息せず継続出現している。CH26観測装置に出現しているのは、顕著特異変動と PBF特異変動。
考察
PBF特異が収束していない現状に鑑み、初現を再検討。初現 3月11.2日、極大 4月3.6日から 5月17日±3日が算出される。
CH20 に 4月25.4日をピークに現れた顕著特異については、直前変動としていたが、初現 4月14日に対する極大として計算すると 5月16日±3日が算出される。
2024年10月~11月時期に出現していたタイプの変動が 4月中に CH12、CH14、CH34 観測装置に同期して出現した。初現を 4月6日、最も継続時間が長 4月19日を極大とすると 5月14日±3日が算出される。
以上 3つの計算から、地震発生時期として 5月17日±3日が推定される。この推定日が正しい場合は、5月6日±2日に PBF特異変動が静穏化する計算になる。
地震発生日のみ修正。推定領域や推定規模等には前回の更新情報からの変更はない。
「変動に認識、解析がうまくいかず、大変ご迷惑をおかけし、大変申し訳ございません。」
[注]特異変動については『
FM(VHF帯域)電波電離層モニター観測による「地震・火山の予報」解説資料
』(PDF形式)の 9ページを参照してください。
推定日 | 5月17日 ±3日 現在継続中の PBF特異が 5月6日±2日に静穏化しない場合は、5月末時期の可能性も考えられる。PBF特異が静穏化するか否かを観測して、続報。 |
推定時間帯 | 09時 ±2時間 または 18時 ±3時間 |
推定震央領域
|
前回の更新情報「
続報 No.416
」所載の図2参照
太線領域内=大枠推定領域
斜線領域=可能性が考えやすい推定領域 震央が火山近傍領域である可能性が高い 弧線A~B以南の可能性は極めて低い
直近で噴火の可能性が考えられる前兆変動はないので、現状では震央近傍火山の噴火の可能性は考えにくい。
|
推定規模 |
主震:M8.0 ± 0.3
複合の場合:M7.3±0.3 + M7.1±0.3 など
余震を含まない大型地震の断層長が合計で約110〜150km 程度となるような複合地震活動の可能性
群発的な活動の可能性もあり |
推定地震種 |
震源が浅い陸域地殻内地震
|
このブログ記事のタイトルが「近畿圏・・・」となっているのは、当初の推定震央領域が近畿圏とされていたためです。その後、推定領域は徐々に東にずれ、現在は長野県や群馬県を中心とした地域とされています。推定領域が変化するにしたがってタイトルを変えると、過去の記事の検索が不便になると考え、当初のタイトルのままとしています。
関連記事
-
近畿圏中心領域大型地震
(13年4月17日)
- 能登半島地震は予報されていた (24年1月3日)
-
日向灘の地震は予報されていた
(24年9月2日)
- 近畿圏中心領域大型地震 (続報-339) (25年3月29日)
- 近畿圏中心領域大型地震 (続報-340) (25年4月1日)
- 近畿圏中心領域大型地震 (続報-341) (25年4月5日)
- 近畿圏中心領域大型地震 (続報-342) (25年4月6日)
- 近畿圏中心領域大型地震 (続報-343) (25年4月10日)
- 近畿圏中心領域大型地震 (続報-344) (25年4月12日)
- 近畿圏中心領域大型地震 (続報-345) (25年4月16日)
- 近畿圏中心領域大型地震 (続報-346) (25年4月19日)
- 近畿圏中心領域大型地震 (続報-347) (25年4月25日)
- 近畿圏中心領域大型地震 (続報-348) (25年4月26日)