内容の概略は以下のとおりです ——
前回の更新情報では、地震発生の時期として 7月23日 ±3日の可能性を考えていた。この場合、7月中ごろまでに前兆変動が終息すると考えられる。しかし、現在も複数の観測装置で前兆変動が継続している。7月17日までに前兆変動が終息した場合は、7月23日 ±3日の可能性が残る。
7月18日以降も前兆変動が継続した場合は、前兆関係を見直した結果として、8月7日 ±3日の可能性が考えられる。
「発生推定時期は、早い場合の可能性を考慮して前兆関係を観ています。このため、推定された前兆変動終息時期に終息しない場合は前兆関係の見直し再考を余儀なくされています。」
「7/18 以前に前兆変動が終息した場合は即刻続報を出しますが、続報が無い場合は、7/18 以降も前兆変動が継続し、次の早い場合の可能性としては 図2 に示す 8/7±3 時期が考えやすいとご理解下さい。」
「発生がより先となる可能性も否定はできませんので、変化を鑑み検討を続けます。」
——
推定日 | 8月7日 ±3日 の可能性あり (7月18日以降も前兆が継続した場合) |
推定時間帯 | 09:00 ±2時間 または 18:00 ±3時間 |
推定震央領域 | 「続報 No.368」所載の図3参照(太線領域内=大枠推定域; 斜線領域=可能性が考えやすい推定領域; 震源域が火山近傍である可能性高い) |
推定規模 | M8.0 ± 0.3 (主震が単発の場合:M8.0 ± 0.3; 複合地震の場合:M7.4 ± 0.3 + M7.3 ± 0.3 など) |
推定地震種 | 震源が浅い陸域地殻内地震 |
このブログ記事のタイトルが「近畿圏・・・」となっているのは、当初の推定震央領域が近畿圏とされていたためです。その後、推定領域は徐々に東にずれ、現在は長野県や群馬県を中心とした地域とされています。推定領域が変化するにしたがってタイトルを変えると、過去の記事の検索が不便になると考え、当初のタイトルのままとしています。
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