2025年5月1日木曜日

近畿圏中心領域大型地震 (続報-349)

 
八ヶ岳南麓天文台(地図)の 串田嘉男 氏が「No.1778 長期継続大型地震前兆」について 5月1日17時30分付けで「続報 No.417」(PDF形式)を出しています ——
 
「 PBF特異継続で再考 5/6±2 に静穏化の場合 = 5/17±3 の可能性 」
 
 
現況
 
PBF特異が終息せず継続出現している。CH26観測装置に出現しているのは、顕著特異変動と PBF特異変動。
 
考察

PBF特異が収束していない現状に鑑み、初現を再検討。初現 3月11.2日、極大 4月3.6日から 5月17日±3日が算出される。

CH20 に 4月25.4日をピークに現れた顕著特異については、直前変動としていたが、初現 4月14日に対する極大として計算すると 5月16日±3日が算出される。

2024年10月~11月時期に出現していたタイプの変動が 4月中に CH12、CH14、CH34 観測装置に同期して出現した。初現を 4月6日、最も継続時間が長 4月19日を極大とすると 5月14日±3日が算出される。

以上 3つの計算から、地震発生時期として 5月17日±3日が推定される。この推定日が正しい場合は、5月6日±2日に PBF特異変動が静穏化する計算になる。
 
地震発生日のみ修正。推定領域や推定規模等には前回の更新情報からの変更はない。
 
 
「変動に認識、解析がうまくいかず、大変ご迷惑をおかけし、大変申し訳ございません。」
  
 
 [注]特異変動については『 FM(VHF帯域)電波電離層モニター観測による「地震・火山の予報」解説資料 』(PDF形式)の 9ページを参照してください。


推定日 5月17日 ±3日
現在継続中の PBF特異が 5月6日±2日に静穏化しない場合は、5月末時期の可能性も考えられる。PBF特異が静穏化するか否かを観測して、続報。
推定時間帯 09時 ±2時間 または 18時 ±3時間
推定震央領域

前回の更新情報「 続報 No.416 」所載の図2参照
太線領域内=大枠推定領域
斜線領域=可能性が考えやすい推定領域
震央が火山近傍領域である可能性が高い
弧線A~B以南の可能性は極めて低い

直近で噴火の可能性が考えられる前兆変動はないので、現状では震央近傍火山の噴火の可能性は考えにくい。
推定規模 主震:M8.0 ± 0.3
複合の場合:M7.3±0.3 + M7.1±0.3 など
余震を含まない大型地震の断層長が合計で約110〜150km 程度となるような複合地震活動の可能性
群発的な活動の可能性もあり
推定地震種 震源が浅い陸域地殻内地震
 
 
このブログ記事のタイトルが「近畿圏・・・」となっているのは、当初の推定震央領域が近畿圏とされていたためです。その後、推定領域は徐々に東にずれ、現在は長野県や群馬県を中心とした地域とされています。推定領域が変化するにしたがってタイトルを変えると、過去の記事の検索が不便になると考え、当初のタイトルのままとしています。
 
 
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